所有していたアクセラを手放してから1年が経ちました。
そんなアクセラの思い出と学んだことを細々と書いてみようと思います。
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2015年初頭、BM型前期アクセラを購入しました。
【思い出話】アクセラを購入したきっかけ : K-BLOG
購入当時は、自分自身がかなり荒んでおり酷い日常でした。
そんな日々を癒してくれたのが、アクセラでした。
本当に様々な所に行き、様々なものを見せてくれました。
そんな思い出深いアクセラを諸事情から手放すことになり、ちょうど1年前に売却しました。
アクセラと最後の日: K-BLOG
最近では車のない生活に慣れてしまいましたが、どこか遠くへ行こうと気軽に思えなくなったのが少し寂しいですねぇ。車があれば簡単に遠くへ行けてしまいますから。
そんなアクセラを手放して1年、色々と学んだなぁと思うことがあります。その一つとして「人生の主役は自分自身」ということです。マツダの「クルマは、単なる道具ではない」という想いはとても共感できます。単なる道具ではなく、自分の人生を”より”輝かしてくれる相棒でもあります。
かといって、クルマが主役ではありません。
良い車に乗っていれば自分自身が良くなるわけでもなく、あくまでも所有する本人次第となるということです。「所有する車がヒトの価値を決める」のではなく、「ヒトが所有している車の価値を決める」ということはとても勉強になりました。当時、グレード選定ミスや時期が悪く購入後に年次改良が入ったりしたので、その部分にとても後悔していました。
しかしながら、そんなことはどうでもいい事だったんだなぁと思っています。そんなことよりもアクセラと共に駆け巡った思い出の方が何倍にも増して大事な物でした。
一時の後悔や妬みは仕方がありません。
でも、そんなことより「この状況下をいかに楽しむか」がとても重要になってきます。道具に意志はありませんが、所有する人次第でどんなものにでもなり得ます。
全ては自分次第だと思います。
そんな大事な事を学ばしてくれたことに感謝しています。
生きる上でも大事な事だと思っています。
以前は、なんでも人の所為にしていたような気がします。
でも今は、「自分のため」に生きています。
そっちの方が意外と楽でした。
自分の為に生きれば、全て自分に返ってきます。
こんな簡単なことに気づくのに遅くなってしまいましたが、それに気づかせてくれたのは間違いなく私の「アクセラ」でした。
手放してからも、書棚にはアクセラの写真を飾り眺めています。
辛い過去も思い出しますが、それでも良かったと思えます。

マツダの「単なる道具ではない」という言葉に間違いはありませんでした。
アクセラを購入して本当に良かった。
そう思います。