六本木にある東京ミッドタウンで、マツダ次世代コンセプトカー「MAZDA VISION COUPE」を見学をした後、前々から一度は行ってみたかった「関東マツダ 目黒碑文谷店」へ行ってみることにしました。
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前回はこちら
突然の東京観光へ(「MAZDA VISION COUPE」見学編) : K-BLOG

中目黒から横浜中華街方面へ。
東横線「学芸大学駅」で降りて、歩くこと十数分…目的地に到着しました。
(横浜方面からは「都立大学駅」で降りた方が近いです。)
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突如現れたお洒落な建物にびっくりしました。
流石、関東マツダの旗艦店。(手前のガソリンスタンドがちょっと…)
目黒碑文谷店についての詳細はこちら
店舗情報|目黒碑文谷店【MAZDA】BRAND SHOP(外部リンク)
どこかで見たことあるなと思ったら、グランツーリスモの撮影ポイント選択でココがありましたね。
さっそく中に入ってみることに。
受付でクルマを見せて欲しいと伝えると、快く案内してくれました。
飛び込みなのにありがたい。
1階は受付と商談スペース、2階がショールームになっています。
さっそく2階に上がるとお洒落なスペースが広がっていました。
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普段、白い従来型のマツダを見慣れている私にはちょっと刺激が強すぎました。床、天井、壁、全てにおいて拘り抜かれており、クルマがいつもに増して綺麗に見える気がします。
また、今日は幸い私以外客がいないみたいなので、ゆっくりとみることが出来ました。
係の人に話を聞くと、クルマ目当てではなく、建物目当てで訪れてくる方もいるようです。特に建築関係のお仕事をしている方が取材に来たりと、その界隈ではかなり有名だとか。専門誌にも掲載されたそうで、わざわざ見せてもらいました。
確かに、他の黒マツダとは一線を画す店舗デザインです。
S字の形をしているので不思議な感じがしますが、これも上手くまとめたなぁと。
すると、営業の人が出てきてくれて世間話をすることに。
話した内容は大体、以下の通り。
  • Apple CarPlay / AndroidAutoは、今後改良する車種に搭載予定。
  • マツダとしては、基本的にCP/AAは標準搭載でいくらしい。
  • 既存車種に関しては、お話しできないんですよ…(後述)
  • 新型アクセラについて
などなど、他愛もない話ばかり。
CP/AAに関しては、マツダコネクトナビplusのSDカードをする必要がなくなるので営業しやすいとのこと。確かに、標準でナビがついてると考えるととってもお得な感じがしますよね。
マツダの良い所は、車両価格からオプションをつけても大きく変動しないことです。
他社だと、ナビなど装着するだけでうん十万変わってきますもんね。
色々な情報をありがとうございました。
お土産に2018年後期商品改良CX-5のカタログを頂きました。
マツダのカタログは、本当に綺麗ですねぇ。
お金掛けてる…!
ちなみに、Apple CarPlay / AndroidAutoのレトロフィットに関してはこちらをお読みください。
【マツダコネクト】Apple CarPlay / AndroidAutoでの自車位置判定は車側?携帯側?≪追記≫レトロフィットについて : K-BLOG
世間話を終え、ショールームの撮影タイム。
展示されている車両は、2018改良アテンザ、アクセラ、2018前期改良CX-5、CX-8(現行型)でした。
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ちょっと残念だったのが、ほとんどの車種が最上位グレードではなくPROACTIVEでした。また、車両の電源をONにすることができず、機能面で試すことなどもできないのが残念。
こういった高級感溢れるところでは、そういったサービスが欲しい所です。
あと、車両に洗車後の拭きこぼしの跡や内装に埃が溜まっていたりと、ちょっと残念。そして、一番残念だったのがデミオが展示されていないことでした。
最近、私自身の中ではデミオブームが来ており、デミオを観たかったのは内緒。
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ダイキャストモデルが展示されていたので、撮影しておきました。
これ、可愛くて良いですねぇ。
欲しい。
お客さんが私だけで暇なのか、本当に色々と説明をしてくれました。
その説明の中で、面白い本も紹介してもらいました。
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「HIROSHIMA RISING」という本で、マツダヨーロッパが出版した写真集です。
2014年頃に出した本で、れっきとした洋書になります。
内容は、外国人から見た広島の風景やマツダ本社工場で働く人々など美しい写真が沢山掲載されていました。興味深いのが、広島市内を走るアテンザタクシーや広島カープなど、広島の日常を切り取ったような写真が多かったことです。日本人では当たり前な風景でも海外の方にしてみたら、それは特別なことなのかもしれません。
念のためにISBNコードを載せておきますので、興味ある方はぜひ。
ISBN:978-3-86206-353-6

色々な説明が面白く、かなりの時間居座ってしまいました。
最後に、納車式を行う部屋と整備施設を見学させてくれることに。
まずは納車式を行う部屋です。
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お洒落な部屋の向こうには、自分の車が見えるという粋な演出が行えます。
わざわざ靴を脱ぐようにスリッパまで置いてある拘りよう。
まるでリビングのようなくつろぎ空間をイメージした造りだそうで…。
マツダは拘ります。
さらに、ここには魂動デザインのご神体が安置されています。
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全国の販売店でも、このご神体が安置されているのは珍しいそうです。
このご神体、いつみても美しいプロポーションをしています。
ちょっと埃被ってるのがアレですが…。
他にもお洒落な小物が置かれています。
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マツダの今後の方向性を示す数々な品。
このデザイン性に見合う社員教育もそろそろ本格的に始めて欲しいですねぇ。
こういった高級感あふれるお店というのは、一朝一夕で雰囲気をだせるものではありません。社員もある程度の教育と経験を積んだ方々でないとすぐにボロが出てしまいます。マツダもデザインだけを極めるのではなく、人を育てるというのにも重要視してほしいですねぇ。

さて、次は整備施設の方へ。
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※撮影許可済
車検を行える設備もあるそうです。
なので、通常のディーラーと遜色ありません。
施設も綺麗で工場らしさはあまりありませんでした。
ここで整備される車がうらやましい。
この地下へは、エレベーター一基のみしかないため移動は大変だそうです。
以前、このエレベーターが壊れてしまい、大変なことになったとか。
お洒落さを追求した代償ですね。
個人的には、目の前のガソリンスタンドの土地を買収して、そこから地下へのスロープを造ってはどうかな?と思いましたが、ガソリンスタンド跡地って色々面倒らしいですね。
この地下フロアには吹き抜けがあり、日の光が時間帯によって入るそうです、ここで働く人たちのストレスに対しても考えて設計しているそうです。
すごい。
地上に戻って、吹き抜けの上部も見せて貰いました。
隣には洗車機がありました。
マツダは手洗い洗車が主流だと思っていましたが、こういったところでは機械式洗車なんですねぇ。一回500円(税別)で洗車してくれるそうです。
洗車だけのお客さんも結構いるそうです。

全ての案内が終わったので、お礼を言って退散。
見積もり攻勢などはなく、ゆっくりふらっと立ち寄れるショールームでした。
休日は混むらしいので、平日がお勧めだそうです。

いやぁ今日はなんだかんだで楽しかったです。
東京観光と言いながら、なぜかマツダ一色になってしまいましたが、楽しめればOKですね。
対応も丁寧で、マツダの販売店でもかなり上位に入る店舗だと思われます。
マツダ好きな方は是非一度訪れてみたはいかがでしょうか?