ニッポンレンタカーのポイントが貯まっていたので車を借りて何処かへいってみることに。
日帰り&下道でいける程よい場所を探していると、廃村特集に行き着いた。
そこには秩父にひっそり佇む廃村があるという記事。
この廃村は、PS2ゲームソフト「SIREN」の羽生蛇村のモデルになったそうで。
大学時代にSIRENというゲームに熱中したなぁ。 
ってなわけで、廃村巡りで決定。
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行先は決まったのでさっそく何の車にしようかなー。
ニッポンレンタカーでは現在、メルセデスベンツをレンタルできるらしい。
また、前々からSUVを運転してみたかったので、フォレスターにするか…。
どちらも1万オーバーでポイントで減額してもなかなか高額。
正直、お金かけたくなかったので、あまり高額でない車種にすることに。
ってなわけでデミオクリーンディーゼルに決定。
マツダのディーゼルに一度乗ってみたかったんだよね。
さっそく予約した。

当日。
朝8時、レンタカー屋で車を借りる。
mazda DEMIO 15XD
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車のレビューは、別記事で書くことにして、廃墟巡りへ。
横須賀から、秩父の浦山ダムまで下道で約3時間半。
基本的には有料道路を通らないので、なかなかの長旅になりそうです。
国道16号線をひたすら北上し、町田、八王子を通り目的地へ。
朝の16号線はやはり混む。
八王子を過ぎるまでは、ほとんど渋滞だった。
それ以降は市街地から離れて山道になり、車の数も少ないので快適!
ここからがディーゼルエンジンの本領発揮。
ディーゼルはトルクが素晴らしい!!
ぐんぐん登る。私の所有しているアクセラだとエンジンが唸りまくって悲鳴をあげそう(汗
山道の運転に関しては過去の新潟、石垣島、箱根などでだいぶ慣れた。
変速ギアを使用して、安定して走行できるようになった。
山道運転をしばらく楽しんでいると、浦山ダムへ到着。
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ダム自体を久しぶりに見た気がする。
 小学生のときかな?どこかのダムをみたような…。
かなり久々だなぁ。
にしてもデカイ。よく人が作ったもんだ。
ボケーとみていると、時間が押していることに気づく。
現在時刻は12時半。
デミオの返却時間は20時。
廃墟の他に秩父市街地を観光する時間や帰りの時間を考えているとここで時間を使っている暇はない。
再びデミオに乗って、目的地の廃墟へ。
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目的地の廃墟群は。県営のキャンプ場の近くにあるという情報をネットで調べておいた。
地図を見ると浦山公民館の近くに、県営のキャンプ場がある。
さっそく道沿いにある公民館を発見するもキャンプ場がなかなか見つからない・・・。
キャンプ場は公民館より山側なので、そっちのほうに行きたいけど、なかなか車が入れそうな道がない。
かなりウロウロして、車一台が入れそうな細い道をみつけて入ってみる。
狭い狭い。
しかも、坂道&クネクネ道なので難易度高い。
対向車線から車来たらしばらくバックでも戻らないといけないのでヒヤヒヤしながら運転。
幸い、対向車はこなかった。
しばらく細道を登っていくと小さい看板でキャンプ場の文字が。
おーこんなところにあるのか・・・。
キャンプ場まで車で行けそうにない。
なので、駐車して探索開始。
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まだここら辺は、道が舗装されているため非常に楽です。
静かでいいね。
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この段階でも結構見晴らしが良い。
キャンプ場までの道のりには、住民の方が生活しているので邪魔をしないように注意。
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歩いているとすぐに廃墟を発見。
でも住民の畑が近くにあったので、近寄らないことに。
ここらへんは普通に人に出会う。
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そして、キャンプ場。
今の時期は閉鎖されているため立ち入りできず。
横の道を進むことに。
ここから先は、まさに獣道。
ヘタな恰好で入ると後悔します。
細道を少し歩くとさっそく発見。
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ずいぶんと崩壊してます。
人生の中で、廃墟を間近でみるのは初めてだが、不思議な気分。
物悲しくもあるんだけど、ちょっと神秘的。
昔ここに人々の生活があったんだよな・・・。
自然と人工物の融合みたいで見惚れてしまった。
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反対側から見ると、すごい崩壊具合。
これは中に入るのは危険。
ここで、生き埋めにあったら誰も助けてくれなさそう。
というか、虫がすごすぎて入れない。
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道の途中にお地蔵さんがありました。
こういうの風情があっていいね。時代劇で団子屋がある感じ。
ただ、お地蔵さんの横に看板があり、お地蔵さんが一体盗難にあったそうで。
罰当たりの人がいるもんだ。
ゲーム「SIREN」の人気でここにも随分と人が来るようになって、住民や警察が迷惑してるみたい。
警察の巡回場所にもなってる模様。
ファンならルールを守ってほしいものだ。
さらに奥へ歩いていくと、蔵?を発見。
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中が真っ暗で怖い。
だれもいるはずがないんだけど、何かいる気がしてしまって、そうそうに立ち去る。
蔵の近くに神社を発見。
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ここ「十二社神社」というそうで手入れがされており、綺麗。
人が管理してるものをここでみるとすごく違和感。
一応、お参りしておくことに。
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人っ子一人いない山の中の神社。
手を合わせて目を瞑ると、風の音や鳥の鳴き声だけが聞こえる。
すごく落ち着く。
都会では決して味わうことのできないね。
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境内にたけのこが。
立派に育ってる。

