前回→青森旅行リターンズ 1日目②(八甲田山行軍遭難資料館&青森市街編)
青森旅行も2日目に突入。
今回は青森から弘前まで電車で移動し、時間ある限り弘前を観光していきたいと思います。

青森旅行も2日目に突入。
今回は青森から弘前まで電車で移動し、時間ある限り弘前を観光していきたいと思います。

01/23(火)6:00頃
起床。
青森の朝は寒いです。
ただホテルなので暖房が贅沢に使えるのが最高です。
そして恒例の朝シャワータイム。
やっぱり気持ちいい。
シャワーを済ませて、着替えながらTVのニュースチェック。
昨日は関東地方の大雪だったので、その話題で持ちきりでした。
帰りの飛行機を心配しましたが、どうやら通常運航のようです。
よかった。
荷造りも済んだので、朝ご飯を食べに会場へ。
ルートインの朝ご飯は美味しいですねぇ。
各地の名産を出してくれるのがありがたい。
今回もお腹いっぱいに食べた後は、部屋に戻って今日の予定を整理します。
弘前まで電車で行く予定ですが、調べてみると普通列車の他に特急列車も走っており、少し多くお金を払えば乗れそう。
せっかくなので、その特急電車「リゾートしらかみ」で弘前まで行くことに決定。
とりあえずチャックアウトして、切符を買いにJR青森駅へ。
朝のJR青森駅。
通勤通学の時間なので、大勢の人の姿が。
朝はどこも混んでますねぇ。


改札の電光掲示板に「リゾートしらかみ」の文字が。
この電車に乗る予定です。
とりあえず切符を購入しましょう。
自動券売機での買い方がよく分からず、みどりの窓口へ。

みどりの窓口はとても丁寧な接客で気持ちがよかった。
ああいうのは、本当に尊敬してしまう。
発車時間まで時間があるので、ちょっとだけ青森駅周辺をぶらぶら。
昨日の夜はよくわからない建物だった「ねぶたの家 ワ・ラッセ」

ここは青森ねぶたの保存伝承を目的とした博物館だったんですね。
劇場か何かだと思ってました。
青森ベイブリッジも、昨日とは違う雰囲気。

奥の方には「八甲田丸」の姿が見えます。
大きな船ですねぇ。

そりゃあ、車両など様々なものを輸送していたんですからね。
あー見学したかったなぁ。

八甲田丸の近くには「青函連絡船戦災の碑」がありました。
第2次世界大戦中、青函連絡船もその被害にあっていたんですね。
忘れてはいけない歴史の一つです。
そろそろ時間になったので、JR青森駅へ戻ります。
「リゾートしらかみ」が出発する3番ホームへ向かうとすでに列車の姿が。



おー特急列車という感じですねぇ。
私は電車の知識が全くありませんので、特徴などはよくわかりません。
ただわかるのは、「秋田まで行く」「スイッチバックをする」ということぐらい。
それでも弘前まで快適に過ごせそうです。
隣のホームでは普通列車がいました。

ちょっと広島駅に似てる気がする。
それではさっそく「リゾートしらかみ」に乗り込みましょう。

「リゾートしらかみ」は全席指定席。
座席も広々としており、大柄な私には快適。

足元がこんなに空いています。
ただ、空きすぎてて逆にテーブルとかが遠くなる…。
今回乗車した列車にはあまり人が乗ってきませんでした。
いやー空いてるっていいですね。
というわけで、出発の時間が。
弘前まで約30分の電車旅。
楽しみましょう。

「リゾートしらかみ」はJR青森駅を出発し、新青森駅に停車した後、弘前へ向かいます。
新青森を過ぎると、景色も建物群から自然の景色が多くなってきました。
運転席のすぐ後ろは共有スペースとなっており、座席はありません。
誰でも自由に見学することが可能なんですね。
さっそく写真を撮りたかったので、いってみることに。


列車先頭の風景はたまらないですね。
線路がどこまでも続くこの感じ、いつまでも見ていたい風景です。
しばらく楽しんだ後、他の方もゾロゾロと来たので退却。
自分の座席でくつろぎましょう。

