マツダの新世代商品群に搭載されている「新世代マツダコネクト」
(当ブログでは新世代マツダコネクトとも呼んでいます)
今回は、新機能「電子オーナーズマニュアル」のバージョンと更新方法について書き記しておこうと思います。
NEWMAZDACONNECT
画像:MAZDA
前回:新世代マツダコネクト本体のアップデート方法について(USBとOTA) : K-BLOG

前回は、新世代マツダコネクト本体のソフトウェア更新について学びました。
その中でも触れましたが、「診断画面」において電子オーナーズマニュアルの情報を更新する項目がありました。
つまり、更新ファイルさえあれば任意にアップデートできるんですよね。
実際にマツダコネクト2の「電子取扱説明書」項目内の「オプション」→「バージョン」にて、どのバージョンがインストールされいているかを確認できます。
OM
画像:MAZDA
「Model」と「Package」が記載されています。
「Model」という項目があるということは、他車種(CX-30など)でも搭載されることを見越して製作されているとということなんでしょうねぇ。
そして、「Package」と書かれているのがインストールされているバージョンです。
現時点では、以下のバージョンが確認されています。
  • 北米版:BPU1-A1601-
  • 欧州版:BPE1-A1601-A
今後、マニュアルに新機能や追加項目が発生した場合には、ディーラーにて更新作業が受けられるようになるようです。
それと<system>という項目は以下の通り。
  • 北米版:1.0
  • 欧州版:1.0.2
地域によって差があるんですねぇ。
ちなみに、北米版のメニュー画面にのみ「If Trouble Arises」という項目が存在しました。
このように国や地域によって使用できる項目も違ってくることがわかりました。
ただ、日本仕様はかなり独自なので、また違ったものになるのでしょう。

次に「更新方法」です。
基本的に本体の更新方法と同じです。

更新ファイルの入ったUSBメモリを挿入

ボリュームツマミと「FAVORITES」、「ENTERTAINMENT」を3秒以上同時押し

診断画面に入り「Device Program Update」→「Owner's Manual Update」を選択

ポップアップ画面の「Update」を選択

ポップアップ画面の「install」を選択

約1分で更新完了

このように更新作業を行うことが可能になっています。
基本的にはディーラーで作業してもらうことになるので、あまり意味がありませんが…。
それにしても、新世代マツダコネクトの謎が少しずつ解けてきて興奮しております。
前世代の反省を活かし、大幅な改良が施されています。
これで少しでも評判が覆せると良いですねぇ。