広島を満喫するための突発旅行。
2日目の「MAZDA OPEN DAY」後編をお送りします。
今回は、マツダグッズショップへ向かったところからスタートです。
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前回:呉とマツダを求めて、広島旅行 2日目(MAZDA OPEN DAY 2019 前編) : K-BLOG

次に訪れたのは「マツダグッズショップ」です。
マツダ本社工場内のグッズショップが営業していました。
お目当ては、前々から欲しかった「DEMIO」のモデルカーです。
中に入ると、モデルカー以外にも様々なグッズが取り揃えられており、目移りしてしまいます。
ショーケースを覗いていると非売品エリアにはコンセプトカー「SINARI(ボディカラー:白)」のモデルカーが展示されていました。
思わず店員さんに話し掛けると、これまた熱く語って頂きました。
マツダは、コンセプトカーをモデルカーとして発売することは基本しないそうですが、「SHINARI」だけは限定販売したんだとか。
中でもこの白色シナリは思い出深いんだそうです。
通常、モデルカーを作成する際は本社からのデータを元に作成します。
しかし、このSINARI(白色)に関しては写真(厳密にはコンセプトムービーで映っているSINARI)を頼りに製作されたものと教えて頂きました。
なかなか手間のかかる仕様になっているんですねぇ。
他にも材質が違うモデルカーなども展示されており、ファンにはたまらない場所です。
(間違った記述のご指摘ありがとうございました)
ついでに、個人的に気になっていたことを質問してみました。
「アテンザやCX-3、デミオの商品改良モデルは発売しないのか?」です。
デミオに関しては見た目的にはあまり変化はありませんが、アテンザやCX-3は2018年に大幅な変更が行われました。
これに関して店員さんは「基本的に商品改良モデルは作らない」そうです。
その理由としては、初代CX-5のマイナーチェンジの時にモデルカーを製作したそうですが、あんまり売れなかったそうです。
そして、マツダのモデルカーは本社からのデータ以外にも、車両本体のデザイナーが監修を務めているので様々な手間がかかっているため、だそうです。
なので、商品改良のタイミングでモデルカーを造っても経営的には厳しんだとか。
残念ではありますが、納得してしまいます。
ちなみにMAZDA3のモデルカーは絶賛準備中だそうです。
店員さんは、本当に熱く語ってくれました。
店員さん曰く、マツダモデルカーを購入する際について助言は以下の通り。
  • マツダは実際のデータを参考に、車両デザイナーが監修
  • その手間暇を考えたら、この値段はかなりお買い得
  • あくまでもディーラーなどへの販促品として製造している
  • なので、いつまでも製造しない。
欲しいと思ったら即決した方が良いようですね。
マツダとしてはモデルカーをおもちゃとして見ていないようで、あくまでも販促品の一部。
または、クルマのボディーカラーなどの参考とするための営業道具として。
造るのなら徹底的にコダワるという信念がとても強く感じました。
熱い、とにかく熱いです。
お話も聞いたところで、早速購入します。
お目当ての「デミオ (ソウルレッド)」を購入しよう思いましたが、売り切れていました…。
お話の通りですね…。
せっかく来たことですし、第2希望の「GJ型中後期アテンザ(ソウルレッド)」を購入。
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個人的に、マツダのセダンで最も美しい形をしていると思っています。
こちらも前々から欲しかったので。
商品改良型は出ないと仰っていたので、踏ん切りがつきました。
お話も聴けてモデルカーも買えて大満足。

次に向かったのが「人馬一体試乗会」会場です。
試乗会は事前抽選制で、私は落選したので見学だけしようとふらり。
着いた時点ではBM型アクセラしかいませんでした。
しょんぼりしていると、またまた社員さんが話しかけてくれました。
どうやら、BMアクセラとMAZDA3を往復の道のりで乗り比べるイベントだそうで。
現在は、MAZDA3が出払っているようです。
外で走っているMAZDA3をみたかったので、少し残念です。
すると、社員さんがなんと「ペダルレイアウト体験」にお誘いしてくれました。
予約なしの飛び入り参加です。
もう、なんてマツダの人たちは優しいのでしょう。
ありがとうございます。
室内の会場にはMAZDA3ファストバックとBL型アクセラが展示されていました。
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見てください、この造形、この艶。
このソウルレッドクリスタル!
あぁもう本当に素晴らしいですね。
この会場にはほとんど人がおらず、ほぼ独り占めでした。
しかも!
このMAZDA3はなんと「試作型SKYACTIV-X搭載車(日本仕様)」なんだそうです。
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SKYACTIV-Xのオーナメントが眩しいです。
写真撮影不可でしたが、エンジンルームを拝見させて頂きました。
さらに解説付き。
エンジンカバーはかなり大きいですねぇ。
カバーはロック機能付きなのも新鮮です。
海外仕様になると、四方もボックス化されてさらに静音化されているという話も。
カバーのデザインは試作なので、もっと素敵なものになるんだとか。
このブースにいた社員さんにも仰っていましたが、「レギュラーガソリン」仕様だそうです。
いやぁ本当に勉強になります。
そして、「SKYACTIV-X搭載車専用大経マフラー」も確認できました。
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MAZDA3発表時に見かけたこのマフラーはX専用だったんですねぇ。
とてもよく造り込まれています。
ただ、この車両。
試作車だけあって色々と量産型とは異なっていました。
所々の材質が全く違うもので構成されています。
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写真では伝わりにくいですが、一部にテカテカの素材が使用されています。
ある意味、大変貴重なものを見学させていただきました。
そして、「ペダルレイアウト体験」では高齢者の方と同じ条件でのアクセルとブレーキの踏みかえを体験するために重りが入ったベストと関節の動きを制限する道具を装着して、BL型アクセラとMAZDA3で違いを体験することが出来ます。
まず、関節が制限されると動きにくい環境下での運転は難しそうです。
さらに重りをつけているため、動くのが辛い。
高齢者はこんなにも難易度の高い環境下で運転をしているんですねぇ…。
これでさらに、判断能力が鈍ると事故率は上がるのにも納得です。
ただ、ペダルレイアウトだけで「こんなにも違うのかと」が体験できました。
確かにMAZDA3のペダルレイアウトは踏みやすく、疲れにくい。
咄嗟の時でもすぐにブレーキに足を踏みかえることができます。
他にも社員さんには安全性に関するお話を熱く語って頂きました。
貴重な体験をした後、外に出るとMAZDA3が戻ってきました。
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外を走るMAZDA3は、本当に美しい。
しかもハッチバックとセダンの両方です。
これを見ただけでも来た甲斐がありました。