列車は山間部を通り過ぎ、再び市街地へ入っていきました。
そろそろ弘前です。
いやーあっという間ですねぇ。
それでも電車旅はこのぐらいが丁度いいかも。
だんだん何もすることがなく、飽きてしまうんですよね。
だからクルマ旅をしてしまうんですが。

そんなこんなで、「弘前」に到着。


JR弘前駅もなかなか大きな駅ですねぇ。
そして綺麗。
青森駅よりも新しい気がします。
改札を出て、さっそく弘前城方面へ。


少し雪が降り始めてきました。
今日から東北が大荒れと天気予報で言っていたのでちょっと心配。
弘前城方面へバスで行こうと思ったんですが、ちょうど目の前で出発してしまいました。
仕方ないので、歩いていくことに。
地図で見る限り、そんなに遠くではないですし。
しかし歩いてるとホントに寒い。
横須賀の寒さとはレベルが違いますね。
今回は防寒グッズをしこたま持ってきたので平気でした。
以前、テレビ番組で大泉洋さんが「雪国出身の人は寒さに強いわけじゃない、寒さを我慢しないから平気なんですよ。」という言葉のおかげです。
寒さを我慢しない万全な防寒グッズ、これは本当に大切です。
ありがとう、大泉さん。
ひたすら歩き続けて10分くらい。
「青森銀行記念館」を発見。

明治12年に設立された国立銀行だったそうです。
ルネッサンス調の洋風建築で国の重要文化財に指定されています。

おしゃれな銀行だったんですね。
せっかくだから見学していこうと思いましたが、まさかの冬季休業。
残念。
外観だけ嘗め回すように見学させてもらいました。

手前で工事してて、工事車両などがあってインスタ映えする写真が撮れなかったのが残念。
さて、次に弘前城へ行きましょう。

看板をみかけて一安心。
とりあえず追手門へ。
歩道を歩いていると、弘前名物の桜の木を発見。

冬なので寂しいものですねぇ。
お堀の水も凍っています。

追手門に向かう途中、赤い屋根の気になる建物を発見。
あ、これは例のスターバックスだ!
弘前に行ったら絶対行きたかったところです。
弘前駅から歩いて疲れていたんで、弘前城に行く前に休憩していくことにしましょう。
スターバックスに向かう途中、青森らしいポストもありました。

赤いポストに赤いリンゴはよく似合いますねぇ。
そして、「スターバックス弘前公園店」に到着。


この「スターバックス弘前公園前店」は、登録有形文化財なんです。
1917年に旧日本陸軍師団長の官舎として建設された木造の建物を店舗として利用しています。
この和洋折衷のデザインがとても特徴的ですね。
こんなお洒落なスターバックスはなかなかお目にかかることはできません。
さあ、早く休憩しましょう。

店内に入ると、これまたおしゃれ。
とてもこじんまりとしていますが、モダンで落ち着いた雰囲気。
思わず、ジロジロとみてしまいます。




コーヒーを飲みながら休憩しましょう。
せっかくなので、窓際の席で雪景色を楽しみながら。
自分にはこんなにおしゃれな雰囲気は似合いませんが、いいですねぇ。
ドラマや映画の中でしか味わえないような贅沢なひと時を味わえます。
至高な時間を満喫。
さて、そろそろ出発しないと。
正直、ここでずっと過ごしてもいいかな?なんて思ってしまいましtが、せっかく弘前に来たのでいろいろとみて回らないと。
名残惜しいですが、弘前城へ。
外は降雪が増してきています。
追手門をくぐり、弘前公園内へ。


雪が降っていると、とても幻想的な写真を撮影することができます。
めちゃくちゃ寒いですが。
さすがに出歩く人はほとんどいないため、あたりはシンと静まり返っています。

お堀の池も天然のスケート場に。
さらに歩いていくと天守閣が見えてきました。

思った以上にこじんまり。



見学できるのかなぁ?と入口へ行ってみると、「冬季休業」
冬の青森はどこもやっていないんですねぇ。
でも外観がみれたので満足です。

入口は固く閉ざされていました。
天守閣付近からの景色はこんな感じ。


曇っているために遠くが見えませんが、晴れていると岩手山が見えるそうです。

天守閣近くの広場には誰かが作った雪だるまが。
結構大きいですね。
私も作りたいなぁ。
他には遠くの方に謎の物体が大量に生産されていました。

あれは小さいカマクラでしょうか?
もしそうだったら、夜にでもライトアップとかしたら綺麗でしょうねぇ。
さて、弘前城の見学も済んだので次は弘前の「趣のある建物」見学と行きましょう。
弘前にはお寺なども多いですが、教会も有名らしいです。
教会って結構好きなので、見学しに行くことに。
私はキリスト教信者というわけではないですが、あの協会独特の雰囲気がいいですよね。
非現実感を味わえます。
弘前公園を抜けて、ひたすら歩きます。

