マツダの新世代商品群に搭載されている「新世代マツダコネクト」
全てにおいて新しくなっています。
そんな新世代マツダコネクト本体の更新方法についてです。
NEWMAZDACONNECT
画像：MAZDA
情報元：CONNECT UPDATE FIRMWARE 7th Generation - 2004 to 2016 Mazda 3 Forum and Mazdaspeed 3 Forums（外部リンク）

情報元は、海外のフォーラム「Mazda3 Revolution」です。
最初の投稿にリンクが掲載されており、そこには新世代マツダコネクトのファームウェアと更新方法が書かれたPDFファイルが公開されています。

まず、更新作業を行う前にバージョンを確認します。
  1. イグニッションをACCまたはONにする。
  2. 「システム設定」→「システム情報」→「バージョン情報」を選択。
  3. CMUソフトウェアのバージョンを確認してください。（例：10015）
注意が必要なのがアップデートのみが可能であり、「ダウングレードできない」ことです。
一度更新してしまうと、前のバージョンには戻れないそうです。

さて、次にCMUソフトウェアアップデート手順（USB）です。 
  1. USBフラッシュメモリにインストールするCMUソフトウェアを準備する。 
  2. センターコンソールのSDカードスロットからナビゲーション用SDカードを取り外す。
  3. プッシュボタンを押しながらイグニッションをACCまたはONにします。 注：アップデートには約10分しかかかりません。アップデートが開始されてから15分以内にバッテリーが放電しないように車両を確認してください。 これまでのモデルのようにイグニッションオートシャットオフ機能は搭載されていません。
  4. 手順1で準備したUSBメモリースティックをUSBポートに挿入します。 メモ：メモリースティックはどちらのUSBポートにも挿入できます。
  5. 音量/ミュートボタンを押したまま音楽とお気に入りボタンを同時に3〜5秒間押し続けると、診断テスト画面が表示されます。
  6. 診断テスト画面で[デバイスプログラムの更新]→を[システムアップデート]→[USB]を選択。
  7.  システムはアップデートファイルの確認を開始します。
  8. 「CONNECTIVITY UNIT」を選択します。
  9. [OK]を選択し、アップデート（ロード）が完了するまで待ちます。注：更新（ロード）が完了するまでイグニッションをオフにしないでください。
  10. [OK]を選択します。 「OK」が選択されていない場合、データ更新は10秒後に自動的に開始されます。注：[OK]を選択すると、システムが再起動してディスプレイが黒くなり、続いて[アップデートファイルの確認]画面が表示されます。
  11. アップデートが完了するまで待ちます。メモ：アップデートプロセス中に、システムは数回再起動します。
  12. USBメモリスティックをUSBポートから取り外します。
  13. コマンダーノブを押してシステムを再起動します。
  14. CMUソフトウェアのバージョンを確認します。
  15. イグニッションをオフにして、Navigation SDカードを挿入します。
以上です。
このように新世代マツダコネクトのバージョンを更新します。
従来型と似ていますね。
しかし、これだけではありません。
診断画面には気になる文字が書かれています。
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画像引用：FIRMWARE CMU UPDATE CONNECT II 2019
1枚目：診断テスト画面
2枚目：デバイスアップデート選択画面
3枚目：セレクトアップデートソース選択画面

1枚目は診断テストのトップ画面です。
2枚目には「オーナーズマニュアル更新」と「ディスクプレーヤー更新ステータス」という選択肢が存在します。
3枚目には「Over the Air Update」の選択肢が存在しました。
これは嬉しい情報ですね。
やはり新世代マツダコネクトには「OTA」機能がありました。
ただ、OTAに関しては具体的な方法が掲示されていないため、どのように行われるかはまだまだ謎に包まれています。
しかしながら、これで従来のUSB方式の煩わしさが解消されそうです。
新世代マツダコネクト、調べがいがありそうです。