次にお腹が空いたので、社内食堂の「TSUNAGARI Cafe」へ。
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マツダ販売店の次世代店舗のようなデザインの食堂です。
お洒落ですねぇ。
周りの工場の雰囲気と比べるとかなり異質でした。
ここでは500円均一でご飯を食べることが出来ます。
私はうどんを選択。
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エビ天2尾におにぎり2つも付属して500円。
非常にリーズナブルです。
味もよく、大変満足のゆくものでした。
腹ごしらえをした後は、さらにブラブラ。
「車両強度試験見学&体験」エリアへ。
ここでは「ドア閉めコンテスト」なるものが開催されていました。
社員さんの強い勧めで参加することに。
ルールは「ドアを閉めた時の速度を計測→それを基にコンピュータがランダムに指定する速度でドアを閉める。チャンスは3回」です。
新型MAZDA3で体験することが出来ます。
これがなかなか難しく、なかなか苦戦しました。
1回目が速すぎ、2回目は遅すぎ、3回目でなんとか成功。
社員さんがすごく喜んでくれたので、自分も喜んでしまいました。
記念品に「ドア閉めマイスター認定証」を頂きました。
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新型MAZDA3のコンセプトデザインですね。
これはなかなか素敵なものを頂きました。
他にも荒い路面を想定したMAZDA3の実験中の様子など、普段見ることのできない現場を社員さんの解説付きで見ることができました。
工場最高ですね。

さて、次はとりあえず全部回ろうということで端から端まで行きましたが、なんとも広い。
歩き疲れました。
様々な所で展示が行われており、どこも大変楽しかったです。
マツダミュージアム見学、マツダデザインの展示などなどとても充実した内容です。
まだまだ写真など沢山ありますが、あり過ぎて現像しきれていません。
いつか機会があればご紹介します。
一通り回り終え、時間も来たので退散。
マツダの社員さんは本当に熱く、そして優しい人ばかりでした。
こうしたイベントに行くたびに好きになる会社ですねぇ。
広島という土地で輝く自動車メーカー「マツダ」。
ますます応援していきたくなりました。
来年もぜひ全国の方々を参加させて頂けると嬉しいですね。

広島駅へ移動し、高速バスへ乗り換え。
途中、何度かMAZDA3が走行しているのを見かけました。
見かける度に見惚れてしまいます。
空港へ着くと、またまたMAZDA3がお出迎え。
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ポリメタルグレーは本当に不思議な色合い。
プラスチックなような光の反射ですが、違う角度ではメタリック。
摩訶不思議ですねぇ。
せっかくなので上からも撮影。
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空港でこんなにMAZDA3を撮影するとは思いませんでした。
もうマツダ尽くしの旅ですねぇ。
上の階へあがったついでに、展望テラスへ。
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2018年から無料開放されたそうです。
外に出ると、ちょうど飛行機が離陸する準備をしていました。
こうやって見ているだけでも楽しい。
離陸する際のスピードは凄まじいですね。

帰りの飛行機の搭乗手続き時間になったので中へ。
サクッと搭乗し飛行機は離陸。
行きも帰りも席の隣が空いていたので快適な空の旅でした。

21時頃帰宅。
そんなこんなであっという間に旅が終わりました。
自分の趣味100%な旅行で、近年稀にみる最高の旅でした。
呉で護衛艦をみて、広島でマツダ車を見まくる。
ついでにカープを連勝ときました。
これだから旅はやめられません。
また、広島へ行きたいですねぇ。

費用:
飛行機+ホテル代:25,500円
高速バス:2,680円(空港→呉駅 + 広島駅→空港)
その他交通費:3,500円
食事代:5000円
アテンザモデルカー:6,500円
諸費用:1,000円
合計:44,180円