公園の至ると所に、こういったものを発見。
植物を雪から守るためのものですね。
途中、学校でスキーの練習をしている姿を発見。

学校のグラウンドにこんなものがあるんですね。
さすが雪国の学校だ。

他にはNHKも発見。
当たり前ですが、どこにでもありますよね。
しばらく歩き続け、「弘前教会」に到着。


こちらもなかなか歴史あふれる建物です。
内部を見学したい!

扉は閉ざされており、どうやら見学はできない様子…。
あれ?弘前にきてほとんど中に入れていない気がする。
ちょっと気分が落ち込みながら、隣にある石碑を見学。

歩くのも寒さの影響でキツくなってきましたが、もう一軒だけ教会に行ってみることに。
歩くこと数十分…。
「弘前カトリック教会教会堂」に到着。


ここも歴史ある教会です。
ネットで調べたときは見学自由と書いてあったので、早速行ってみましょう。

扉の前に行くと「見学自由」の文字が!
あぁ…神よ、ありがとう。
そう思いながら、木造の扉を開けて中へ。
中に入ると靴を脱ぐスペースがあり、さらに扉があります。
そしてその扉を開けると、美しい光景がありました。





語彙力がないので、この素晴らしさを表現するのが難しいです。
神々しいというか芸術ですねこれは。
私はキリスト教の幼稚園を卒園していますので、祈り方を断片的に覚えていましたのでお祈り。
神社やお寺と違ったこの雰囲気、大好きです。
さらに教会といったらステンドグラスですね。



このステンドグラスには「神の人間への救いの歴史」が描かれているそうです。
正直よくわかりませんが、見ていて楽しいですね。
入口の扉の上には水墨画風の絵が飾ってあります。


蛇を踏んづけている女の人。
これには一体どんな意味があるのでしょうか…?
側面にはさまざまな絵が飾られています。

まるで、RPGの謎解き部屋ですね。
正しい順番に並べると、隠し扉が開きそう。
他には懺悔室もありました。

最近の懺悔部屋は予約制なんですね。
私も懺悔したい。
一通りの見学を終えて、次の目的地へ。
いやー教会はいいですね、心が洗われます。
次に向かったのが、「旧東奥義塾外人教師館」




寒いので、さっそく入りましょう。
ここは青森県初の私学校東奥義塾の外国人宣教師が住んだ家なんだとか。
当時の暮らしぶりが再現されています。
1階は喫茶店、2階が展示スペースになっています。
さっそく2階の展示スペースへ。

2階は土足禁止でスリッパに履き替えていきます。
ギシギシいう階段が歴史を感じさせてくれます。








書斎、寝室、子供部屋など当時から豪華だったんですねぇ。
当時にしたら飛行機などで頻繁に来れるわけではなく、遠い異国の地に来たわけですから大変だったでしょう。それにしてもおしゃれ。
見学をしていると、お腹が空いてきました。
せっかくだし、1階の喫茶店で何か食べていくことに。

喫茶店もかなりおしゃれ。
こんな雰囲気なところで食べるのは、ディズニーシー以来かも。
せっかくなので、人気?メニューの「ミートライス」と「アップルパイ」を注文。



うーんお洒落。
もうお洒落というしかないぐらいオシャレです。
味はハヤシライスのような感じ。
とてもおいしかったです。
そして、次に食後のデザート、「アップルパイ」「コーヒー」です。


青森と言ったらアップルパイですからね。
食べないわけにはいきません。

生地もぱりぱり、リンゴの甘さも相まってスイーティな味わい。
コーヒーともよく合います。
モダンな雰囲気の中、お洒落な食べ物を食べる至福の時間。
ありがとうございました。
さて、そろそろ青森空港へ行くためのバスに乗るため、バスターミナルへ向かわないと。
その前に、目の前に趣のある建物のミニチュアが展示されているらしいのでちらっと見学。

