トヨタ自動車は。10月下旬に発売予定の新型レクサスESの一部車両に「デジタルアウターミラー」を採用することを明らかにしました。
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詳細は動画をご覧ください。

デジタルアウターミラー - YouTube(外部リンク)

従来の鏡を使用していたのを小型カメラに変更、車内には5インチのディスプレイを両端に設置しています。
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5インチディスプレイはAピラー付近に設置されています。
カメラにすることにより、従来の鏡で起こっていた「歪み」をなくすことが出来るそうです。
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また、従来型のミラーよりも小型化されたことにより、斜め前方の視認性も向上。
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夜間時や雨天などでも後方確認しやすくなり、またカメラの曇りなどを防ぐためにヒーターが設置されており視認性を確保しています。
また、カメラが故障した場合などは、車載通信機器で把握して修理などを促してくれるとか。
そんな「デジタルアウターミラー」は、上位機種のみオプションで装備可能です。

このようにトヨタの技術を惜しみなく利用した新しいチャレンジ。
まだまだ改良すべき点などはあるのかもしれませんが、このESで得た経験を基に改良を施していくんでしょうねぇ。さすがトヨタです。
ちなみにマツダでもこんな特許を取得しています。
次世代マツダ車の360°・ビュー・モニター?
マツダの最近の特許「電子ミラー装置」 
マツダも「電子サイドミラー」については研究を進めているようです。
マツダの特徴としては、サイドカメラの映像を出力する場所です。
理想としてはHUDで表示させたいという想いがあるようです。
はたしてマツダの電子サイドミラーはどの車種から対応するのでしょうか?
いまから楽しみです。