2018年10月2日、マツダ株式会社は「電動化とコネクティビティの技術戦略」の発表会を行いました。その発表会で、次世代型マツダコネクトに関する情報が少しだけ出てきました。
mazdaconect
また「マツダコネクト」と呼ぶ車載カーナビゲーションシステムと情報端末、バックエンドのシステムは、次世代車からトヨタと共通化する。システムは3年間かけて共同開発したという。スカイアクティブ・テクノロジーに次ぐ技術を搭載する次世代車は、9月末に生産を開始しており、11月下旬の米国ロサンゼルスオートショーで初公開する。

日刊工業新聞の取材によると、情報は以下の通りです。
  • 次世代マツダコネクトは次世代車から搭載
  • カーナビ、情報端末、バックエンドシステムはトヨタと共同開発
  • システムは3年間かけて共同開発
  • 11月下旬のロサンゼルスオートショーで初公開
トヨタとの共同開発は前々から出ていた噂通りでした。
またシステムはもちろん、カーナビもトヨタの技術を使用しているとのこと。
そうなると、マツダコネクトv3Xで使用していたナビ(NNG社製)に戻ることはないのでしょう。次世代型カムリやカローラの車載システムやナビ機能を見ると少し期待できそうです。
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また、トヨタとのアライアンスを最大限に活用して開発したということで、以下のような技術も採用されるそうです。
  • 高度道路交通システム
  • 車両通信機
  • ブレーキ情報
  • ステアリング情報
  • 事故時の自動通報
  • 車両の遠隔操作
今現在、トヨタで利用されているコネクテッドサービスや最新の交通情報収集システムなど、嬉しい装備が満載ですね。これで他社とのコネクテッドサービスの遅れをとる心配はなさそうです。
次世代アクセラが一体どこまでの上記のサービスを提供するのかはわかりませんが、これはかなりレベルアップしたマツダコネクトの姿を見ることができそうです。
逆に、現行マツダコネクトはこれで本格的な終了しそうですね。
マツダとしては早くにサービス終了したいところでしょうが…。
何にせよ、11月のロサンゼルスオートショーが楽しみですね。