欧州では新型コンパクトSUV「CX-30」の予約が開始されました。
そんな中、ショールームへ行かずにAR(拡張現実)でCX-30を見学することができるアプリが公開されています。
mazda-cx-30 (4)
画像:MAZDA

前回はこちら


前回、記事にしたのはGoogle Playにて公開されているアプリです。
未発売のCX-30の3DモデルをAR空間であらゆる角度で見学することが出来ます。
そのアプリを実際に動かしている動画が公開されていました。

どうやら様々な設定ができるようです。
ボディカラーやドアの開閉の切り替えが可能で、内部もしっかりモデリングされています。
さらに外でこのアプリを使用すれば、その場にあるかのような体験ができます。
これはなかなか面白そうなアプリです。
さらにVRヘッドセット「Oculus Go」にも対応したアプリを動かしている動画もありました。
 
これこそ真に「バーチャルショールーム」ですねぇ。
VRヘッドセットで車内に乗り込んだ時の没入感はなかなか。
これは面白いアプリです。
ちょっと気になった車両なんてのを気軽に見学できそうですね。
または、ディーラーに実車が置いてなくてもこれで疑似体験してもらって、お客様の確保に繋げることもできます。
これは是非とも日本でも採用してもらいたい企画です。

次はオマケの「マツダの国内販売改革」についてです。
現在、マツダは「マツダブランド」向上のために突き進んでいます。
販売店の改装を行ったり、新車販売の値下げを行ない、高水準の残価設定クレジットを組み中古市場相場の向上を目指したりと様々な取り組みを行っています。
そして、さらに販売員に対しても改革を進めているようです。
販売会社に対する姿勢も変更してきている。かつてはインセンティブ営業が重視され、新車販売では値引きは当たり前のように行われていたが、値引きに頼らない販売が定着化。インセンティブに頼らず、自動車販売で利益をあげられるようになった。「販売会社は全社黒字で、過去3番目となる営業利益を出せる水準にあり、良い方向で回転している」(福原常務)と成果を強調する。今後は、販売員の個人成果主義を脱するべく、固定給の割合を増やすなど、給与体系についても改善を検討している。
個人成果主義を脱しようと検討しているそうです。
こういった方針はどれが正しいのかという結論に達するのは非常に難しいんですよね。
そうかもしれないし、そうじゃないのかもしれない。
その時代、その会社、その働く人々の考えによって異なります。
ただ、その改革を行う事で個人間の競争がなくなり、より団結しての「ワンマツダ」が実現できるのかもしれないと個人的には思います。
マツダが目指しているのは、販売台数No.1やシェア確保などではないですからねぇ。
今後、マツダで働く人々にとってより良い環境になることを願います。