マツダの新世代商品「Mazda3」。
取扱説明書を使用して機能などを学んでいこうと思います。
今回は、「i-ACTIVSENSE」についてです。

※海外仕様車です。
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前回→2019 Mazda3の取扱説明書を読み解く(ディスプレイ編) : K-BLOG

まず、以前Mazda3を調べた際に気になっていた、ステアリングよりも下にあるスイッチ群に関してです。このボタンは「i-ACTIVSENSE Switch」という名称だそうです。
iACTIV1

iACTIV2
上記に書かれている機能のON/OFFを出来るようです。
ただし、MRCCやTJAなどは解除できない模様。
次に、ヘッドライトについてです。
取扱説明書に書かれているのは「AFS」「HBC」の2つでした。
ライトの点灯方法は上記の通りです。
light1
light2
HBCのon/off切替えはレバー先端のスイッチを押すことで可能です。
light4
ハイビームとロービームの切替えが非常に便利になりましたね。
またパッシングなどは従来のやり方と同じみたいです。

続いて、「ブラインド・スポット・モニタリング(BSM)」です。
取扱説明書によれば、車両側面から約50mを感知することができるようです。
BSM
従来通り、サイドミラーに表示されます。
BSM2
ただ、クルマのマークではなく三角形マークが印字されています。
さらにマルチインフォメーションディスプレイとADDにも警告が表示されます。
BSM3
BSM4
ADDの表示はかなり大きめに表示されている気がします。
警告時はオレンジ色で表示されるそうなので気づきやすそうですねぇ。
次は、「交通標識認識システム(TSR)」です。
TSR
こちらもマルチインフォメーションディスプレイとADDに表示されます。
制限速度を認識すると、スピードメーターに表示してくれるのが非常に便利。
また、距離&スピードアラート(DSA)やDAAも利用可能です。
次に「ドライバーモニタリング(DM)」についてです。
DM
ドライバーモニタリングは、運転手の疲労や眠気などを専用のカメラと赤外線LEDで感知し、休憩を促すシステムです。
カメラの場所は以下の通り。
DMC
センターディスプレイ左側に内蔵されています。
眼鏡や帽子などを装着している場合や直射日光などによっては、正常に作動しない場合があるそうなので、注意が必要です。
約5km/h以上で走行中にドライバーを監視します。
ディスプレイに警告を表示する他、警告音などでもお知らせするそうです。
DM1DM2

警告時にはオレンジ色で警告してくれます。

続いて、「フロント・クロス・トラフィック・アラート(FCTA)」です。
FCTA1

見通しの悪い交差点で、他の車両をセンサーで感知。
衝突の危険がある場合、警告してくれるシステムです。
警告音であったり、ディスプレイ表示での警告となります。
FCTA2
FCTA4
マルチインフォメーションディスプレイやADD、またセンターディスプレイで360°ビューモニターを表示している状態でも警告表示されるようです。
前方だけでなく、後方支援「リア・クロス・トラフィック・アラート」ももちろん搭載。
RCTA
RCTA2
フロントと同じように警告してくれます。
新型Mazda3は、こういった支援がないと視界が悪そうですからねぇ。
次に「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」についてです。
従来のMRCCとあまり変更はなさそうです。
MRCC

MRCC1
距離設定は4段階出来るようです。
全車速対応(ストップ&ゴー)なんですが、ATのみのようです。
MT車に関しては、最低速度が設定されています。
そして、「交通渋滞アシスト(TJA)」も装備されています。
TJAは、渋滞時に車間制御とステアリングアシストを行ってくれます。
TJA2

TJA
TJAが有効になっている場合、上記画像の表示がマルチインフォメーションディスプレイやADDに表示されるそうです。速度設定はATの場合は0~145km/h、MTの場合は30~145km/hで設定可能。ステアリングアシスト機能は~56km/h未満まで作動するそうです。(日本では60km/hと言われていますね)
速度が同時に設定されていないとステアリングアシスト機能はONにならないようです。
MT車に関しては速度が30km/hを下回るとTJAが解除されてしまうのには注意が必要です。
さらに車線を認識している又は、前方の車を認識していなければ作動しないそうです。
TJAは、ステアリングスイッチで操作が可能です。
TJA3
銀色の部分中央部のスイッチがTJAスイッチのようですね。
このボタンを押すと、ディスプレイに表示されます。
TJAの詳細についてはこちら
新型Mazda3に搭載されている「Traffic Jam Assist(TJA)」について : K-BLOG

次に「レーンキープアシスト(LAS)」です。
車線を認識してアシストしてくれる機能ですが、このような表示が出るそうです。
LKA

このように新型Mazda3には最新のi-ACTIVSENSEがてんこ盛りです。
まだまだご紹介したい機能が沢山ありますが、後日再編集を行います。

余談ですが、エアコン送風口が嬉しい進化を遂げています。
kucho
全てのエアコン送風口に「close」という文字が。
これは本当に嬉しい改良です。

次回→2019 Mazda3の取扱説明書を読み解く(マツダコネクト編) : K-BLOG