「温泉に入りたい」
その想いから始まった秋田旅行。
2日目は、秋田の秘湯「乳頭温泉」へ向かいます。
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前回→秘湯を求めて、秋田旅行 1日目(秋田市内編) : K-BLOG

2019年1月24日(木)
05:00起床
昨晩は早い時間に寝て、お酒も入っていたのですぐに寝てしまいました。
とりあえず、目覚めのお風呂タイムです。
ホテルだとこういったことがすぐにできるから楽ですね。
大浴場でゆっくり使った後は朝食へ。
ドーミーインさんの朝食は、ビュッフェスタイル。
和洋食が満遍なく取り揃えられており、さらには地元特産品もありました。
秋田の特産品は、きりたんぽと稲庭”風”うどんです。
稲庭うどんではないのが面白い。
さて、さっそく好きなものをお皿に盛って食べましょう。
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特産品は必ず食べなければなりません。
というわけで、稲庭風うどんときりたんぽを頂きます。
全体的に色がかなり偏っていますが、気にしてはなりません。
うどんのだし汁も非常に凝っており、美味しい。
きりたんぽは棒状ではなく、丸っこい形をしておりましたが、こちらもダシが効いており、非常に美味しい。お米もガツガツ食べてしまいそう。
秋田の食べ物は本当に美味しいですねぇ。
この後はいつものように、パンを食べてヨーグルト。
このローテーションはいまだに崩れません。

朝食を満喫した後は、さっそく出発です。
今日の目的地は「乳頭温泉」です。
乳頭温泉へ行く手段としてレンタカーを選びました。
というわけで、レンタカー屋さんへ向かいます。
途中、秋田駅構内を歩いていると新幹線が停車していました。
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赤い色がとてもエキゾチック。
秋田新幹線って法律上は新幹線じゃないと昔誰かから聞いたことがあります。
なんでも盛岡~秋田区間は新幹線の車両を利用した在来線だとか。
鉄道に関しては全くの素人なんですが、そういった知識は聴いていて面白いですねぇ。
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秋田新幹線の横には在来線?が止まっていました。
そういえば、今日の天気は「強風」と出ていましたが、大丈夫なのでしょうか?
ちょっと心配です。
連絡口を歩いてJR秋田駅東口に出ました。
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西口とは異なり、すっきりしております。
東口横には大きな建物があるんですが、そこにNHKがありました。
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中々の一等地にNHKはありますねぇ。
それにしてもおしゃれな建物。
さて、レンタカー屋へ行きましょう。
今回お世話になるレンタカー屋さんは「タイムズレンタカー」です。
マツダ車をレンタルするならココですよね。
今回お借りしたのが「MAZDA CX-5」です。
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初代CX-5(KE)の後期型です。
ボディカラーは「ソニックシルバーメタリック」。
後期の目印のひとつであるフロントグリルが横線になっています。
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他にもヘッドライトやリアコンビランプなどのデザインが変更されています。
レンタル当日まで、2代目CX-5(KF)なのかどうかがわからなかったのでドキドキしていましたが、どちらにせよKE型を運転したことがなかったので嬉しいですねぇ。
搭載エンジンはSKYACTIV-D 2.2。
グレードはXDでAWD仕様です。
MRCCやADDなどの便利装備は搭載されていませんが、CX-5のベースグレードでもクルコンは装備されていたりとベースグレードにしては充実装備です。
普段、こういった大きめな車両はほとんど乗らないので車両感覚をつかむのに苦労しました。
サイドミラーデザインは、現在のCX-3と同じだった気がします。(うろ覚え)
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KE型CX-5の改良時に確か視認性をあげるために、デザインが変更されたんですよね。
内装も昔所有していたアクセラに似ており、親近感が湧きます。
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3眼メーターはとても見やすくていいですねぇ。
そして、懐かしのマツダコネクト。
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バージョンはオーソドックスな「v59.00.502」でした。
最新版のv70ではないので、Bluetooth接続のアルバムアート表示は試すことが出来ず無念。
それにしてもこのCX-5のマツダコネクト、画面右端のタッチパネルが反応しません。ナビの目的地設定でエンターをタッチパネルで押しても反応しなくて四苦八苦。
そして画面が奥まった場所にあるのでタッチパネルには向いていない気がします。
特殊な形のマツダコネクトなので、面白いですけど…。
こうして改めて旧型の内装を見ていると、新型は随分と変わりましたね。
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2代目のCX-5(KF)は、新世代に近いデザインに進化しております。
同じ車種なのに、あそこまで質感をあげることができたのも、マツダの技術力ですねぇ。
ちなみに運転席からみた後部はこのような感じになります。
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三角窓が後方確認の際に重宝しました。
マツダ車の場合は後方確認が難しい場合が多いので、BSMなどの安全装備は今後必須になってくると思います。
ラゲッジームはひろい!
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これなら車中泊も楽々ですねぇ。
これで旅をしてみたい。

