マツダの新世代商品第1弾「MAZDA3」
今回は、日本ではあまりみかけない1.5Lガソリンエンジンを搭載したセダンタイプのMAZDA3を体験してきました。

今回は、日本ではあまりみかけない1.5Lガソリンエンジンを搭載したセダンタイプのMAZDA3を体験してきました。

以前、タイムズレンタカーさんで新型MAZDA3をレンタルできることを知りました。
→新型MAZDA3のレンタカーについて(1.5Lセダンモデルも) : K-BLOG
ハッチバックモデルは普及が進んでいますが、セダンモデルは日本では市販されていない「SKYACTIV-G 1.5」を搭載したレンタカー専用グレードのため結構レアですね。
(市販セダンモデルのベースグレードは、SKYACTIV-G 2.0搭載の20S PROACTIVE)
どうしてもこの「セダンモデル」を体験してみたかったので、借りてみました。
お借りしたレンタカー会社さんは「タイムズレンタカー」さんです。
電話でのお問合せで色々相談させて頂き、無事借りることが出来ました。
今回、お借りした車両の概要は以下の通り。
▼車名
MAZDA3 SEDAN
▼型式
6BA-BP5P
▼搭載エンジン
SKYACTIV-G 1.5
▼外装色
ソニックシルバーメタリック


納車されて日が浅いため、非常に綺麗な状態でした。
走行距離も4,000km台とまだまだ殆ど走っていませんでした。
グレードはおそらく「15C」かと思われます。
今回、本来配備されている店舗と別店舗でレンタルしたためか、対応する店員さんに「レアな車両を見れた」と仰って頂けました。
タイムズさんでもかなりレアな車両のようです。
627 km
▼燃費
19.05 km/L
走行した場所については本編参照
→(編集中)
個人的感想なので間違っている可能性があるのでご了承ください。
1.5Lガソリンエンジンということでかなり興味がありました。
以前、所有していたアクセラでは「多少の力不足」と「エンジン音の安っぽさ」などが気になっていたので、そこら辺が変わっているのかを今回確かめることが出来ました。
率直な感想としては「ロードスターに乗っているみたいで気持ちいい」でした。
そう感じた要素は2つあります。
1つ目が「エンジン音」です。
アクセルを踏み込んでからのエンジン音が非常に心地いいですねぇ。
2.0Lガソリンエンジンなどと比べると音量は大きいですが、音自体が気持ちいいのでガンガン回したくなる気持ちになります。
室内から聞く音もアクセラと比べ、良い音がしている気がします。
その音のおかげもあってか、市街地走行では「力不足」というのは感じませんでした。
ただ、流石に山道などでは感じますが、それは当たり前ですね。
2つ目が「カーブを曲がる」です。
カーブを走行中、まるでロードスターに乗っているような感じがしました。
こう、なんというか「よく曲がる」と表現した方がいいのかもしれません。
現行車種と比べるとステアリングの操舵性があがっているような、そんな感じ。
これがまた気持ちいいんです。
今回走行した場所が高速道路あり山ありと色々なシチュエーションでした。
どこを走っていても自分が操作した通りに動いてくれます。
それでいて、操作に対して敏感に反応するわけではなくステアリングを一定に回すだけで綺麗に曲がることが出来るのが気持ちいい。
マツダの掲げる「人馬一体」がさらに進化したという印象でした。
これら2つの要素が走りを楽しくしてくれました。
それと、「地面を吸い付くようにすぅーと走る」というのも印象的でしたねぇ。
舗装がしっかりした道路ではスゥーと走ります。
これをどう表現したらいいのかわかりませんが、スゥーとです。
室内の静穏性も向上しているためかこれは癖になります。
シートの座り心地もよく、長距離運転をしても苦になりません。

シートは標準で太もも部分の高さも調整できます(円形の取っ手部分)
ロードスターにあったやつですね。
これのおかげで真のドライビングポジションを調整することが出来ました。
これらがレンタカーでも味わえるのはすごい。
個人的に1.5Lではダメかと思っていましたが、全く問題ありません。
街乗りメインの方にはうってつけのモデルとなっています。
緊急ブレーキ(SBS)や自動ハイビーム(HBC)、そしてBSMやADD、MRCCが標準装備されています。
しかも、最新型のSBSなんですよね。

