本当に久しぶりに、ディズニー熱が帰ってきました。
キッカケはPC内にある写真を漁っていると、ディズニーの写真が出てきたこと。
昔は年間パスポートを購入して、よく行ったものです。
せっかくディズニー熱が戻ってきたので、冷めないうち行ってみましょう。
3部作(前・中・後編)になっております。
まずは前編です。
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初めの頃、正直ディズニーは子供向けテーマパークだと思っていました。
ありきたりな遊園地に行って何が楽しいんだろうとも考えていました。
しかし大人になってから久しぶりに行ってみると、これまた非常に興味深い。
創り込まれた広大な敷地、ストーリー、そして巨大な組織を動かす運営方法。
娯楽としても、研究対象としても、はたまた営業の観点からみても勉強になるなぁと思いました。
そうして、ハマっていったディズニー。
数年前には、勢いでホテルミラコスタに一人で宿泊したりもしました。
以前の記事→一人でホテルミラコスタに宿泊してみた。
かなりの高額でしたが、大変有意義な時間を過ごせました。
しかし今回はそんなお金や時間はありませんので、日帰りで行くことに。
丁度、少しお値段が安くなる「首都圏ウィークディパス」というのがあったので購入。
こういう時、平日に行くことが出来るって本当に便利ですね。
今回の移動手段は、行きは電車のみで帰りはバス+電車です。
東京ディズニーリゾートから横浜駅行きのバスがあるんですよね。
一度使ってみたかったんです。
早速行ってみましょう。
ただディズニーシーに行くのでは、グダグダになるので一応、目的を定めます。
  • ディズニーシーの写真を改めて撮る。(RAW形式で)
  • 個人的お気に入りスポットを紹介できるように学ぶ。
  • ”ゆっくり”全体を歩き回る。
以上です。
久しぶりのシーなので、初心に返って楽しみたいですね。


05/30 08:50

出発。
通勤時間を避けるため、ちょっと遅めに出てみました。
お陰で東京まで座っていくことが出来ました。
いやぁラッキー。
そして、久しぶりに東京駅で京葉線に乗り換えを行いました。
遠い遠い…。
あんなに距離があったんですね…。
途中、外国人の男女が英語で喧嘩をしてました。
こんなところまできて、喧嘩は辛いですね…。
仲直りできるといいけども。
京葉線のホーム到着すると、すぐに電車が来て出発。
見る景色、全てが懐かしい。
昔、東京で働いていたので、あまり良い思い出ばかりではないですが…。
そんなこんなで舞浜駅に到着し、ディズニーシーへ徒歩で移動。
リゾートラインを使用するか迷いましたが、結果的に「徒歩」の方が早いんですよね。
お金もかからないので、一石二鳥です。

10:30

ディズニーシーに到着。
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ついに帰ってきました。
いやぁ本当に久しぶり。
今は「eチケット」というものがあり、スマートフォンが入場パスの代わりになります。
時代はどんどん進化していきますね。
「ディズニーシー・プラザ」を抜けて、「メディテレーニアンハーバー」へ向かいます。
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まだ、イースターの飾り付けが残っていました。
それではさっそく「メディテレーニアンハーバー」に到着。
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ディズニーシーの象徴である「プロメテウス火山」が見えてきました。
懐かしい…。

