海軍の街として有名な横須賀。
ある日、ネットで「陸奥里帰り」という単語を発見。
早速調べてみると、衝撃的な事実が!
なんと、横須賀市と有志の方々の寄付により、ついに2016年9月13日にお台場→横須賀まで海上輸送で里帰りするとのこと。
里帰りする計画があるのは、うすうす聞いていたけど、こんなすぐに決行されるとは思わなかった。
一応軍艦好きとしては、これは行くしかない!


戦艦『陸奥』とは?
陸奥(むつ)は、大日本帝国海軍戦艦[1]。艦名は青森県から福島県にかけての旧国名・陸奥国を名前の由来に持つ[2][3]。帝国海軍の象徴として日本国民から親しまれたものの、1943年(昭和18年)6月に主砲火薬庫から爆発を起こして沈没した。
建造所 横須賀海軍工廠
wikipediaより一部引用

この戦艦陸奥の4番主砲は東京都お台場の「船の科学館」に展示してあったもの。
2020年東京オリンピックに伴うお台場付近の再開発のため、2017年に横須賀市へ里帰りすることが決まりました。
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4番主砲は上図に記した通り、船尾の主砲です。
詳しくは→ 戦艦陸奥 横須賀市 主砲里帰りの会


9月13日AM8:00頃
朝起きて外を見ると、かなりの大雨。
あーこれは中止かもしれないなぁと思い、半ばあきらめムード。

AM10:00頃
雨がやんできたので、ほのかな期待を胸にヴェルニー公園へ。
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おおおお!さっそく作業が開始されているではないか!
それにしても、遠巻きに見ても主砲がわかるのがすごい。
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近づいて撮影。
後ろに自衛隊の護衛艦がいるのがイイ!
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主砲の置き場所は、JR横須賀駅付近のヴェルニー公園入口。
写真左側にちょこっと映ってる台座があるので、そこに展示予定。
これから、あの大型クレーンからの作業が始まる。
横須賀市職員や自衛隊の広報の方?など大勢の観客が見守っていた。
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クレーンの操縦手すごい!
あんな大きなクレーンであんな重いものを絶妙のバランスで降ろしている。
見ていて、ドキドキした。
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回り込んで、撮影。
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台座ぎりぎりまで降ろすと、ここで微調整してるためなかなか進まず。
しかし、職人の技だ。
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ついに台座に着地!
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つながれていたロープなどが外された。
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80年ぶりの横須賀へおかえりなさい!

ちなみに船の博物館に展示してあったこの41cm主砲は、穴などの部分が全部埋められてしまっているんだよね。
長野県の聖博物館には、ふさがれていない主砲が展示してある。
ちなみに参考画像をネットから拝借↓
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↓こちらが砲弾が出る部分。
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みていてゾクゾクする技術力。