マツダは商品改良を頻繁に実施します。
改良するごとに車種間のデザインの統一がなされています。
今回は、改めて最近のマツダ車と2019年に商品改良された「MAZDA2」のデザインを見てみます。
P1J17030s
画像:MAZDA
まずは、現在日本国内で発売されている車種を一覧で見てみます。
※ロードスターに関してはこの流れとは異なるので今回は対象にしていません。
6-7
元画像:MAZDA
並び順は、左から右へ第6世代→第7世代の流れを表現しています。
こうしてみると、ほとんどの車種が「第7世代」のエッセンスが加わっています。
CX-5/CX-8、MAZDA2/MAZDA6はそれぞれ兄弟のようですねぇ。
CX-5/CX-8はシグネチャーウイングが若干短めで第6世代と第7世代の中間のようなイメージで、MAZDA2/MAZDA6は完全に第7世代のシグネチャーウイングになっています。
以前、次世代モデルの開発担当である土田氏が仰っていた「商品改良モデルは第6世代と第7世代の懸け橋」という意味が少しわかったような気がしました。
ただし、CX-3だけは「デザインが好評」ということで大きな変更はありませんでした。
ただ、少しばかりエッセンスは加わっています。
cx3m2m6
元画像:MAZDA
フロントバンパー下部に銀色の横線が追加されています。
この第6.X世代では、この「水平基調」を統一ルールで開発されたんでしょうかね?
それぐらい一貫しています。
そして、MAZDA2とMAZDA6を並べてみると本当にそっくりです。
ただ、シグネチャーウイングの付け根部分の作りが微妙に違います。
m2m6s
元画像:MAZDA
ここら辺も改良時期によって変化しているのが面白い。
さらにMAZDA2のシグネチャーウイングは新世代モデルに一番近い形をしています。
MAZDA6ではあった多少の違和感がなくなっています。
次にMAZDA2とCX-30を比較してみましょう。
m2cx30
元画像:MAZDA
シグネチャーウイングの先端部の跳ねている部分がそっくり。
MAZDA2は新世代のデザインを大いに取り入れているんですねぇ。
さらにインテリアでもCX-30と共通点がありました。
m2cx30int
元画像:MAZDA
MAZDA2はCX-30と同様に「青色系」のインテリアカラーを使用しています。
まったく同じ色なのかは現時点では不明ですが、雰囲気は似ています。
MAZDA2、MAZDA6に関しては、現状できる限りの「新世代技術/デザイン」を取り入れる努力が少しだけ伝わってきたような気がします。
新世代マツダコネクトや先進安全装備については投入してほしいのが正直な所ですが。
安全装備について
マツダ車に搭載されている安全装備について : K-BLOG
技術的に難しそうですので、今は我慢の時ですねぇ。
しばらくは、現行モデル商品改良対象車は新世代群までの懸け橋的存在。
新世代商品群の「新型MAZDA3」と「CX-30」がマツダ車の先頭を歩むようです。
今後のマツダに期待したいですねぇ。