お参りを済ませて、探索再開。
先ほどみた廃墟は、目的地の廃墟群の外れにあるものらしく、目的地を探すことに。
にしても道がわからない。
ほんのり道っぽいものがあるんだが、どこに行けば廃村村へ辿り着けるのかさっぱり。
いろんなサイトの情報をみて目印を探しても「そんな目印ない」ってのが多かった。
風化が進んでなくなってるのかもしれないなぁ。
止まっていても仕方ないので、適当な道を進んでみることにした。
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歩いていると、バイクの残骸が。
こんなところ、どうやってバイクできたんだ…。
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途中、小さな橋を発見。
ちゃんと渡れます。
最近、アンチャーデッドをやったんで気分が高揚。
すごく冒険してるみたい。
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道がたくさん分岐して迷っていると、墓地を発見。
このお墓はまだ使用しているのか…。
倒れて朽ちているお墓もあったんでもう誰も来てないかもしれない。
こういった風景も神秘的。
目的地がわからず、ひたすら歩く。
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にしても、山道を歩くのはしんどい。
ここまでしんどいとは思わなかった。
汗が止まらない。
普段の運動不足のせいだな。
山を甘く見てた。
ひたすら、これ道?みたいな道を歩くが何もない。
30分以上歩いて一回開けた場所に着いたが、何もなし。
そこから先はものすごい急な坂道。
これ以上、歩くと自分の体力もやばいし、迷ったら最悪だから引き返すことに。
自分の方向音痴に泣く。
おそらくだけど、その先に行けば集落がある気がする・・・。
せっかく来たけど、時間もそろそろまずいので断念。
来た道を戻ることに。
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帰りがけに崩壊している行きに見つけた廃墟をみつめる。
家が崩壊してるだけなのに、すごく芸術的なんだよね。
見ていて飽きないな。

そんなこんなで、車へ戻る。
山道は、虫もすごいが蜘蛛の巣がたくさんあって大変だった。
身体中、蜘蛛の巣だらけ。
なので、温泉へ行って汗と蜘蛛の巣を洗い流すことに。
スマホで検索すると、近くに武甲温泉があるので行ってみる。
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ここは、ここらへんの住民の方の銭湯というか健康ランド。
入場料(¥700)を払って中へ入ると、演歌を熱唱しているご老人が。
楽しんでいるようで何より。
さっそく私は温泉へ。
ここの大浴場は広くて、きれい!
しかも露天風呂もある。
非常にゆったりできる場所だった。
いやーいい運動したし、温泉は入れて最高!
温泉でまったりしていると、時間が15時半すぎ。
そろそろ帰らないと返却時間に間に合わなさそう。
しぶしぶ、温泉をでて服を着る。
車に戻り、ナビをレンタカー屋にセットして出発。
帰り道は保土ヶ谷バイパスが渋滞してるかなと思ったけど、意外と渋滞はなく結構早めに着いてしまった。
早く着いたと言っても、時間が中途半端なので返却。
自宅まで歩いて帰宅。

今回は、本当に山道をなめていた。
ものすごくしんどいし、迷うし、たどり着けないしで散々。
今度行く時は時間に余裕をもっともたせて、紙の地図を用意しよう。
本当は、SIRENのあのステージの廃墟をみたかった…。
まぁまた今度。
 
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