マツダの新世代商品第一弾「MAZDA3」
全てにおいて新しくなりました。
そんな様々な新機能の中でも、単発で記事を書くには短すぎるものを集めてみました。
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画像:マツダ
情報元:Discutii generale - Page 39 - Mazda 3 2018+ - Club Mazda Romania(外部リンク)

情報元は、以前ご紹介した欧州のプレスキットです。
PDFファイル「PK_2019_ALL_NEW_MAZDA3_ENGLISH」には、欧州仕様の新型MAZDA3に関する様々な情報が掲載されています。

まずは、ポリメタルグレーメタリックについて。
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The newly developed Polymetal Grey is available exclusively on the hatchback. The colour combines bright aluminium flakes and opaque pigment, fusing the hard appearance of metal with plastic’s characteristic glossy smoothness.

[機械訳]
新しく開発されたPolymetal Greyはハッチバックでのみ入手可能です。 色は、輝くアルミニウムフレークと不透明な顔料を組み合わせ、硬い金属の外観とプラスチックの特徴的な光沢のある滑らかさを融合させています。

欧州Mazdaプレスキットより一部引用
アルミフレークと「不透明な顔料」を組み合わせたことによって、あの特殊な色合いを表現しているそうです。光量が増えるとプラスチックのようなヌルヌルした色合いは本当に不思議ですねぇ。
グレーという名称ですが、青みがかっており青系の色が好みな方にはうれしい色合いなのではないでしょうか?かくいう私もブルーリフレックスマイカが好きだったので、このポリメタルグレーの色合いは非常に気に入っております。

次に、室内素材についてです。
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Parts such as the dashboard employ Mazda’s own grain for a material that closely resembles genuine leather. To reproduce the varying patterns found in natural leather, Mazda introduced creases with the differing depth and shapes of ‘growth marks’. The result is a new grain pattern that gives the interior a lively, rich expression. The newly designed gear lever panel takes advantage of a two-layer moulding technology. It incorporates a laser-engraved black layer covered by a second clear layer. When light strikes the panel, it passes through the transparent layer and achieves a scattered reflection in the engraved surface underneath. This leads to a glossy finish and a look of deep transparency that accentuate the All-New Mazda3’s sporty and elegant nature.
[機械訳]
ダッシュボードなどの部品は、本革によく似た素材にマツダ独自の布目を使用しています。天然皮革に見られる様々な模様を再現するために、マツダは「成長マーク」の深さと形が異なるしわを付けました。結果は内部に活気のある、豊かな表現を与える新しい布目模様です。新しく設計されたギアレバーパネルは、2層成形技術を利用しています。それは、第2の透明層によって覆われたレーザー彫刻された黒色層を組み込んでいる。光がパネルに当たると、透明層を通過してその下の刻印面で散乱反射を実現します。これにより、光沢のある仕上げと透明感のある外観になり、All-New Mazda 3のスポーティでエレガントな自然が際立ちます。
欧州Mazdaプレスキットより一部引用
新型MAZDA3の内装は素晴らしい進化を遂げました。
内装の触れる部分は、大体柔らかい素材で構成されています。
その部分の素材は、「本革(genuine leather)」に非常によく似た素材を開発したそうです。天然皮革と同じように模様をつけたりとこだわり抜いています。
また、ギアレバーパネル周辺の暗い部分にもこだわりが。
2層形成技術を利用しているらしく、光が当たると透過層の下にある刻印で光がかく乱反射され、光沢感と透明感のある外観を実現しています。

次は「ベルト駆動ISG」についてです。
Of particular note is the belt-driven ISG used by the new Skyactiv-X and Skyactiv-G 2.0 engines. When stopping, it enables the system’s motor to move the pistons to a position where they will start again smoothly, regardless of the operating environment.
[機械訳]
特に注目すべきは、新しいSkyactiv-XおよびSkyactiv-G 2.0エンジンで使用されているベルト駆動のISGです。 停止すると、システムのモーターは、動作環境にかかわらず、ピストンをスムーズに再起動する位置に移動させることができます。
欧州Mazdaプレスキットより一部引用
SKYACTIV-G 2.0(欧州)やSKYACTIV-Xに搭載されいているベルト駆動ISGにより、スムーズなエンジンの再始動を行うことができ、リスタート時に乗員に対して不快な振動を抑えます。
また車両が停止すると、システムのモーターがピストンをスムーズに再始動できる位置に移動してくれるそうです。

最後に「360°ビューカメラとALH」についてです。
360° VIEW MONITOR
The All-New Mazda3 360° View Monitor uses a camera system that covers all four sides of the vehicle to display the car’s immediate surroundings. It works with four separate 1.3 megapixel cameras with digital signal transmission in order to achieve high-resolution images.* 
ADAPTIVE LED HEADLIGHTS (ALH)
ALH is a driver support system that improves visibility and increases safety when driving at night. In the updated version adopted on the All-New Mazda3, each headlamp’s array of LEDs for the Glare-free High Beams has been divided more finely into 20 blocks that can be turned on or off independently. The system distributes light from the high beams in three different patterns depending on the car’s speed and features six-stage directional control linked to the steering angle.* 
[機械訳]
360°ビューモニター
新型Mazda3 360°ビューモニターは、自動車の周辺を表示するために自動車の4つの側面すべてをカバーするカメラシステムを使用しています。 高解像度画像を実現するために、デジタル信号伝送を備えた4台の独立した1.3メガピクセルカメラで動作します。
適応型LEDヘッドライト(ALH)
ALHは、夜間運転時の視認性を高め安全性を高める運転支援システムです。 新型Mazda3に採用された最新版では、グレアフリーハイビーム用の各ヘッドランプのLEDの配列は、より細かく20ブロックに分割されており、それぞれ独立してオン/オフすることができます。 このシステムは、車の速度に応じて3つの異なるパターンでハイビームからの光を分配し、ステアリング角度に連動する6段階の方向制御を備えています。
欧州Mazdaプレスキットより一部引用
360°ビューカメラに使用されているカメラは「1.3メガピクセル」だそうです。
デジタル伝送を備えた4つの独立したカメラが安心を提供してくれます。
これはかなり大幅な改良を遂げました。
これは現行型にもぜひとも欲しい改良ですねぇ。
さらにALH(アダクティブLEDヘッドライト)は、20ブロックに分割されたLEDライトが広範囲を照らしてくれます。また3つの異なるハイビーム照射パターン、さらにはステアリング角度に連動して6段階の方向制御を備えているそうです。
最近のこういったライトの進化は本当にすごいですねぇ。
近い将来、ライト操作はしなくてよくなりそうです。

以上、ざっくりでした。
新型MAZDA3では色々な改良がありましたが、今回は「360°ビューカメラ」についてが一番お気に入りの改良です。カメラの画質改善やアナログからデジタルへの変更は、マツダも市場の声を聴いているんだなぁと改めて思いました。
日本仕様はこれまた面白い仕様になりますが、発表が楽しみです。