木造の小屋の中にたくさんのミニチュアが。
ミニチュア自体の完成度は素晴らしいですが、如何せん鉄骨が邪魔で…。
なかなかいい写真が撮れず…。
さて、出発しないと。
弘前バスターミナルへ向けて歩き出します。
歩いている途中に、教会を発見。



「弘前昇天教会」だそうです。
名前に惹かれてきてしまいました。
昇天しちゃうんですかねぇ?
結構、趣のある建物なのでせっかくだから中を見学できるかな?と思い行ってみることへ。

この木造の扉から入るそうですが、カギがかかってました。
ココもダメか…残念。


面白そうな教会だったんですけどね。
そしてだんだん雪が強くなってきました。

これはヤバそうということで、早々にバスターミナルへ向かいます。
歩道などは雪がなかったんですが、ものの数分で一面が真っ白に。


雪国の降り方は違いますねぇ。
体も冷え冷え、歩き疲れたのもあったのでバスターミナルで休憩。
青森空港行きのバスが来たので、乗車。
いざ青森空港へ。
バスも通常運航で問題なく青森空港へ到着。


空港も積雪がすごい。

搭乗便を確認して待機です。
空港内は異様に中国人学生が多く、なにやら不穏な空気。
え、まさかこの団体と一緒の便?
うわーうるさそうで嫌だなぁと思ったら、案の定同じ便orz
1時間堪えないと…。
そして、搭乗便がやってきたました。

ありがとう青森、楽しかった。
こうして、青森空港を飛び立ちました。

飛行機は離陸すると、雲の上へ。
相変わらず、日本列島は雲に覆われていますね。

懸念していた学生達は、みんな眠りについていたため静かでした。
よかった。
私も眠ってしまい、気づくと飛行機は関東地方上空へ。

茨城か栃木周辺の空。
おぉ関東地方も雪が積もっていますねぇ。
帰りの電車遅れてないか心配。
そして飛行機は、あっという間に羽田空港へ。
こうして無事に青森旅行リターンズは終了しました。
☆まとめ
2度目の青森旅行でしたが、とても満足できる旅でした。
私自身が旅に慣れてきたということもありますが、自分が納得できる行動をとることができました。また、死ぬ前に一度は行ってみたかった八甲田・酸ヶ湯温泉に行くことができたのは嬉しかったです。酸ヶ湯温泉の泉質は、どこの温泉とも違うかなり特徴的でした。
”お湯”ではなくあれこそが”温泉”と、再認識させられましたね。
また八甲田山の景色も最高でした。
日常では味わえない絶景を見れたことは、一生の思い出です。
青森に行く前は、正直あまり良い印象も持っていませんでしたが、現在は180度変わりました。
素晴らしいところですね。
今度は冬以外の季節に行きたいですね。
特に弘前には…。
旅は本当に良いものです。
これだからやめられない。
☆費用
飛行機+宿泊代:¥20,900
レンタカー代:¥12,798
ガソリン代:¥1,143
バス代(弘前→青森空港):¥1,000
八甲田ロープウェー(往復):¥1,850
酸ヶ湯温泉入湯料:¥1,000
酸ヶ湯温泉ロッカー代:¥200
八甲田山雪中行軍遭難資料館:¥260
酸ヶ湯そば+おにぎり:¥650 +¥150
甘酒代:¥100
味噌バター牛乳ラーメン:¥830
コンビニ夜食:¥389
スターバックス:¥453
弘前昼食代:¥1,620
合計:¥43,343-
起床。
青森の朝は寒いです。
ただホテルなので暖房が贅沢に使えるのが最高です。
そして恒例の朝シャワータイム。
やっぱり気持ちいい。
シャワーを済ませて、着替えながらTVのニュースチェック。
昨日は関東地方の大雪だったので、その話題で持ちきりでした。
帰りの飛行機を心配しましたが、どうやら通常運航のようです。
よかった。
荷造りも済んだので、朝ご飯を食べに会場へ。
ルートインの朝ご飯は美味しいですねぇ。
各地の名産を出してくれるのがありがたい。
今回もお腹いっぱいに食べた後は、部屋に戻って今日の予定を整理します。
弘前まで電車で行く予定ですが、調べてみると普通列車の他に特急列車も走っており、少し多くお金を払えば乗れそう。
せっかくなので、その特急電車「リゾートしらかみ」で弘前まで行くことに決定。
とりあえずチャックアウトして、切符を買いにJR青森駅へ。

