HTB(北海道テレビ)で放送されていた伝説の深夜番組「水曜どうでしょう」での人気コーナー「四国八十八ヶ所完全参拝シリーズ」。
ずいぶんと遅いですが、今頃になって全てを視聴しました。
とても面白かったのですが、個人的に特に気になったのは「うどん」です。
一番の目的である「寺参り」よりも優先される「うどん」を、私も一度食べてみたいなぁと思い、四国に行ってまいりました。
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02/06(火)06:20
起床。
ちょうど出勤通学時間と重なってしまったので、電車内は混雑していました。
空港線も結構出社する人多いんですよね。ちょっと意外。
そんなこんなで、羽田空港国内線ターミナルへ到着。
さっそく搭乗ゲートの確認。
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珍しく座席が△になっていました。混んでるのかな?
確認した後は、保安検査場で検査を受けて搭乗待合フロアへ。
待合所の窓から富士山がみえました。
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ここからでもきれいに富士山が見れるもんですねぇ。
最近は寒さがきついので、その分空気が澄んでいるのかもしれません。
さて、今回もバスにて飛行機へ向かいます。
やはり地方都市はバスにて搭乗というのが多いですねぇ。
そして今回は結構混雑しており、ほぼ満席。
ビジネスマンが殆どでした。
飛行機に乗り込んで席に座っていると、隣のおじさんがキャスター付の固そうなバックを荷物置き場に入れようとしていました。なにか危なそうな手つきでしたが、案の定、荷物を落としてしまいました。
荷物は前の座席のヘッドレスト部分に落ちてギリギリ座っている人には当たりませんでした。
危なかった…。
客室乗務員の方々も周りもみなさんヒヤヒヤものでした。
あれ、本当に危ないですね。気を付けないと。
そんなこんながあって、やっと出発。
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朝の羽田空港ということだけあり、なかなか離陸できません。
飛行機も大渋滞を起こしてますねぇ。
何分か遅れましたが、無事離陸。
最近の飛行機は無料WiFiサービスを行っているので、機内でもインターネットを楽しめます。さらにカメラなどの電波を発しない電子機器に関しては常時使用可能になっていたんですね~知らなかった。
羽田空港から西日本へ向かうときは、富士山が見ることができるのが楽しみ。
飛行機は静岡県に差し掛かり、前方座席の人たちが騒がしくなってきました。
どうやら、富士山が見えてきたようです。
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おぉぉ美しい!
いつもは地上から見ている富士山ですが、上空から見下ろす形は新鮮ですねぇ。
写真などでは見かけますが、肉眼でみるのはまた格別です。
改めて富士山の大きさと美しさに気づかさせてくれます。
富士山に満足したので、着陸までお休みすることに。
そして無事、高知龍馬空港に到着しました。
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西日本上空が向かい風の影響で、意外と遅延が激しく焦り気味。
そう、今回の旅は諸事情によりあまり時間がありません。
少しの遅れが致命傷になりそうなので、急いでレンタカーの手配へ。
今回はオリックスレンタカーさんで車をレンタルしたんですが、高知龍馬空港にはオリックスレンタカーが2店舗あるという紛らわしさ。
初め、違う店舗で受付しようとしてしまいました…。
対応が???のな感じだったので怪しいと思ったんですよ…。
システムで調べてもらって、もう一つの店舗を案内してもらいました。
そして、さっそく受付です。
店舗は空港の近くにあるので、そこまで送迎車で移動。
移動中に高知の状況を聞いてみると、どうやら山間部は雪が積もっている模様…。
うわぁ今回スタッドレスタイヤなどの装備を付けてなかったから不安だなぁ。
でも、レンタカー屋さん曰く「もし積雪したら高速などは通行止めになるし積雪はごく一部だから大丈夫だよ。」らしいので信じることに。
店舗で受付を済ませて車両のもとへ。
今回の相棒は「ホンダ フィット」です。
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型式は「DBA-GK3」で1.3Lガソリンエンジン車です。
ナビの他に、衝突軽減ブレーキやクルーズコントロール(速度設定のみ)が搭載されていました。
マイナーチェンジ前のフィットですね。
詳しいレビューはこちら→HONDA FIT(フィット)レビュー
最近は、マツダ車やトヨタのヴィッツばかりだったので新鮮です。
しかし、飛行機遅延やレンタカー屋を間違えるなどしたので時間が無いので、あれこれを弄っている暇がないので早速出発です。
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目的地は「紫電改記念館」です。
