季節は梅雨。
湿気が高まり、エアコンを始動させる時期になってきました。
ここで懐かしくはあるんですが、デミオとCX-3のエアコン問題についてを書き記します。
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とある日、知り合いから話がありました。
「デミオのエアコンが効かない」と。
低い温度に設定したとしても、エアコン吹出し口には温かい風が出てくるそうです。
そういえば、数年前にそんな話題があったのを思い出しました。
デミオ(DJ)とCX-3(DK)の初期型ではエアコン故障が発生する場合があるんですよね。
海外のTSBでも、この事象について詳細に書かれています。

※海外仕様のTSBでの話です

TSBの題名は「A/C BLOWS WARM AIR」です。
BBB Industries- Premium Alternators, Starters, Power Steering Products and Turbochargers | TSB and Wiring Diagrams Database Results(外部リンク)
2016年に発行している文章です。
エパボレーターからエアコンガスが漏れてしまい、空気が冷やされずに温かい空気がエアコン吹き出し口から出てきてしまうというもの。

そして、もうひとつCX-3用のTSBが2019年に発行されていました。
題名は「A/C BLOWS WARM AIR DUE TO REFRIGERANT LEAK FROM CONDENSER」
BBB Industries- Premium Alternators, Starters, Power Steering Products and Turbochargers | TSB and Wiring Diagrams Database Results(外部リンク)
こちらも同様に「エアコン吹き出し口から暖かい空気がでてくる」という内容です。
原因は、コンデンサーが変更?されたことにより、コンデンサーチューブの構成が変わったためにおこる事象という説明が書かれています。
機械系は疎いので、詳細はよく分かりません。

どちらのTSBもVINナンバーが指定されているのでご注意ください。
また、海外仕様での話なので日本国内仕様とは違う話の場合があります。
もしかしたらという事もあるのでディーラーに相談してみるのも良いのかもしれません。
この問題、サービスキャンペーンにならないので実際に起こっている件数は少ないのかもしれませんが、該当してしまうとちょっと悲しいですねぇ。

日本でエアコン・コンデンサの保証期間延長が実施されました。
マツダ、デミオとCX-3の「エアコン・コンデンサの保証期間」を延長 : K-BLOG