2018年10月11日、マツダ株式会社は「マツダ CX-5」の商品改良を発表しました。
今年に入って2度目の改良ですが、エンジンラインナップの拡大、特別仕様車の追加など大幅に商品改良を行いました。
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画像引用:【MAZDA】「マツダCX-5」を商品改良|ニュースリリース(外部リンク)


情報元:【MAZDA】「マツダCX-5」を商品改良|ニュースリリース(外部リンク)

外観の変更はほとんどなく、ホイールが少しだけ変更されています。
内装なども細かい所が変更(エアコンパネルなど)され、上品さが向上しています。
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画像引用:【MAZDA】「マツダCX-5」を商品改良|ニュースリリース(外部リンク)
ノーマルスピーカー車のAピラートリム表面素材を樹脂からファブリックに変更。
また、ノーマルスピーカー車はAピラー根元にツイーターを追加し、スピーカー数を従来の4個から6個に増加しています。
マツダコネクトのコマンダーコントロールも2018年改良アテンザと同じデザインに。
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画像引用:【MAZDA】CX-5|クロスオーバー SUV – マツダ(外部リンク)
そして、なにより待ちに待った「Apple CarPlay / AndroidAuto」に国内初の標準対応です。
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画像引用:【MAZDA】CX-5|クロスオーバー SUV – マツダ(外部リンク)
海外同様、AndroidAutoに関してはコマンダーコントロールのみに対応(非タッチスクリーン)のようですね。Apple CarPlayに関しては両方とも可能です。(走行中不可)
改良CX-5のマツダコネクトのバージョンが、V70のどの数字なのか大変気になります。
安全装備では、アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)に夜間歩行者検知機能を追加。夜間での走行でも安全性を向上させてくれますね。
360°ビュー・モニターに関しては、全機種にメーカーオプション設定(特別仕様車「Exclusive Mode」に標準設定、)
そして、「SKYACTIV-G 2.5T」を国内初導入しガソリンエンジンにさらなる選択肢が増えました。
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画像引用:【MAZDA】CX-5|クロスオーバー SUV – マツダ(外部リンク)
ガソリンエンジンのラインナップがかなり増えましたねぇ。
これでディーゼルとガソリンを不自由なく選ぶことができそうです。
2.5リッター直列4気筒直噴ガソリンターボエンジン「SKYACTIV-G 2.5T」の仕様は以下の通り。
  • 最高出力169kW〈230PS〉/4,250rpm
  • 最大トルク420N・m(42.8kgf・m〉/2,000 rpm
  • 指定燃料:無鉛レギュラーガソリン
また、新技術である「G-ベクタリング コントロール プラス(GVC プラス)」を導入して、さらなる乗り心地の改善をしています。
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画像引用:【MAZDA】CX-5|クロスオーバー SUV – マツダ(外部リンク)
以前、カナダのディーラーから流出した書類にあったそのままの名称でしたね。
今回のGVCはブレーキ制御も追加され、より安定性を増した走行ができるようです。
これは是非とも試乗してみたい。
G-ベクタリング コントロール プラス(GVC plus)の詳細はこちら
【MAZDA】マツダ、車両運動制御技術「G-ベクタリング コントロール プラス(GVC Plus)」を開発|ニュースリリース(外部リンク)

内装の大きな変更点として、エアコンパネルも新しくなっています。
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画像引用:【MAZDA】CX-5|クロスオーバー SUV – マツダ(外部リンク)
2019 CX-9と似たようなデザインです。
こちらの方が少し丸い感じがしますねぇ。
シートヒーターの他にシートベンチレーションも加わり、装備も充実です。
そして、CX-5にMT車が導入されました。
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画像引用:【MAZDA】CX-5|クロスオーバー SUV – マツダ(外部リンク)
MT設定がなく、泣く泣くATにしていた人には朗報ですね。
昨今はMT車の設定をなくすメーカーが多い中、流石マツダです。

さらに、特別仕様車「Exclusive Mode」です。
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画像引用:【MAZDA】CX-5|クロスオーバー SUV – マツダ(外部リンク)
改良の他に特別仕様車とはこれまた豪華ですね。
変更点は以下の通り。
  • シート素材に、滑らかな感触のナッパレザーを採用するとともに、インテリア上部に黒、下部には深みのある、ディープレッドという専用のカラーコーディネーションを設定
  • 本物の木を素材とする「本杢」の加飾パネルを採用し、温かみのある洗練された世界観を表現
  • 鏡面側の縁取りをなくしたフレームレスインナーミラーにより、視野拡大と見た目のすっきり感を向上
  • 19インチアルミホイールに、専用の高輝度ダーク塗装を特別採用し、落ち着きと精悍さを表現
  • 前席シート両側に、体との間にこもる不快な熱気を吸い出す「シートベンチレーション」機能を搭載
  • メーター中央に7インチTFTメーターを採用。運転に必要な情報を整理して見やすく表示
  • 室内照明をすべて白色LEDで統一。前席と後席にフットランプとイルミネーション機能を標準装備
2018年改良アテンザに搭載された先進技術「7インチマルチスピードメーター」が搭載されているがニクイ設定ですね。
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画像引用:【MAZDA】CX-5|クロスオーバー SUV – マツダ(外部リンク)
他にも19インチアルミホイールはCX-8と似たようなデザインになっており、さらにダークメタリックになっています。
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画像引用:【MAZDA】CX-5|クロスオーバー SUV – マツダ(外部リンク)
内装デザインには本杢などの豪華装備満載、フットイルミネーションも標準装備されるようですね。
シートベンチレーションは、この特別仕様車のみ。

そんなCX-5ですが、11月12日より発売開始です。
マツダの商品改良は凄いペースですねぇ。