途中、他の用事で色々と寄るところがありますが、そこは割愛。
「紫電改記念館」は四国に来たら絶対に行きたい場所でした。
ちょっと無理やりな予定になっていましたが、なんとか成し遂げて見せると意気込んで今回の旅に挑みました。高知→愛媛というのは高速道路もありますが、途中から下道のみになります。しかし、信号機のほとんどない山道なので、時間がかかるというわけではありませんでしたが、高知&愛媛の方々の運転の荒さに驚きました…。
信号無視や逆走などなど目の前でびっくりするような光景が繰り広げられました…。いやーなかなか修羅の国ですね。事故りそうで怖い…。
そんな緊張の連続でしたが、順調に進んでいきます。
数時間走行して思ったのは、フィットはこれの前モデルには乗ったことあるんですが、全然違いますねぇ。乗り心地が良くなったし装備類も揃っていて日常の生活で使用する車としてはうってつけです。室内も広いですしね。

フィットを走らせること約3時間、目的地に到着。
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「紫電改記念館」は愛媛県南宇和郡愛南町の南レク内にあります。
 昭和53年11月、愛媛県南宇和郡城辺町久良湾の海底40mに原型のまま沈んでいるのが地元ダイバーによって発見され、翌年7月14日実に34年ぶりに引き揚げられました。
 紫電改はゼロ戦に代わる新鋭機として終戦間近に開発され、海軍のもっとも優れた戦闘機だったと言われています。現存する、日本で唯一機です。(南レクHPより引用)
日本で唯一「紫電改」を展示している貴重な施設です。
私は旧日本海軍の航空機で好きな機体の一つで、ネーミングセンスや搭乗員で有名な「菅野直」などが非常に気に入っています。死ぬ前に一度は、この目で見ておきたいと思ってました。
さっそく見学しましょう!
入口へ歩いていくと、かわいらしい乗り物を発見。
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ミニ紫電改ですね。
ちょっと乗ってみたいかも。
さて、記念館に入ってみましょう。
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ドアを開けるといきなり飛び込んでくる光景です。
これが、本物の紫電改…‼
この「紫電改記念館」はワンフロアで、中央に実機が展示されており、周りには資料や部品などが展示されていました。
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周りを見渡すと、見学者はどうやら私一人のようです。
これはじっくり見学できますね。
受付の方に一声かけてから、見学スタートです。
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展示されている紫電改は久良湾の海底から引き揚げられた機体で、修復はされているものの完全な姿ではありません。説明ビデオによると関係者から「引き上げ時の原型を保つ程度に修復してほしい」という要望があり、こうなったとか。
そのためプロペラが曲がっていたり所々に穴が開いていたりします。
それでも、海底にあった状態が結構良かったんですね。
紫電改の特徴と言ったら「自動空戦フラップ」です。
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自動空戦フラップ(じどうくうせんふらっぷ)とは太平洋戦争中に日本海軍の戦闘機用として開発された、空戦時に機体速度と機体荷重(G)に応じて自動展開されるフラップもしくはその制御システム全体のことである。加速度感知を水銀柱によって行う川西航空機で開発された方式のものと、空盒によっておこなう海軍航空技術廠が開発した方式のものがある。川西航空機が開発したものは水上戦闘機「強風」に初めて装備され、以降、局地戦闘機「紫電」「紫電改(紫電21型)」「陣風」「烈風」「震電」など海軍の単座戦闘機が同様の空戦フラップを実装、または装備が計画された。ただし、「烈風」は川西式の自動空戦フラップを装備して飛行実験中であったが、昭和20年7月27日の研究会において空技廠製「空盒式自動空戦フラップ」に変更することが決定されている。また、「震電」には装備が要求されたが、この要求はのちに取り下げられている。(Wikipediaより引用)

この自動空戦フラップで、若年パイロットが活躍する一助になったそうです。
それほど画期的なシステムだったんですねぇ。
優れた戦闘機と言われた「紫電改」ですが、「改」になるまでには険しい道のりがありました。こちらは調べてみると面白いです。
それでは、「紫電改」の写真をいくつかご覧下さい。
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紫電改の横には「ジュラルミン製湯たんぽ」が展示されていました。
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実際に持ってみると、重い…。
これを携帯するのはなかなか難儀ですねぇ。