それと電動パーキングブレーキ(オートホールド付)も標準です。
これが最高でした。
信号停止で止まった際に「HOLD」され、青信号を待っている際には足をアクセルペダル付近に準備させておくことが可能となっていました。
これ、地味ですが、スタートの際には非常に重要でした。
これの有無によってスタートの速さがまるで違います。
もう、これ無しには満足できません。
次に、ちゃんとリアカメラも装備されています。

新世代からはデジタル伝送により高画質化されています。
そして、ちゃんと真っすぐ止まれました。
アクセラの時は歪みかカメラの取り付け位置の影響で、微妙に曲がって停止することが多かったんですよねぇ。
この改良は地味に大きい気がします。
これこそが正にレンタカーの最低限の標準装備ではないかと思います。
緊急ブレーキなどで安心を確保でき、さらに死角をなくすBSMなどはもはや必須です。
さらに高速道路でのMRCCは快適そのものでした。
特に重宝したのが「ADD」でした。

フロントガラスに照射される速度とナビで安心安全な走行が出来ました。
また、新世代マツダコネクトが標準装備されており、音楽などのメディア関係は非常に充実しています。
ナビも純正品が使用可能に。

さらにマツダの音響システムが素晴らしい。
マツダの謳う「走るオーディオルーム」は間違いではありません。
長い距離を走りたくなるという相乗効果を生み出してくれました。
マツダの標準装備設定は本当に素晴らしいですねぇ。
レンタカーグレードでも抜け目ない装備設定に感激しました。
流石マツダです。
まずは「MRCC」です。
山陽道を走行中、左車線でMRCCを使用してました。
すると前方に右車線から車両が比較的近距離で車線変更してきた際に、MRCCが急にカックンブレーキで減速しました。
この時の衝撃がかなりのものでした。
自分で操作すれば、もうちょっと自然に減速できるのになぁと感じます。
それと、加速時もかなり高回転での加速です。
ここら辺の制御がまだまだ改善の余地があるのかもしれません。
それでも十分凄い技術なんですけどね
次に「ADD」です。
これは極めて個人的になんですが、結構酔いやすいです。
運転している時に酔ったのは久しぶりでした。
視線移動は少ないんですが、焦点を合わせなければいけないのと輝度が問題でした。
初期設定は個人的にはかなり眩しい。
設定で変更できるんですが、日陰に入ると今度は見えないという絶妙な結果に。
また、トンネル内に入ると自動調整しくれるんですが、ワンテンポ遅れます。
なので、結構眩しいなと設定を弄る場面などが多かったです。
あのワンテンポ遅い自動調整がさらに良くなれば最高かもしれません。
そう思いました。
旅が非常に快適になりましたねぇ。
1.5Lガソリンエンジンは新世代では不要かとも思っていましたが、全くそんなことはありませんでした。
そして何より新世代は本当に進化しました。
全てにおいて進化しています。
個人的印象では「アクセラがロードスターのような走りを手に入れた」というのが一番です。
何言ってるんだ?と思わるかもしれませんが、そう感じました。
内装などもロードスターに似ている部分がいくつかあります。
もしかすると、ロードスターは本当に新時代技術を先取りしていたのかもしれませんねぇ。
改めてマツダの凄さを実感できました。
このレンタカー仕様「MAZDA3 SEDAN」は現時点では台数は少ないそうです。
関東では茨城にあるそうで。
また、MAZDA3 FASTBACKに関してはどんどんと台数が増えているとのこと。
山口宇部空港店では駐車場に沢山止まっていました。
是非ご旅行の際にはMAZDA3を借りて快適な旅をお楽しみください。
→新型「MAZDA3 SEDAN(SKYACTIV-G 1.5)」を体験する【外装編】: K-BLOG
→新型「MAZDA3 SEDAN(SKYACTIV-G 1.5)」を体験する【内装編】 : K-BLOG
→新型MAZDA3のレンタカーについて(1.5Lセダンモデルも) : K-BLOG
ハッチバックモデルは普及が進んでいますが、セダンモデルは日本では市販されていない「SKYACTIV-G 1.5」を搭載したレンタカー専用グレードのため結構レアですね。
(市販セダンモデルのベースグレードは、SKYACTIV-G 2.0搭載の20S PROACTIVE)
どうしてもこの「セダンモデル」を体験してみたかったので、借りてみました。
お借りしたレンタカー会社さんは「タイムズレンタカー」さんです。
電話でのお問合せで色々相談させて頂き、無事借りることが出来ました。
今回、お借りした車両の概要は以下の通り。
▼車名
MAZDA3 SEDAN
▼型式
6BA-BP5P
▼搭載エンジン
SKYACTIV-G 1.5
▼外装色
ソニックシルバーメタリック