さて、乳頭温泉へ向けて出発です。
ナビをセットして発進したんですが、ナビの自車位置が微妙に違う所に。
向いてる方角がコロコロ変わり、最初の曲がり角が判りませんでした。
懐かしいですね、この感じ。
マツダコネクトらしさを思い出さてくれます。
色々と四苦八苦しながらも、やっとこさ正しい道へ。
ひたすら山間部へ向けて走ります。
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辺りは一面雪景色。
こうしてみている分には美しいんですが、生活する上では面倒な事このうえなさそうですね。そのうえ、今日は風が吹いているため寒さも倍以上に感じます。

ひたすら走り始めて1時間強。
道はすっかり雪の壁に覆われています。
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酸ヶ湯温泉のも凄かったですが、こちらも凄い。
乳頭温泉郷入口に到達すると、風が強くなり、急に周りが見えなくなってきました。
ホワイトアウトです。
本当に何も見えなくなるんですね。
数メートル先のポールさえ見えませんでした。
何度か避難場所に避難したりと、安全を確保しながらなんとか到着。
乳頭温泉郷 7つの湯のひとつ「大釜温泉」です。
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ブナの森に囲まれたこの宿は、温泉郷奥地にひっそりとあります。
身体は冷え切っているので、さっそく入りましょう。
入浴料600円を受付で支払い、中へ。
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宿内はこじんまりとしており、昔ながらのたたずまいで非常に風情があります。
温泉の泉質は、酸性含ヒ素ナトリウム塩化物硫酸塩泉で乳白色でした。
男女別に露天風呂と内風呂があり、じっくりと温泉を楽しむことが出来ます。
せっかくなので露天風呂を体験しましたが、外は風が強いために寒い寒い…。あまりの寒さに温泉に入っていない部分が辛くなり断念。
ここまで温度差が酷いと耐えられないものなんですね…。
内風呂でゆっくりと味わいました。
温泉の香りもさることながら、木造の建物が風情があって良いですねぇ。
ヒトも少なく、大変素晴らしいひと時を過ごせました。