朝のJR青森駅。
通勤通学の時間なので、大勢の人の姿が。
朝はどこも混んでますねぇ。


改札の電光掲示板に「リゾートしらかみ」の文字が。
この電車に乗る予定です。
とりあえず切符を購入しましょう。
自動券売機での買い方がよく分からず、みどりの窓口へ。

みどりの窓口はとても丁寧な接客で気持ちがよかった。
ああいうのは、本当に尊敬してしまう。
発車時間まで時間があるので、ちょっとだけ青森駅周辺をぶらぶら。
昨日の夜はよくわからない建物だった「ねぶたの家 ワ・ラッセ」

ここは青森ねぶたの保存伝承を目的とした博物館だったんですね。
劇場か何かだと思ってました。
青森ベイブリッジも、昨日とは違う雰囲気。

奥の方には「八甲田丸」の姿が見えます。
大きな船ですねぇ。

そりゃあ、車両など様々なものを輸送していたんですからね。
あー見学したかったなぁ。

八甲田丸の近くには「青函連絡船戦災の碑」がありました。
第2次世界大戦中、青函連絡船もその被害にあっていたんですね。
忘れてはいけない歴史の一つです。
そろそろ時間になったので、JR青森駅へ戻ります。
「リゾートしらかみ」が出発する3番ホームへ向かうとすでに列車の姿が。



おー特急列車という感じですねぇ。
私は電車の知識が全くありませんので、特徴などはよくわかりません。
ただわかるのは、「秋田まで行く」「スイッチバックをする」ということぐらい。
それでも弘前まで快適に過ごせそうです。
隣のホームでは普通列車がいました。

ちょっと広島駅に似てる気がする。
それではさっそく「リゾートしらかみ」に乗り込みましょう。

「リゾートしらかみ」は全席指定席。
座席も広々としており、大柄な私には快適。

足元がこんなに空いています。
ただ、空きすぎてて逆にテーブルとかが遠くなる…。
今回乗車した列車にはあまり人が乗ってきませんでした。
いやー空いてるっていいですね。
というわけで、出発の時間が。
弘前まで約30分の電車旅。
楽しみましょう。

「リゾートしらかみ」はJR青森駅を出発し、新青森駅に停車した後、弘前へ向かいます。
新青森を過ぎると、景色も建物群から自然の景色が多くなってきました。
運転席のすぐ後ろは共有スペースとなっており、座席はありません。
誰でも自由に見学することが可能なんですね。
さっそく写真を撮りたかったので、いってみることに。


列車先頭の風景はたまらないですね。
線路がどこまでも続くこの感じ、いつまでも見ていたい風景です。
しばらく楽しんだ後、他の方もゾロゾロと来たので退却。
自分の座席でくつろぎましょう。

列車は山間部を通り過ぎ、再び市街地へ入っていきました。
そろそろ弘前です。
いやーあっという間ですねぇ。
それでも電車旅はこのぐらいが丁度いいかも。
だんだん何もすることがなく、飽きてしまうんですよね。
だからクルマ旅をしてしまうんですが。

そんなこんなで、「弘前」に到着。


JR弘前駅もなかなか大きな駅ですねぇ。
そして綺麗。
青森駅よりも新しい気がします。
改札を出て、さっそく弘前城方面へ。


少し雪が降り始めてきました。
今日から東北が大荒れと天気予報で言っていたのでちょっと心配。
弘前城方面へバスで行こうと思ったんですが、ちょうど目の前で出発してしまいました。
仕方ないので、歩いていくことに。
地図で見る限り、そんなに遠くではないですし。
しかし歩いてるとホントに寒い。
横須賀の寒さとはレベルが違いますね。
今回は防寒グッズをしこたま持ってきたので平気でした。
以前、テレビ番組で大泉洋さんが「雪国出身の人は寒さに強いわけじゃない、寒さを我慢しないから平気なんですよ。」という言葉のおかげです。
寒さを我慢しない万全な防寒グッズ、これは本当に大切です。
ありがとう、大泉さん。
ひたすら歩き続けて10分くらい。
「青森銀行記念館」を発見。

