本日、発表された新型「SUZUKI Jimny (スズキ ジムニー)」。
かなりの前評判が良く、私自身もその評価には興味がありました。
せっかくなので、見学に行ってきました。
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新型ジムニーの詳細はこちら
【公式】ジムニー | スズキ(外部リンク)

新型ジムニープロモーションビデオ


ふらっとディーラーへ立ち寄って、見学させてほしいというお願いを快く承諾して頂きました。
スズキのディーラーに入るのって初めてです。
すぐに、見学させてもらえました。

まずは、見学。

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展示車兼試乗車は、軽自動車である「ジムニー」で、グレードは最上位である「XC」でした。
ボディカラーは「シフォンアイボリーメタリック」。
ジムニーをマジマジ見るのはこれが初めてで、自分が想像していたよりも車体が大きくて驚き。
デザインもカクカクしており、とてもカッコいい。
まるで、ジープのようですね。
こういうデザイン、大好きです。
変わったのではデザインだけでなく、装備面でも。
ナンバープレートの位置が変わったことによって、リアのバックカメラが取り付け可能に。
また最上位グレードでは、LEDヘッドランプ[ハイ/ロービーム、オートレベリング機構、LEDポジションランプ付]になりました。
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また営業さん曰く、「念願」のヘッドライトウォッシャーも装備されたそうです。
足回りも「16インチアルミホイール」となかなかおしゃれになっています。
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車高が高く、とってもワイルドですねぇ。
こういうのいいですねぇ、たまらん。
また、足元はこんな感じ。
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牽引フック?がありますね。
フロントガラスは、ハスラーのように垂直に近い形になっています。
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ジムニーは、サポカーS〈ワイド〉に対応しているため、フロントガラスの上部には「デュエルセンサーブレーキサポート」用の単眼カメラとレーザーレーダーが装備されていました。
自車速度約5~100 km/hで作動するそうです。ただし、約5~50km/h(歩行者の場合は約5~30 km/h未満)のみ衝突回避できる場合があり、それ以外は過信は禁物です。
この「デュエルセンサーブレーキサポート」が搭載されたことによって、
  • 道路標識認識機能
  • 車線逸脱警報機能
  • ふらつき警報機能
  • 先行車発進お知らせ機能
  • ハイビームアシスト
の先進安全機能が追加されました。
ルーフ部には、雨が降った際に窓ガラスに流れ落ちていかないように天井の周りをぐるっとレールが敷かれています。
その名も「ドリップレール」です・
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この隙間から雨水は流れていき、フロントガラスの隙間に落ちていくそうです。
こうすることによってドアの方に雨水が落ちてこないとか。
ほーこれはなかなか考えられています。
次に室内です。
スピードメーターなどもなかなかおしゃれ。
名前は「立方体メータークラスター」だそうです。
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左にタコメーター、右にスピードメーター、中央にマルチインフォメーションディスプレイを配置しています。とてもシンプルなデザインですが、視認性も良いですね。
マルチインフォメーションディスプレイには、基本的な情報の他にも「ドアの開閉」や「道路標識認識」なども表示されます。ジムニーにも先進装備がこんなにも…。
ステアリングは本革巻で触り心地が良いですが、チルトステアリングのみなのがちょっと残念。
ナビ画面はとても見やすい位置に配置されています。
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マツダコネクトのように、強制ナビではないのがスズキの良い所。
エアコンもフルオートエアコンで、ガンガンに効いていて涼しい…。
スイッチ類も程よい大きさで、押しにくいということはありませんでした。
シフトレバー周辺はこのようになっています。
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シフトレバーとハンドブレーキの間には、2WDと4WDを任意に切り替えることが出来る「トランスファーレバー」が設置されています。
助手席側はこんな感じ。
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絶壁型ですが、それほど圧迫感はありませんでした。
運転席のペダルレイアウトはいたって普通。
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アクセルペダルは、かなり左側にありました。
左側の壁がすこし斜めで、フットレストに左足を置くとちょっと狭いなぁと感じました。
これはロードスターと似ていました。
ラゲッジスペースは、リアシートを倒せば大容量の352L !
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これはなかなか広いですねぇ。
天井も高いので、色々な物を積み込むことができそうです。
ただし、写真のようにリアシートを畳むと前席との間に、かなりの隙間ができます。
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また、リアシートが平らにならずに斜めになっているのが少し気になりました。
車中泊は難しいかなあ?と思っていたら、以下のようにすれば大丈夫だとか。
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前席を後ろに倒すことで、ゆっくり休めるスペースが確保できます。
こんなシートアレンジがあるんですねぇ。
助手席だけ倒せば、長尺物も積載できるようです。