「プロメテウス火山よ、私は帰ってきたぞ…!」

周りを見渡すと、どうやらパレード開始時間が近づいているため、大勢の人が待機していました。
そうなると、ちょっと時間的に速いですが、まず初めに食事をすることに。
お気に入りのレストラン「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」へ。
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イタリアンな料理が食べたい方にお勧めなレストラン。
レストランにもちゃんとバックストーリーがあり「ザンビーニ家の3兄弟がここら辺一帯を開拓して、ワインやオリーブオイルなどの生産をしており、ワイン倉庫を改良してこのレストランを開業した」という設定があります。
このお店は、ショーを観るのに良い立地なので混雑しそうですが、時間帯を間違えなければ非常に快適に過ごせる場所なので、個人的にとても好きな場所です。
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内装も非常に創り込まれており、アチコチにワイン樽が置いてあったり。
非常に凝ったデザインをしています。
ちなみにハーバー側のテラスは、ショーなどをみるのにうってつけの場所です。
2階の室内席の奥は、本当に人がいないのでお勧め。
裏路地側には外で食事できるスペースもあります。
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歩道に面していますが、裏路地なので人通りも少なく非常に落ち着ける場所です。
晴れた日などは、ここでのんびり過ごすのもいいですねぇ。
では次、料理について。
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ここで私が必ず食べるのが「シーフードドリア」です。
個人的にドリアが好きなので、毎回頼んでしまいます。
美味しいんですよねぇ。
こうした雰囲気の中、のんびりと食事できるのは幸せです。
ここで小説とかを読んでいたいですねぇ。
ドリアを堪能した後は、少し歩くことに。
「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」の裏路地は結構な穴場です。
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特に何があるわけではありませんが、無駄に創り込まれた街並みをみることができます。
海側の人混みに疲れた人なんかは、ここでよく休んでますね。
写真を撮るのにも、うってつけの場所です。
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メインストリートに戻り、対岸の「アメリカンウォーターフロント」エリアを眺めます。アトラクション「タワー・オブ・テラー」のホテルハイタワーがそびえたっています。
こちらのアトラクションについては後ほど。
まず、メディテレーニアンハーバー内の「フォートレス・エクスプロレーション」へ。
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『フォートレス・エクスプロレーション』の解説はこちら
【ディズニー】ゆっくりと楽しめるアトラクション「フォートレス・エクスプロレーション」
このアトラクションの解説はかなり長くなるので、記事を別にしました。
私はこのアトラクションが一番のお気に入りです。
個人的には一番、ディズニーシーのコンセプトにあっていると思っています。
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ようこそフォートレス・エクスプロレーションへ
冒険家や探検家が結成した学会、S.E.A.の使命は新しい知識の取得に
全力をつくすことである。
我々はS.E.A.の活動を広める場所として、
フォートレス・エクスプロレーションを創設した。
砦や港をくまなく探索し、我々の冒険や研究成果をその目で確かめてほしい。
知識の探求は永遠に終わらない。
この地へ足を踏み入れるたび、冒険やロマンス、発見や発明の新しい世界が、
諸君を待っているだろう。
引用元:"Welcome to Fortress Explorations"冊子冒頭

