最近のマツダ車に標準搭載され始めている「車速感応オートドアロック」
現状でどのモデルに対応しているのかが気になったので調べてみました。
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車速感応オートドアロックとは「車速が20 km/hを超えると、自動ですべてのドア、リアゲート/トランクを施錠する」という機能です。車速の他にもシフトレバーや電源にも連動しており、様々な用途に応じて自動でドアロックしてくれる機能などもあります。

まずは、マツダ車でどのモデルが対応しているかです。
マツダ公式FAQに掲載されています。
(2019年09月13日現在)
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2019年5月現在では、デミオとCX-3を除くモデルが対応しています。
では、MAZDA2ではどうなっているのかと取扱説明書を調べると「非対応」でした。
マツダコネクトの設定項目に「車速感応式オートドアロック」がありません。
ということで、現状はMAZDA2とCX-3のみが対応していないようですねぇ。
小さなお子さんと乗る機会が多そうなMAZDA2では是非とも対応してほしいところです。

ちなみに、新世代と現行世代で機能差があるのかも調べてみました。
自動ドアロックモードについて、それぞれの取扱説明書に以下のように書かれています。

【新世代型】
★自動ドアロックモード
ロック:車速連動
ロック:車速、アンロック:電源
ロック:シフト連動
ロック/アンロック:シフト連動
ロック:車速、アンロック:シフト連動
OFF

★キーレスアンロックモード
1回:すべてのドア
1回:運転席、2回:すべて

【現行型】
★車速感応式オートドアロックの作動条件
▼マニュアル車
ロック : 車速連動 アンロック : 電源ポジション連動
ロック : 車速連動
OFF

▼オートマチック車
ロック : セレクトレバー連動 アンロック : セレクトレバー連動
ロック : セレクトレバー連動
ロック : 車速連動 アンロック : セレクトレバー連動
ロック : 車速連動 アンロック : 電源ポジション連動
ロック : 車速連動
OFF

現行世代ではMT/ATが分けられていますが、新世代では特に区別されていませんでした。
基本的にはオートドアロックの選択肢は同じようですねぇ。
ただ、新世代では「キーレスアンロックモード」が存在しました。
運転席のドアだけを操作できるのは地味に便利ですねぇ。
こういったのが標準搭載されているのはさすが新世代。
どんどん便利になっていきますね。

現行型ではMAZDA6やCX-5、CX-8が車速連動に対応しました。
しかし、MAZDA2(デミオ)とCX-3に対応できていないんですねぇ。
こうも綺麗に非対応だと、システム的に無理なのかもしれません。
これらは新世代を待つしかないのかもしれませんね。
ただ、マツダも地道に色々な機能を搭載しているは素晴らしいですねぇ。