2018 MAZDA6から初搭載された「シートベンチレーション」
どのマツダ車に搭載されているかを確認してみたいと思います。
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画像:MAZDA
シートベンチレーションとは、シートに搭載されたファンによって排熱をすることで夏場など座っている人間が快適に運転できるように設計されてる快適装備です。
マツダではフロントシート(運転席、助手席)の背もたれと座面の広範囲に吸い出し口が設けられています。吸い出し風量は3段階で調節可能。
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この装備はアテンザ(現MAZDA6)で体験して以来、虜になってしまいました。
直に体の熱を吸い取ってくれるので、暑い車内でも非常に快適。
ぜひとも欲しい装備ですね。
そんな「シートベンチレーション」は、現在のマツダ車(日本仕様)ではどの車種で手に入るのかを確認してみたいと思います。
※2019年08月19日現在
  • CX-5 特別仕様車 「Exclusive Mode」 約365万~
  • CX-8 L Package 約375万~
  • MAZDA6 L Package 約356万~
  • MAZDA6 S Package 約423万~
合計3車種、いわゆる「ラージ群」にのみ設定されています。
そして、それら車種の中でも上位グレードにのみ装備されており、本体価格も最低で356万円とマツダ車の中では高価な部類に入りますね。
CX-5に関しては特別仕様車のみというのが意味深です。
次の商品改良でL Packageに導入されるのか、それともCX-5と言えども「シートベンチレーション」は不必要という判断をするのかが気になります。

こうして確認すると、スモール群への設定の可能性は低そうに思えてきます。
新型MAZDA3やCX-30では装備されていてもおかしくないぐらいの質感向上を果たしています。SKYACTIV-X搭載車の価格面は現在のラージ群クラスに匹敵するので、遠い将来にSKYACTIV-X搭載車の最上位グレードに搭載なんてこともあったりしたら面白そうですね。
ただその場合は、MAZDA3の価格帯がとんでもなく広がってしまいそうです。