大釜温泉を堪能した後は、次なる目的地「鶴の湯」へ。
温泉に入っていた時に風が強かったので心配していましたが、外に出ると風は収まっており、晴れ間がのぞいていました。
それでは早速向かいましょう。
鶴の湯までの道のりも険しく、真っ白な雪道のため本当に慎重に運転しました。途中、車一台分しか通れない道などもあり、なかなか難易度の高い道のり。
なんとか、乳頭温泉郷 7つの湯のひとつ「鶴の湯」へ到着。
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晴れていた天気もあっという間に曇り空。
山の天気はすぐに変わりますね。
それにしても積雪量が本当に凄い。
建物が埋まりそうです。
現に、鳥居が埋まっていました。
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なかなかの迫力。
バス停の待合所もリーゼント並みの積雪量。
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いつ建物が崩壊しないかビクビクしますね。
鶴の湯さん入口手前にカマクラがありました。
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中には水神様が祀られていました。
せっかくなので、お参りさせていただきます。
カマクラの中は、とても静か。
あまりの静寂に毎回びっくりします。
そして、暖かい。
では、鶴の湯さんに行きましょう。
鶴の湯さんは、乳頭温泉郷の中でも一番歴史が古くからある温泉宿だそうで、古くは1688年から営業していたとか。
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宿泊施設は、藁ぶき屋根の趣のある建物です。
(写真では灰色のカバーがかかっています)
客室それぞれに、外へ出るための扉が用意されているんですが、凄く寒そう。
でも、一度は泊まってみたいですぇ。
日帰り温泉するために受付を探していると、建物の屋根につららが。
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横須賀ではつららを見る機会がほとんどないので新鮮です。
ただ、つららって本当に危険ですね。
鶴の湯さんの敷地内には川も流れていました。
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本当に風情がある温泉宿です。
これは冬以外の季節でも来てみたいですねぇ。
秋はとても良さそう。
さて、受付をするために事務所へ。
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事務所には売店も併設されているんですが、そこには冷たい水で冷やされた飲み物が。
みているだけで、寒くなってきます。
受付で600円を払って温泉へ。
鶴の湯さんでは、内風呂と露天風呂は別々の場所にあり、さらには露天風呂は混浴となっています。(別途、女性専用の露天風呂もあり)
とりあえず、内風呂の方へ。
大変こじんまりとした建物内にあり、「黒湯」と「白湯」の2種類のお風呂が用意されています。湯舟は大人数名が入ると満員になりそうなほどこじんまりとしていますが、私が入った際には先客が一人しかおらずラッキーでした。
混雑時には大変なことになりそうです。
この鶴の湯さんも本当に良いお湯でした。
いわゆる硫黄臭が強く、THE 温泉と感じさせてくれます。
湯船も独占できたこともあり、非常にゆったりとできました。
内風呂を楽しんだ後は、せっかくなので露天風呂へ。
一度服を着てから、もう一度脱ぐのは多少面倒くささがありました。
入ってみると、広い浴場に木々の雪化粧で素晴らしい景色でした。
温泉の温度はかなりぬるめで、長く浸かっていることができそうです。
そして混浴では珍しく、若い男女のカップルが入っていました。
こういった場所ではなかなか珍しいですね。
若い女性の周りにはおじい様方が集まっており、何やら凄い光景。
さらに、服を着た外国人の方が浴場に入ってきて、入浴中の仲間?を撮影し始めました。もう何でもありです。どうやら入浴中の男女(親子?)を動画で撮影しているらしく、なかなかどいてくれません。入口周辺から撮影しているので、入浴中の全員が映ってしまっているのはちょっとマズい気がしますねぇ。
このあらゆる面でこの場から去りたい気持ちが出たので、早々に退散。
こういった人の多い場所は、私には向いていませんね。

さて、鶴の湯さんを満喫したので少しCX-5の撮影会。
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雪化粧されたCX-5もカッコいいですねぇ。
雪道を走行しましたが、ドッシリとした安定感が堪りませんでした。
またディーゼルエンジンは本当に坂道が楽々です。
本当に乗っていて楽しいです。
SUVの車高の高さも運転しやすさを向上させてますし。
車幅などが気にならなければ、ぜひとも欲しい一台です。

さて、ちょっとはやいですが、空港へ向かいましょう。
天気も気になりますし、何よりも雪道の運転は慎重にいかなければならないので、早め早めの行動です。CX-5に乗り込み、下山していくと天気が荒れてきました。
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写真だと伝わりにくいですが、前が見えません。
仕方ないので、避難場所にて待機。
待機中は暇なので、またまた写真撮影。
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ナンバープレートなどあらゆる場所が雪に覆われてしまいました。
一番困ったのが、ヘッドライトです。
ヘッドランプウォッシャーがあるんですが、すぐに覆われてしまいます。
雪の多い地域は本当に運転が難しいですねぇ。
なんとか吹雪がやみ、途中に田沢湖に寄りながら秋田空港へ。
田沢湖は全く見えませんでした…。
そして、事件は起こります。