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こういった紋章のデザインなども非常に凝っていますよね。
フォートレス・エクスプロレーション内にあるアトラクション「ザ・レオナルド・チャレンジ」。
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このエリア内で、S.E.A.の会員である「レオナルド・ダヴィンチ」から出題される謎を解き明かすという自由探索型アトラクションです。
一度、イントロダクションを受けて地図を入手してしまえば、入退場は自由のため、非常に融通の利くアトラクションですね。また、待ち時間もほとんどありませんので最高です。
しかし、注意が必要なのが「ザ・レオナルド・チャレンジ」開始時刻が12時からなので、それ以前に行ってもまだ地図を入手できません。
それでも、エリア内には入ることができるので、探索だけでも可能です。
今回は私がチャレンジした地図は「赤色」でした。
この謎解きは、子供向けではありますが、大人でも楽しめる造りになっています。
他のアトラクションの空き時間にチャレンジできるお手軽さもありますね。
チャレンジをしつつ個人的お気に入りスポットを巡るため、初めに、「アルケミーラボラトリー」へ。
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この部屋では錬金術師が卑金属を金や銀に変える実験や基本元素から不老不死の妙薬を作り出す実験などを行っている。この試みは科学的知識の拡大に努めるS.E.A.Sの姿勢を示していると言えよう。
引用元:フォートレス・エクスプロレーション内の説明版より
この錬金術師の部屋はとてもお気に入りです。
とてもこじんまりしておりますが、ずっとここに居たくなります。
写真手前にある台は「ザ・レオナルド・チャレンジ」で使用する台になっています。
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小物なども本当によく創り込まれており、流れている音楽もさらに雰囲気を醸し出します。
さらにウロボロスの環が書かれた紙が張り付けられており、素晴らしい。
また、この錬金術師の部屋の外から見る景色も素晴らしいんです。
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メディテレーニアンハーバーの「ホテルミラコスタ」側が良く見えます。
なので、ショーを見ることが出来るために穴場スポットとなっています。
ちなみにこの「ホテル・ミラコスタ」。
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S.E.A.会員が宿泊していたそうで、会員数が増えるほど部屋が足りなくなり増築を繰り返した結果、今の統一性のない色合いになっていったそうです。
こんなところにも、バックストーリーが存在するんですよね。
次に訪れたのが、「チェインバー・オブ・プラネット」。
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中はプラネタリウムになっており、中央部に設置してあるハンドルを使用して惑星を動かすことが出来ます。壮大な音楽も相まって非常に幻想的な光景を味わうことが出来ます。
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ここに来るために、ディズニーシーに来たというのも過言ではありません。
本当に、行ったことない人には一度は行ってもらいたい場所です。
ここにいるだけで、宇宙のロマンを感じることが出来ます。
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天井のプラネタリウムの他にも壁面や正面なども拘っています。
ただ無意味なものではなく、ひとつひとつに意味があるんです。
ここには何時間でもいられますねぇ。
ただ、ここ冷暖房が効いておらず、夏になると非常に暑いんですよ…。
これからの時期は長時間いるのはつらいかもしれません。
次に訪れたのが「ナビゲーションセンター」です。
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この部屋では、小さなガリオン船を操作して冒険することができます。
1回100円と有料です。
ただミニチュア船を操作するだけ?と思うかもしれませんが、違います。
この船が浮いているプールは、なんと全天候型なんです。
雨が降ったり、夜になったりと様々な表情を見せてくれます。
ここもプラネタリウムと同じように何時間でもいることが出来ます。
特に天井の模様は必見です。
美しい…。
さて、次はガリオン船「ルネサンス号」です。
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フォートレス・エクスプロレーションの埠頭に停泊している船です。
この「ルネサンス号」、ただの飾りでなく乗り込むことも可能です。
また、この船は本当に創り込まれています。
大航海時代の復元船といってもいいのかもしれません。
船内も非常に創り込まれており、大人が見学しても楽しめます。
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こういった様々な小物などが雰囲気を醸し出してくれます。
また音にも拘っており、船が軋む音なども発生させているんですよね。
気分は大航海時代です。
また、船内や要塞内には大砲が設置されており、上部にあるヒモを引っ張りと撃つこともできます。
(実際には、音と煙が出るだけですが…)
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極稀にスカがでる場合があるんですよね。
こういった遊び心はたまりません。
他にも色々と探索ができるので、ぜひ楽しんでもらいたいですね。
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まだまだ沢山の設置物があるんですが、ここでは紹介しきれないので別の記事で紹介したいと思います。
次は、「ロストリバーデルタ」に移動。
フォートレス・エクスプロレーションの次にお気に入りスポットです。
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クリスタルスカルの魔宮が見えてくるとちょっとワクワクします。
ポートディスカバリー側の橋からロストリバーデルタに向かう際には、複葉機を見ることが出来ます。
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この複葉機は、インディジョーンズ博士がこの地に来るために乗ってきたという設定があります。
C-3POと書かれているのもニクイ演出です。
1880年前半、ハリケーンの襲来によってジャングルに覆われていたこの地域が姿を現したそうです。
そのジャングル内にそびえたつ謎の遺跡、その調査にインディ博士がこの地へ降り立ちます。
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遺跡はご覧の通り、調査中のため所々に工事中のような感じなっています。
アトラクション「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」は、この発掘調査中の遺跡内を観光するというバックストーリーなんですよね。
遺跡内部には様々な異質なものを見ることが出来ます。
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髑髏やらと色々と。
これもじっくり見ると面白いんです。
さらに奥へ進むと、インディ博士の研究室を見ることが出来ます。
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これは、ファストパス列ではみることができないので、Qラインの特権ですね。
ここも非常に創り込まれているんです。
雑学を挟むと長くなってしまうので割愛しますが、ネットで調べてみるとたくさん出てきます。
ちなみにこの遺跡調査については、遺跡の隣にあるレストラン「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」内のラジオでも一部聞くことが出来ます。
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このレストランも意外と空いていることが多いので、ゆっくりできる場所でもあります。
そしてなにより、私のお気に入りはこの骸骨さんです。
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なぜかコインを投げられている不思議な骸骨さん。
本当はコインを投げてはいけないはずですが、なぜここまで…。
そんなに人気者なんですかね?
とりあえず、このエリアに来たら、アトラクション「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」へ行きましょう。このアトラクションは「シングルライダー」に対応しています。
そう、一人ディズニーの心強い味方なんです。
さらに、シングルライダーを使用すれば待ち時間が殆どなく体験できます。(繁忙期除く)
お気軽に楽しく体験できる貴重なアトラクションです。
また、同エリア内にある「レイジングスピリッツ」もシングルライダーに対応していますが、結構待ち時間があります。
乗れる人数が限られているため仕方ありませんね。
なので、時間があまりない方にはお勧めできません。
そんな時はインディを2回くらい連続で乗った方が、満足できるはずです。
インディジョーンズを乗って、満足した後は「アラビアンコースト」へ移動です。

次回→一人で行く!ディズニーシーの旅(中編)