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他には燃料タンクも展示されていました。
他には紫電改で有名な「2代目第343海軍航空隊(通称:剣部隊)」が配属された松山基地の模型も展示されていました。
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剣部隊といったら終戦間際の敗戦色が強い中活躍した有名な部隊です。
多数の有名パイロットが在籍していましたが、個人的には「菅野直」がとても好きです。
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彼の破天荒な性格とすさまじい戦果は一見の価値ありです。
また、非常に部下想いの優れた上司でもありますね。
他には艦上攻撃機「天山」のプロペラも展示されていました。
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時間を忘れて、ひたすら見学していました。
やはりいいですねぇ、勉強にもなるので非常に有意義な時間を過ごせます。
一通り見終わったので、記念館の外へ。
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外には紫電改の記念碑が鎮座していました。
また、この記念館は結構な高台にあって見晴らしも素晴らしい。
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ここから見える海は太平洋ですね。
横須賀からでも同じ海が見えますが、全く雰囲気が違います。
同じ海でも地域によって違うもんなんですねぇ。
この馬瀬山公園には「紫電改記念館」の他にも様々な施設があるようです。
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ゴーカートやプールなんてあるんですねぇ。
さらに頂上には、展望台の他に面白そうなものを発見。
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「宇和海展望タワー」という施設で、回転昇降式展望タワーなんだそうです。
なかなかの高さまで上がるようです。
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今日は風が非常に強く、ワイヤーが鉄塔に激しく当たっていました。
また平日ということもあり、お客さんはいないようで動いていませんでした。
私一人で乗るのも哀しいので、展望台で我慢。
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展望台からでも素晴らしい景色です。
この宇和海であの紫電改が発見されたんですねぇ。
四国は瀬戸内海という印象が強いので、新鮮です。
この海近辺で獲れるカツオが有名でしたっけ?
そんな適当な記憶を思い出しながら、景色を楽しみました。
さて、そろそろ時間なので出発です。
次の目的地は、いよいよ主目的である「うどん」を食べに行きます。
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高知県にある「いろりや」さんへ向かいます。
この「いろりや」さんは、ご存じ大泉洋さんが絶賛してたうどん屋さんです。
あのシリーズをみてなんとしても行ってみたいと思いました。
ホテルが高知市なので、ちょうど帰り道ですしね。
それでは向かいましょう。
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愛媛→高知の道は上記写真のような光景が続きます。
決して悪い意味ではないんですが、こういった光景こそが田舎だなぁと感じます。のどかで落ち着けますね。将来、こういった所でひっそりと暮らしたい。
と色々と感慨に浸って来た道を戻ること1時間ちょっと。
「いろりや」さんに到着。
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いやー楽しみ、さっそく中へ入ってみましょう。
店内に入ると店員さんに席を案内されますが、このお店の名前の通り「囲炉裏」があります。他にはテーブル席も用意されていますが、せっかく来たので「囲炉裏席」にしました。
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囲炉裏を囲んで食事をするなんて初めてなんで、ワクワクします。
この囲炉裏はインテリアで火がついているわけじゃないのかな?と勝手に考えていましたが、ちゃんとした本格的な囲炉裏で炭が赤く灯っていました。
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いやーいいですねぇ。
風情もあることながら、暖かい。
たまりません。
囲炉裏を楽しみつつ、メニューをみて何にしようか悩んだ結果、外が非常に寒かったので『鍋焼きうどん』を注文しました。
待つこと数分、「鍋焼きうどん」が運ばれてきました。
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うーん美味しそう…!