ナビの案内する道を一本間違えて、早く曲がってしまいました。
その道はどんどん細くなり、除雪もされておらず雪が深い。
身の危険を感じて、転回できる場所で戻ろうと思いました。
転回できる謎施設の入口の空き地で、雪にハマってしまいました…。
ハマったときは本当に焦りました。
うんともすんとも言わず、自分の力では無理と判断。
レンタカー会社に電話してロードサービスを手配してもらいました。
ロードサービスが来てくれるまで、かなりの時間がかかるそうなのでそれまで待機です。...やってしまいました。この時かなり後悔していました。
もっと早く引き返していたら。
道を間違えなかったら。
色々な考えがよぎります。
帰りの飛行機の時間も間に合わなそうなので、航空会社に電話すると、なんと1本後の便に変更してくれました。どうやら、私が乗る便は天候の影響で欠航の恐れがあるため変更可能なようでした。とても親切な対応をしてくれた航空会社の方に感謝。
とりあえず、帰りの飛行機の件は解決したので、後は待ちます。
雪を掘ったりと色々と試しましたが、てんでダメ。
しかたなく車内で待っていましたが、人おろか車でさえ全く通らない道。
さらに天気が悪化し吹雪が…。
楽しい旅が一転、最悪の展開です。
一人心細くしていると、疑問が。
「これって一応交通の阻害になる可能性があるのでは?」
そう思い、警察署に電話で相談。
すると、最寄りの交番から来てくれることになりました。
来てくれた時は、本当に嬉しかったです。
駆けつけてくれた2名の警察官。
とてもやさしくも暖かい方々で、車を動かすのを助けてくださいました。
周りを掘ったり、一緒に押したりと試しましたが、動かず。
最終的には専門の道具を使用すると、ついに動き出しました。
警察官の方々に感謝です。
ひたすらにご迷惑をかけたことの謝罪とお礼を申し上げました。
最後には「これに懲りず、また秋田へ来てね」と言って頂き、人の温かさに触れました。こんなに素晴らしい人達っているんですね…。
秋田は本当に良い所です。
ロードサービスの方にも事情を説明し、キャンセルということに。
こちらも謝罪とお礼をしましたが、嫌な顔せず「お気をつけて」と言って頂いたのも泣きそうになりました。
こうして、秋田の人の優しさに触れ、無事秋田空港に到着。
再度レンタカー屋に事情を報告。
保険に入っていたことと傷等もないので、特に処理はありませんでした。
今回の一件で、雪道の怖さを改めて学びました。
今後はより引き締めて運転したいと思います。
そして、必ずや秋田を再訪し、秋田に尽力したい次第です。

そんなわけで秋田空港に到着。
警察官の方々のおかげで本来乗る便に間に合う時間に到着できました。
とりあえず受付へ。
乗る便の変更についての事情を話します。
変更をしてしまった以上、ここはちゃんと変更後の便へ乗ろうと思っていたのですが、受付の人が気を効かせてくれ本来の便に再度変更してくれました。
もうこの時は泣きそうでした。
こうも人の優しさに触れることのできる秋田は本当に素晴らしい所です。
ひたすらに感謝を伝え、急いで搭乗。
嬉しさのあまり、お土産コーナーにいたなまはげさんを撮影。
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なまはげさんにもお礼をしておきました。
飛行機が遅延しているということで、少し時間が出来ました。
なので、ちょっと食事を。
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色々と疲れ果てていたので、オニギリが身に沁みます。
そして無事、飛行機は秋田空港を後にしました。
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飛行機内で色々な事を思い返しました。
あの時、日が暮れていたらどうなっていたのか?などなど、今考えるとぞっとするようなことばかり。全ては助けて下さった方々のお陰です。
この御恩は一生忘れることはないでしょう。
同じ過ちを繰り返さないためにも、私自身学んでいこうと思います。

飛行機は羽田空港に着陸。
無事、今回の旅が終わりました。
本当に急転直下の旅でした。
色々ありましたが、秋田のすばらしさを実感できる旅でした。
今度は、雪のない時期に訪れたいと思います。

・旅行費用
飛行機+宿泊費:¥20,800
その他交通費:¥3,000
レンタカー:¥11,688
燃料代:¥1,642
伝承館:¥100
食費:¥5,929
温泉(ロッカー代含む):¥1,600
合計:¥44,759