納車されて日が浅いため、非常に綺麗な状態でした。
走行距離も4,000km台とまだまだ殆ど走っていませんでした。
グレードはおそらく「15C」かと思われます。
今回、本来配備されている店舗と別店舗でレンタルしたためか、対応する店員さんに「レアな車両を見れた」と仰って頂けました。
タイムズさんでもかなりレアな車両のようです。
走行距離と燃費
▼走行距離627 km
▼燃費
19.05 km/L
走行した場所については本編参照
→(編集中)
走りについて
まず、走りについての個人的感想です。個人的感想なので間違っている可能性があるのでご了承ください。
1.5Lガソリンエンジンということでかなり興味がありました。
以前、所有していたアクセラでは「多少の力不足」と「エンジン音の安っぽさ」などが気になっていたので、そこら辺が変わっているのかを今回確かめることが出来ました。
率直な感想としては「ロードスターに乗っているみたいで気持ちいい」でした。
そう感じた要素は2つあります。
1つ目が「エンジン音」です。
アクセルを踏み込んでからのエンジン音が非常に心地いいですねぇ。
2.0Lガソリンエンジンなどと比べると音量は大きいですが、音自体が気持ちいいのでガンガン回したくなる気持ちになります。
室内から聞く音もアクセラと比べ、良い音がしている気がします。
その音のおかげもあってか、市街地走行では「力不足」というのは感じませんでした。
ただ、流石に山道などでは感じますが、それは当たり前ですね。
2つ目が「カーブを曲がる」です。
カーブを走行中、まるでロードスターに乗っているような感じがしました。
こう、なんというか「よく曲がる」と表現した方がいいのかもしれません。
現行車種と比べるとステアリングの操舵性があがっているような、そんな感じ。
これがまた気持ちいいんです。
今回走行した場所が高速道路あり山ありと色々なシチュエーションでした。
どこを走っていても自分が操作した通りに動いてくれます。
それでいて、操作に対して敏感に反応するわけではなくステアリングを一定に回すだけで綺麗に曲がることが出来るのが気持ちいい。
マツダの掲げる「人馬一体」がさらに進化したという印象でした。
これら2つの要素が走りを楽しくしてくれました。
それと、「地面を吸い付くようにすぅーと走る」というのも印象的でしたねぇ。
舗装がしっかりした道路ではスゥーと走ります。
これをどう表現したらいいのかわかりませんが、スゥーとです。
室内の静穏性も向上しているためかこれは癖になります。
シートの座り心地もよく、長距離運転をしても苦になりません。

シートは標準で太もも部分の高さも調整できます(円形の取っ手部分)
ロードスターにあったやつですね。
これのおかげで真のドライビングポジションを調整することが出来ました。
これらがレンタカーでも味わえるのはすごい。
個人的に1.5Lではダメかと思っていましたが、全く問題ありません。
街乗りメインの方にはうってつけのモデルとなっています。
装備について
装備に関しては「現行レンタカーの完成形」と言ってもいいかもしれません。緊急ブレーキ(SBS)や自動ハイビーム(HBC)、そしてBSMやADD、MRCCが標準装備されています。
しかも、最新型のSBSなんですよね。

