マツダの新時代が幕を開けました。
関西ではブランドスペース大阪などを展開し、「マツダブランド」の発信を促進しています。
関東エリアでも、新たにマツダブランド旗艦店がオープンするようです。
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情報元:「マツダ」ブランドで選ばれ続けるために…販売強化策の中身(外部リンク)

情報元は「ニュースイッチ 日刊工業新聞」です。
こちらには以下の情報が掲載されていました。
  • 関東マツダ本社を7月中旬に板橋区に移転
  • 移転先新本社をブランド発信の旗艦店とする
  • そこでは開発担当者の講演やイベントを開催
 目黒碑文谷店、 洗足店、高田馬場店と続く4店舗目になりますね。
本社ビルの建設場所を調べてみると以下の通り。
住所:東京都板橋区大山西町3-12

東京の中心から北へ行った板橋に位置しています。
ここに大阪のようなお洒落なブランドスペース(店舗?)が出来上がるのでしょうか?
関東に住んでる人からしたら嬉しい情報ですねぇ。
今後は東北~北海道あたりでこういった店舗が欲しいところかもしれません。
これで、さらに国内における「マツダブランド」の情報を多くの人に知ってもらう機会が増え、マツダの国内販売に対して大きな助けになるかもしれませんね。
本社移転作業は7月10日に行われる模様です。
関東マツダ:お知らせ(外部リンク)


次に、おまけですが中国新聞が少しだけ気になることを報じています。
情報元:アテンザとデミオの車名変更 | 中国新聞デジタル(外部リンク)
「新世代店舗を増やすとともに、接客の時間を長くする」そうです。
国内では正直、販売の質においてはまだまだ商品の質に追いついていないのが現状です。
これには店舗改良だけでなく、新しい基準を設けた接客マニュアルであったり、それに準じた研修が必要となると思います。
こういった物はじっくりと教育していかないと身につかないので、マツダはこの部分に関してはしっかりと販売店と協力して質の向上につなげてさらなる「マツダブランド」を確固たるものに行ってほしいですねぇ。

一応、改めて「マツダブランド」をおさらいです。
先日、アテンザの車名が変更と同時に「車名をグローバル名に変更する」という発表がありました。
マツダ、車名を統一へ(ただしロードスターは除く) : K-BLOG
アクセラは「MAZDA3」、アテンザは「MAZDA6」へ。
そして、近日中にもデミオは「MAZDA2」へと車名変更が行われます。
日本では慣れ親しんだ名前で名残惜しくもありますが、ここにはマツダ戦略が大きく関わってきます。
従来、車種それぞれの個性のもとに販売促進を行っていました。
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ここの個性を伸ばしていくことで、様々なジャンルの顧客を獲得。
ただ、マツダとしてはこのやり方を変えて行こうとしています。
福原和幸常務執行役員は「個別商品で選ばれるのではなくマツダブランドで選ばれ続けたい。シェアはそれほど重視していない。絶対数で伸ばしていきたい」としている。
第6世代登場当初から目指している所ですね。
これを図で表すとこんな感じです。
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個々の車種ではなく、「マツダ」という一つのブランドを指名買いしてほしいようです。
海外の高級ブランドのような方式ですね。
この方式を推進する一環として車名変更を行い、グローバルで「MAZDA」を販売するということなんでしょう。
これがマツダの言う「マツダブランド」なのかもしれません。