試乗

見学を終えると、試乗を勧められたのでお言葉に甘えました。
さっそく運転席に乗り込みます。
想像以上に、視界は良好でした。
発進の際も、アクセルを踏み込んでもまろやか。
軽自動車とは思えない乗り心地です。
個人的にジムニーは乗り心地がかなり固いのかな?と思っていましたが、乗用車とそれほど変わりがありませんでした。
エンジン音は少し変わった音がしますが、ほとんど気にならず。
試乗コースが、平面の道のみだったので、坂道などは体験できませんでした。
ちょっと試乗コースは短かったかなぁ。
それでも、いわゆる「普段使い」でも問題なさそうでした。
燃費は、WLTCモードで13.2~16.2 km/Lとそこまで燃費も悪くはありません。
ジムニーに燃費を求めるのはお門違いですが、個人的には「結構良いなぁ」と感じました。
軽自動車と先入観がかなりありましたが、実際に乗ってみると印象はかなり違います。
これは普通自動車版のジムニーシエラに乗ってみたいですねぇ。

営業さんと雑談(お値段や納期など)

試乗を終え、営業さんと雑談。
このジムニー、かなりの人気だそうですでに納期がノビノビになっているそうです。
下手すれば、年内納車が間に合わないとか。
特にジムニーシエラは生産量が少ないため、かなり厳しいそうですね。
ジムニー人気は本当にすごいですねぇ。
営業さんのおすすめは、オーバーフェンダーがかっこいい「ジムニーシエラ」だそうです。
確かにオーバーフェンダーは、かなりカッコいい。
排気量も余裕があり、どこへでも行けますね。
気になる金額ですが、ナビなどを含めたりすると以下のような感じに。
  • ジムニーは車両価格+約30万
  • ジムニーシエラは車両価格+約50万
を目安にしてほしいとのことです。

[2018/07/08追記]
セルフ見積もりをしてみました。
スズキ ジムニー(SUZUKI JIMNY)のお見積りをしてみました。
[[追記終わり] 

シエラは諸費用や維持費がかなりかかるのがネックだと営業さんは仰っていました。
話を聞くと、軽自動車ってかなり優遇されているんですねぇ。
確かに、トータルコストの面から見ると軽自動車の方がお得ですねぇ。
雑談を終えて、カタログとお土産を頂きました。
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お土産は、「新型ジムニープロモーションDVD」と「新型ジムニー360°ゴーグル」です。
ジムニーのプロモーションにかなり力を入れていますねぇ。
「新型ジムニープロモーションDVD」はこちら。
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youtubeなどの全盛期にこういったものはなかなか珍しいですね。
「新型ジムニー360°ゴーグル」は簡単に作成することができます。
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このゴーグルにスマートフォンを挟み込んで、特定の動画を再生すると立体感のある動画を鑑賞することが出来ます。動画内容は、新型ジムニーでひたすらオフロードコースを走行するというもの。
自分もああいったオフロードコースを運転してみたいなぁ。
新型ジムニー、かなり面白そうな車です。
欲しいかも。

≪2018/07/16追記≫
納期について色々と小耳にはさみました。
ジムニーで約半年、ジムニーシエラで約1年だそうです。
このままのペースで注文が入ると、最悪オーダーストップも検討されるかも、と。
メーカーは増産体制を構築しているらしいので、そのような最悪な事態にはならないとは思いますが…。
販売店によって、納期が異なる場合があるので正確な納期を知りたい方は直接販売店へ。
それにしても凄い人気ですね。