それと電動パーキングブレーキ(オートホールド付)も標準です。
これが最高でした。
信号停止で止まった際に「HOLD」され、青信号を待っている際には足をアクセルペダル付近に準備させておくことが可能となっていました。
これ、地味ですが、スタートの際には非常に重要でした。
これの有無によってスタートの速さがまるで違います。
もう、これ無しには満足できません。
次に、ちゃんとリアカメラも装備されています。

新世代からはデジタル伝送により高画質化されています。
そして、ちゃんと真っすぐ止まれました。
アクセラの時は歪みかカメラの取り付け位置の影響で、微妙に曲がって停止することが多かったんですよねぇ。
この改良は地味に大きい気がします。
これこそが正にレンタカーの最低限の標準装備ではないかと思います。
緊急ブレーキなどで安心を確保でき、さらに死角をなくすBSMなどはもはや必須です。
さらに高速道路でのMRCCは快適そのものでした。
特に重宝したのが「ADD」でした。

フロントガラスに照射される速度とナビで安心安全な走行が出来ました。
また、新世代マツダコネクトが標準装備されており、音楽などのメディア関係は非常に充実しています。
ナビも純正品が使用可能に。

さらにマツダの音響システムが素晴らしい。
マツダの謳う「走るオーディオルーム」は間違いではありません。
長い距離を走りたくなるという相乗効果を生み出してくれました。
マツダの標準装備設定は本当に素晴らしいですねぇ。
レンタカーグレードでも抜け目ない装備設定に感激しました。
流石マツダです。
気になる点
最後に気になる点です。まずは「MRCC」です。
山陽道を走行中、左車線でMRCCを使用してました。
すると前方に右車線から車両が比較的近距離で車線変更してきた際に、MRCCが急にカックンブレーキで減速しました。
この時の衝撃がかなりのものでした。
自分で操作すれば、もうちょっと自然に減速できるのになぁと感じます。
それと、加速時もかなり高回転での加速です。
ここら辺の制御がまだまだ改善の余地があるのかもしれません。
それでも十分凄い技術なんですけどね
次に「ADD」です。
これは極めて個人的になんですが、結構酔いやすいです。
運転している時に酔ったのは久しぶりでした。
視線移動は少ないんですが、焦点を合わせなければいけないのと輝度が問題でした。
初期設定は個人的にはかなり眩しい。
設定で変更できるんですが、日陰に入ると今度は見えないという絶妙な結果に。
また、トンネル内に入ると自動調整しくれるんですが、ワンテンポ遅れます。
なので、結構眩しいなと設定を弄る場面などが多かったです。
あのワンテンポ遅い自動調整がさらに良くなれば最高かもしれません。
まとめ
レンタカーを借りるなら「MAZDA3」そう思いました。
旅が非常に快適になりましたねぇ。
1.5Lガソリンエンジンは新世代では不要かとも思っていましたが、全くそんなことはありませんでした。
そして何より新世代は本当に進化しました。
全てにおいて進化しています。
個人的印象では「アクセラがロードスターのような走りを手に入れた」というのが一番です。
何言ってるんだ?と思わるかもしれませんが、そう感じました。
内装などもロードスターに似ている部分がいくつかあります。
もしかすると、ロードスターは本当に新時代技術を先取りしていたのかもしれませんねぇ。
改めてマツダの凄さを実感できました。
このレンタカー仕様「MAZDA3 SEDAN」は現時点では台数は少ないそうです。
関東では茨城にあるそうで。
また、MAZDA3 FASTBACKに関してはどんどんと台数が増えているとのこと。
山口宇部空港店では駐車場に沢山止まっていました。
是非ご旅行の際にはMAZDA3を借りて快適な旅をお楽しみください。
→新型「MAZDA3 SEDAN(SKYACTIV-G 1.5)」を体験する【外装編】: K-BLOG
→新型「MAZDA3 SEDAN(SKYACTIV-G 1.5)」を体験する【内装編】 : K-BLOG