先日行った旅行(うどんを求めて、四国旅行)で使用したホンダ フィットをせっかくなのでレビューしたいと思います。ついでにマツダ車とも比較していきたいと思います。
IMG_9516
IMG_9553
お借りしたフィットの詳細は以下の通り。
型式:DBA-GK3
エンジン:1.3Lガソリンエンジン
2013年に発売されたフィットです。

外装について

現在のフィットは商品改良されて外装も変わっています。
キャプチャ
今回のフィットよりもいかついデザインになっていますね。
お借りしたフィットも結構商品改良をされているんですが、このフィットがどのフィットなのかさっぱり…。マツダ車以外は全くの無知なので見当もつきません。
外装の特徴といえば、この卵型のボディですね。
そのおかげでコンパクトカーでありながら、とても広い室内と多くの積載性を兼ね備えています。
また燃費にも関係しているらしく、優れた燃費性能を有しています。
個人的にはあまりこのデザインは好きではありませんが、逆にデザインさえ気にならなければ文句なしのコストパフォーマンスですね。
IMG_9627
ドア開閉にはボタンとtouch式が両方搭載されています。
ドアを開けるにはトヨタ車と同じようにドアノブを触るだけ、そしてドアを閉めるときは灰色のボタンを押すと施錠されます。
マツダ車に慣れている私には、非常にややこしいシステムでした…。
ついつい癖でドアを開けるときにボタンを押して閉まって施錠をしてしまいます。
また、カギ穴がドアノブと別の所にあるのでデザイン性がちょっと。
こういったところはマツダ車って拘ってますよねぇ。
次にライトです。
IMG_9571
IMG_9572
グレードが13Gのどれなのかわかりませんが、白色の光を照射します。(LED?HID?)

内装について

先ほど述べた通り、非常に広い車内で快適です。
後部座席もマツダのデミオと比べると、非常にゆとりがあり実用的です。
IMG_9644
180弱の私でもゆったりと座れる空間です。
また、後部座席を倒すと平面になるので車中泊などにもうってつけ。
IMG_9646
この広さ、積載性は「コンパクトカーが欲しいけど、荷物も積みたい!人乗せたい!」という要望を持つお客さんには非常に受けがいいと思います。
私も正直欲しいなと思いました。
やはり『実用的』なんですよね。
ただ後部座席でちょっとがっかりしたのがこの部分。
IMG_9645
シートベルトが天井にあります。
これがバックミラーをみると結構目立つんですよね。
ブラブラしており、意外と気にしてしまいます。
これさえなければ完璧なんですけどねぇ。
次に運転席のメーター部について。
IMG_9555
IMG_9573
中央に速度計があり、左側にタコメーター、右側にマルチディスプレイが配置されています。
この配置は、マツダと同じで非常に見やすくて大好きです。
また全体的に文字や表示が大きいので視認性が高くてGOOD。
ただ速度計のメモリ部分が光沢のあるブラックを使用しており、光の反射で見にくくてなるのでそこはあまりよろしくありませんでした。
マルチディスプレイもたくさんの情報を表示出来て、デミオよりも快適でした。
マツダ車との違いとして、面白かったのがライトの切替です。
IMG_9642
OFFの次に車幅灯→AUTO→前照灯という順番になっています。
個人的には結構嬉しい配置ですね。
車幅灯だけを点灯させたい時があるので、これだと自分の思い通りにできます。
次にナビ周辺について。
IMG_9635
ナビはCLARIONの外付けナビが搭載されていました。
案内自体は優秀で問題ありませんでしたが、操作がタッチパネルがなかなか。
やはりコマンダーコントロールというのは非常に優秀ですね。
ナビ問題と同様に、エアコンパネルもタッチパネル式になっており操作性に疑問を持ちました。
やはり、こういった部分は「操作してる」という感覚が非常に重要になってきます。
信号待ちなどや短い時間での操作をする際に、確実に行うにはタッチパネルはあまりに不向きです。こういったところは未来感を出すよりも操作性を優先した方がいいかもしれませんね。
IMG_9648
エアコンパネルの下は、電源やドリンクホルダーがあります。
ドリンクホルダーは少し底が浅いのが心配ですが、ペットボトルなどの大体の物は安定して入るので問題なし。
また、センターコンソール内にもうひとつ電源がありました。
IMG_9650
これは嬉しいですね。
最近は電化製品を扱うことが多くなっているので、電源を確保できる場所が増えるのはいいことです。コンソール内はとてもこじんまりしており、小物やタオルしか入りません。
そして、このセンターコンソールにちょっと不満がありました。
IMG_9647
写真ではわかりづらいんですが、低いんです。
肘を置こうとすると、体が助手席側に大きく寄ってしまうぐらい。
これはおそらく後部座席を倒すことによって生まれる平面に合わしていると思われますが、そんなことよりも運転するときの姿勢を優先してほしいですね。

乗り心地について

今回はこのフィットで646.2km走行しました。
割合は高速と下道で半々、下道は山道7割で市街地3割といった感じでしょうか。
率直の感想としては「1.3Lエンジンにしてはよく走るし燃費がいい」ですね。
アクセルを踏むと、ヌルっとした加速ですが走り出せばスイスイ進みます。
坂道でも登らないと行くともなく、不満がありませんでした。
デミオと比較すると、運転する楽しみというのがあまり体感できませんが、日常生活で使用するには必要十分の出力と乗り心地です。しいていうなら「移動手段」に最適ということでしょうか。
ただ、装備も豊富でマツダ車で言う「スリーターンシグナル」機能も搭載されていました。
この機能、地味に便利なんですよね。
また衝突軽減ブレーキやクルーズコントロールなども搭載されており、なかなか良いパッケージング。この価格帯でこれだけの装備がついていてくれるとありがたいですね。
平均燃費も21.9 km / Lと非常に優秀でした。
ハイブリッドだともっといい燃費になるんでしょうか?

総評

外装  :★☆☆☆☆
内装  :★★★★☆
機能  :★★★★☆
走行性能:★★★☆☆
総合  :★★★☆☆

マツダ車と比較
外装  :フィット <<< マツダ
内装  :フィット  < マツダ
機能  :フィット  ≧ マツダ
走行性能:フィット << マツダ
総合  :フィット  < マツダ

ホンダの主力車種だけあって良い車だと思います。
走って楽しいなどの娯楽性よりも「実用性」を突き詰めた車という印象が強く残りました。今回の商品改良前モデルなので、改良後モデルは走りも良くなっているそうなので期待です。そして何といっても室内空間がコンパクトカークラスでは圧倒的に使い勝手がいいですね。
営業車にトヨタのヴィッツを使用していた経験がありますが、すぐにでもフィットに変えたいと思いました。それだけ、多くの荷物を積むことが出来るのは素晴らしいです。
燃費もよく室内空間も良し、快適機能も一通り備えているので極めて「実用性」にあふれた車です。

最後に今回フィットに乗って思ったのは、「マツダとホンダの考え方は正反対」ということでした。
両者ともに、乗って楽しい車造りを目指していると思いますが、その目標に行きつくまでの過程というか考え方が全く違う気がします。
私個人的にはマツダの考え方と似ているんですが、ホンダ車を乗ってこういう考えがあってこういう乗り心地があるんだなぁと非常に勉強になりました。
決してどっちが悪いということではなく、どっちも面白くて奥深いですね。
これからのホンダ車にも期待したいですね。
今度はヴェゼル乗りたいなぁ。