マツダは「人間中心の設計思想」に基づくクルマづくりを取り組んでいます。
その一環として「アクティブ・ドライビング・ディスプレイ(ADD)」を開発しました。
今回はその「ADD」について個人的に気になることを書き記します。
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画像:MAZDA
ADDについての詳細はこちら(外部リンク)


運転中の視線移動が少なくなり、より運転に集中できる素晴らしい装備。
新型MAZDA3では基本的に全車標準装備になりました。
試乗などを経て気になったのが「表示の仕方」が従来型と変わっていることです。
現物を見ている時は、どう変わっているのかは曖昧だったので調べてみたいと思います。
まずは新型MAZDA3の表示はこちら。
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画像引用元:MAZDA
フロントガラス投射型になり、見やすさが向上。
速度も大きめに表示されているのが個人的にとてもお気に入りです。
さらに安全装備の警告なども表示されるのは便利ですよね。
さて、次に「2019年商品改良MAZDA6」のADDです。
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画像引用元:MAZDA
似ていますが、各項目の表示間隔や場所が所々違っていますね。
それと、ナビゲーションの表示場所が表示上部分だったんですねぇ。
これが違和感の要因でした。
そういえばこんな表示でしたねぇ。
この表示の仕方は現在の商品改良モデルに採用されています。

次に、2016年に登場した当時の「CX-5」の表示はこんな感じでした。
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画像引用元:MAZDA
現在のMAZDA6(アテンザ)などとあまり変わりありません。
ただ、ナビと速度の間に横線があったようです。
こうしてみると色々と改良を重ねているんですねぇ。
ちなみに、コンバイナー型の表示(デミオ)はこちらになります。
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画像引用元:MAZDA
基本的にフロントガラス投射型と変わりありませんね。
このコンバイナー型のおかげで、幅広い車種に装備することができるようになりました。
立役者ですね。
ただ、個人的にはこのコンバイナー型は酔ってしまいました…。
座高が高い私にはなかなか合わなかったようです。
色々な人がいるので、100%必要な装備だと断言するのは難しいところです。

少しだけオマケですが、フルカラーになる前のADDがこちら。
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画像:MAZDA
この頃が懐かしいですねぇ。
これはこれで見やすかったのは覚えています。
海外では光源部にカラーフィルムを挟み込んで色を付けるというカスタムがあったりもしました。
それと、2016年登場したCX-9でフロント投射型ADDが初搭載された際には「タコメーター」も表示できたんですよね。
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画像引用元:2016 Mazda CX-9 | CarGurus Test Drive Review - YouTube(外部リンク)
いつのまにかソフトウェアアップデートでタコメーター表示は削除されてしまいましたが。

こうして色々とADDも細かい部分で改良がされています。
今後はフロントガラス全面を利用したADDなんて出てきそうですねぇ。
どんな進化が見られるのか楽しみです。