明治12年に設立された国立銀行だったそうです。
ルネッサンス調の洋風建築で国の重要文化財に指定されています。

おしゃれな銀行だったんですね。
せっかくだから見学していこうと思いましたが、まさかの冬季休業。
残念。
外観だけ嘗め回すように見学させてもらいました。

手前で工事してて、工事車両などがあってインスタ映えする写真が撮れなかったのが残念。
さて、次に弘前城へ行きましょう。

看板をみかけて一安心。
とりあえず追手門へ。
歩道を歩いていると、弘前名物の桜の木を発見。

冬なので寂しいものですねぇ。
お堀の水も凍っています。

追手門に向かう途中、赤い屋根の気になる建物を発見。
あ、これは例のスターバックスだ!
弘前に行ったら絶対行きたかったところです。
弘前駅から歩いて疲れていたんで、弘前城に行く前に休憩していくことにしましょう。
スターバックスに向かう途中、青森らしいポストもありました。

赤いポストに赤いリンゴはよく似合いますねぇ。
そして、「スターバックス弘前公園店」に到着。


この「スターバックス弘前公園前店」は、登録有形文化財なんです。
1917年に旧日本陸軍師団長の官舎として建設された木造の建物を店舗として利用しています。
この和洋折衷のデザインがとても特徴的ですね。
こんなお洒落なスターバックスはなかなかお目にかかることはできません。
さあ、早く休憩しましょう。

店内に入ると、これまたおしゃれ。
とてもこじんまりとしていますが、モダンで落ち着いた雰囲気。
思わず、ジロジロとみてしまいます。




コーヒーを飲みながら休憩しましょう。
せっかくなので、窓際の席で雪景色を楽しみながら。
自分にはこんなにおしゃれな雰囲気は似合いませんが、いいですねぇ。
ドラマや映画の中でしか味わえないような贅沢なひと時を味わえます。
至高な時間を満喫。
さて、そろそろ出発しないと。
正直、ここでずっと過ごしてもいいかな?なんて思ってしまいましtが、せっかく弘前に来たのでいろいろとみて回らないと。
名残惜しいですが、弘前城へ。
外は降雪が増してきています。
追手門をくぐり、弘前公園内へ。


雪が降っていると、とても幻想的な写真を撮影することができます。
めちゃくちゃ寒いですが。
さすがに出歩く人はほとんどいないため、あたりはシンと静まり返っています。

お堀の池も天然のスケート場に。
さらに歩いていくと天守閣が見えてきました。

思った以上にこじんまり。



見学できるのかなぁ?と入口へ行ってみると、「冬季休業」
冬の青森はどこもやっていないんですねぇ。
でも外観がみれたので満足です。

入口は固く閉ざされていました。
天守閣付近からの景色はこんな感じ。


曇っているために遠くが見えませんが、晴れていると岩手山が見えるそうです。

天守閣近くの広場には誰かが作った雪だるまが。
結構大きいですね。
私も作りたいなぁ。
他には遠くの方に謎の物体が大量に生産されていました。

あれは小さいカマクラでしょうか?
もしそうだったら、夜にでもライトアップとかしたら綺麗でしょうねぇ。
さて、弘前城の見学も済んだので次は弘前の「趣のある建物」見学と行きましょう。
弘前にはお寺なども多いですが、教会も有名らしいです。
教会って結構好きなので、見学しに行くことに。
私はキリスト教信者というわけではないですが、あの協会独特の雰囲気がいいですよね。
非現実感を味わえます。
弘前公園を抜けて、ひたすら歩きます。

公園の至ると所に、こういったものを発見。
植物を雪から守るためのものですね。
途中、学校でスキーの練習をしている姿を発見。

学校のグラウンドにこんなものがあるんですね。
さすが雪国の学校だ。

他にはNHKも発見。
当たり前ですが、どこにでもありますよね。
しばらく歩き続け、「弘前教会」に到着。


こちらもなかなか歴史あふれる建物です。
内部を見学したい!

