まもなく正式リリースされる「iOS 12」。
さまざまな機能追加されますが、今回気になっている改良点は「動作速度の向上」です。
そんなiOS 12 を試してみたいと思います。
ios12


私が所有しているiPad mini 2は、iOS 11になってからというもの動作が非常に遅いです。アプリの立ち上げやキーボードの反応、WEBページの閲覧などに支障をきたしていました。 なので、最近目覚まし時計として使用していましたが、iOS12という興味深い存在が現れました。
iOS 12の詳細についてはこちら
iOS 12 - Apple(日本)(外部リンク)

iOS 12の特徴である「旧モデルに対してのパフォーマンス向上」は、私のiPadにも恩恵がありそうです。正直、切り捨てられんじゃないかとヒヤヒヤしていました。
それではさっそく試してみましょう。

iOS 12の正式リリースは9月18日です。
この記事を執筆している時点では9月14日なので、今回はGM(ゴールデンマスター)版を使用します。開発中のバージョンの最終バージョンです。
つまりほぼ正式版といったところでしょうか。
このGM版を利用するには、「Apple Beta Software Program」に登録する必要があります。
Apple Beta Software Program(外部リンク)
登録にはApple IDが必要となりますが、費用は無料です。
ただし、こちらのプログラムは本来は開発者などが利用するものですので注意を。
バグなどが存在する可能性があり、常用している端末にはお勧めできません。
登録が完了したら、GM版をインストールしたい機種でログインして、「プロファイル」を手に入れましょう。
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プロファイルをインストールすれば、更新方法は従来と変わらないので楽です。
「一般」→「ソフトウェア・アップデート」に進むとiOS 12への更新を開始できます。
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※必ずバックアップをとってから更新しましょう。

いつもながら、数十分くらい放置しておくと更新完了。
さっそくバージョンを確認すると「iOS 12.0」の文字が。
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始めてGM版を入れてみたんですが、”GM”という表記はないんですね。
さて、さっそく色々と弄ってみたいと思います。
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HOME画面での大きな変化は、左上に日付が表示されていることです。
カレンダーアプリでも日付は確認できるんですが、常時表示されているのは便利。
他には、コントロールセンターへのアクセス方法が変更されていました。
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画面右上から中央へスライドさせるとコントロールセンターに切り替わります。
どうやら、iPhoneXの方法がiOS 12では採用されたそうです。
慣れるまでは違和感がありそうですが、仕方ありません。
さらにさらに、新しい機能「スクリーンタイム」が追加されています。
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 スクリーンタイムをONにすると、常時アプリやwebページなどの閲覧時間を監視してくれます。そして、上記画像のように情報を表示してくれる優れもの。子供の利用制限などにも使用できるそうなので、スマホ依存症気味な方にはうってつけなのかもしれません。
自分が何をどれくらい見てるのか客観的に知ることができるのはなかなか面白い。

他には、iOS 12にはAR技術を使用した「計測」などの新機能があるそうですが、私の所有しているiPad miniでは使用できませんでした。ジャイロなどが無いですから当たり前ですね…。
これは、正式リリース後にiphoneで試してみたいと思います。

肝心の「パフォーマンス向上」についてですが、かなり実感できると思います。
iOS 11では全体的にカクカクでしたが、ほぼすべてにおいてサクサク動き、キーボードの出し入れや文字入力時の遅延がなくなり快適。(アプリ起動時などは若干カクついたり遅かったりしますが...)
これは、今後iPad mini 2を使用していくうえでかなり大きいと思います。
このアップデートのお陰で目覚まし時計専用ではなく、本来の「タブレット」として使用することが出来そうです。
いやぁiOS 12ありがたい。
正式リリースが待ち遠しいです。