やはり寒い冬は、暖かいうどんに限ります。
さっそく食してみると、やっぱりおいしい。
四国のうどんは、固すぎず柔らかすぎずのモチモチした食感を楽しめます。
また味付けもサッパリしており食べやすく、ネギなどの野菜類も単独美味しい!
もう無言で食べ続けてしまいました。
いやー来てよかった。
一瞬のうちに食べ終えてしまい、もう一杯うどんを注文しようかな?と思ってしまうほどでした。
食後少し休んだ後、お会計をする際に店員さんに意を決して「水曜どうでしょう」について聞いてみました。
すると、店員さんが笑顔で様々なことを説明してくれました。
どうやら「水曜どうでしょう」ファンが今でも全国から大勢来店しているそうです。
お店には2013年に大泉さんたちが来店したときの写真とサインが飾ってありました。
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放送から結構な年月が経っていますが、いまでも人気は衰えていないんですねぇ。
店員さん曰く、「大泉さんは本当に良い人なんですよ。優しくて人当りもよくて」と褒めちぎっていました。確かに大泉さんって不思議な魅力がありますよね。
私もその魅力に惹かれた人間の一人なので、よくわかります。
色々話を聞いて満足して、店員さんにお礼を言って退店。
さーてホテルに向かいますか!と思ってナビをいじっている最中に、ふとあることを思い出しました。
『大泉さんの数珠の忘れ物はどうなったのか?』
そう、四国八十八参りの道中に大泉さん一行がいろりやさんで食事した際に、魔よけ?の数珠を置いてきてしまった出来事がありました。その後、大泉さん達は恐ろしい出来事が…(詳しくはDVDで)
放送では結局、数珠を取りに行かずに終了していましたが、その後数珠を取りに戻ったのか気になります。一回お店を出てしまったので迷いましたが、どうしても気になったのでもう一度聞きに行くことにしました。
お店に戻って経緯を説明すると、店員さんが笑顔で教えてくれました。

・あの後、数珠に気づいた店員さんがレジ前に数珠を置いておいた。
・しばらくするとスタッフが取りに来て、無事北海道へ。

どうやら無事に数珠は戻っていったようですね。
よかったよかった。
ちなみに数珠が置いてあった場所がこちら。
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※撮影許可済
この場所に掛けてあったそうです。
この後、もう少し「水曜どうでしょう」の裏話を聞かせてもらいました。
いやー最高に楽しいひと時でした。
うどんも美味しい、店員さんは親切、水どうの聖地という最高のお店「いろりや」さん。
高知に来た際は、絶対にまた来たいですね。
今度こそお礼を言ってお店を出ます。
さてホテルへ向かいます。
向かう道中、海沿いを走る場所があるんですが、ちょうど夕暮れ時だったので撮影。
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とても広い砂浜で驚きました。
神奈川ではあまりこういった広い砂浜を見かけませんからね。
そして、朝夕の空が青→橙に染まっていく色合いがとても気に入っています。
世界は美しい。
さて、ホテルに向かいます。
フィットを走らせること2時間弱、高知市内に到着。
市内には路面電車が走っているんですねぇ。
広島、長崎と最近行くところに路面電車がある気がします。
そして、「ザ クラウンパレス新阪急高知」さんに到着。
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ホテル到着時の走行距離が「306.8 km」でした。
なかなか走りましたねぇ。
それにしてもこんだけ走っても燃費がいいですね。
流石フィット。
フィットを駐車場に入れて、ホテルでチェックイン。
さっそく部屋に入ります。
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こちらのホテルは結婚式場が併設されているシティホテルということもあり、とってもお部屋がきれい。また広々しており快適です。
普段はビジネスホテルにしか泊まらないので、たまにはこういうホテルもいいですね。
そしてなによりこういう所の朝食が楽しみです。
とりあえず、荷物を整理してシャワーを浴びてベットでゆっくりすることに。
しかし今日の運転の疲れからいつの間にか寝てしまっていました。
明日は、本格的に「うどん」を求めて香川県へ向かいます。

次回はこちら↓
うどんを求めて、四国旅行(2日目)