扉は閉ざされており、どうやら見学はできない様子…。
あれ?弘前にきてほとんど中に入れていない気がする。
ちょっと気分が落ち込みながら、隣にある石碑を見学。

歩くのも寒さの影響でキツくなってきましたが、もう一軒だけ教会に行ってみることに。
歩くこと数十分…。
「弘前カトリック教会教会堂」に到着。


ここも歴史ある教会です。
ネットで調べたときは見学自由と書いてあったので、早速行ってみましょう。

扉の前に行くと「見学自由」の文字が!
あぁ…神よ、ありがとう。
そう思いながら、木造の扉を開けて中へ。
中に入ると靴を脱ぐスペースがあり、さらに扉があります。
そしてその扉を開けると、美しい光景がありました。





語彙力がないので、この素晴らしさを表現するのが難しいです。
神々しいというか芸術ですねこれは。
私はキリスト教の幼稚園を卒園していますので、祈り方を断片的に覚えていましたのでお祈り。
神社やお寺と違ったこの雰囲気、大好きです。
さらに教会といったらステンドグラスですね。



このステンドグラスには「神の人間への救いの歴史」が描かれているそうです。
正直よくわかりませんが、見ていて楽しいですね。
入口の扉の上には水墨画風の絵が飾ってあります。


蛇を踏んづけている女の人。
これには一体どんな意味があるのでしょうか…?
側面にはさまざまな絵が飾られています。

まるで、RPGの謎解き部屋ですね。
正しい順番に並べると、隠し扉が開きそう。
他には懺悔室もありました。

最近の懺悔部屋は予約制なんですね。
私も懺悔したい。
一通りの見学を終えて、次の目的地へ。
いやー教会はいいですね、心が洗われます。
次に向かったのが、「旧東奥義塾外人教師館」




寒いので、さっそく入りましょう。
ここは青森県初の私学校東奥義塾の外国人宣教師が住んだ家なんだとか。
当時の暮らしぶりが再現されています。
1階は喫茶店、2階が展示スペースになっています。
さっそく2階の展示スペースへ。

2階は土足禁止でスリッパに履き替えていきます。
ギシギシいう階段が歴史を感じさせてくれます。








書斎、寝室、子供部屋など当時から豪華だったんですねぇ。
当時にしたら飛行機などで頻繁に来れるわけではなく、遠い異国の地に来たわけですから大変だったでしょう。それにしてもおしゃれ。
見学をしていると、お腹が空いてきました。
せっかくだし、1階の喫茶店で何か食べていくことに。

喫茶店もかなりおしゃれ。
こんな雰囲気なところで食べるのは、ディズニーシー以来かも。
せっかくなので、人気?メニューの「ミートライス」と「アップルパイ」を注文。



うーんお洒落。
もうお洒落というしかないぐらいオシャレです。
味はハヤシライスのような感じ。
とてもおいしかったです。
そして、次に食後のデザート、「アップルパイ」「コーヒー」です。


青森と言ったらアップルパイですからね。
食べないわけにはいきません。

生地もぱりぱり、リンゴの甘さも相まってスイーティな味わい。
コーヒーともよく合います。
モダンな雰囲気の中、お洒落な食べ物を食べる至福の時間。
ありがとうございました。
さて、そろそろ青森空港へ行くためのバスに乗るため、バスターミナルへ向かわないと。
その前に、目の前に趣のある建物のミニチュアが展示されているらしいのでちらっと見学。

木造の小屋の中にたくさんのミニチュアが。
ミニチュア自体の完成度は素晴らしいですが、如何せん鉄骨が邪魔で…。
なかなかいい写真が撮れず…。
さて、出発しないと。
弘前バスターミナルへ向けて歩き出します。
歩いている途中に、教会を発見。



「弘前昇天教会」だそうです。
名前に惹かれてきてしまいました。
昇天しちゃうんですかねぇ?
結構、趣のある建物なのでせっかくだから中を見学できるかな?と思い行ってみることへ。

この木造の扉から入るそうですが、カギがかかってました。
ココもダメか…残念。


面白そうな教会だったんですけどね。
そしてだんだん雪が強くなってきました。

これはヤバそうということで、早々にバスターミナルへ向かいます。
歩道などは雪がなかったんですが、ものの数分で一面が真っ白に。


雪国の降り方は違いますねぇ。
体も冷え冷え、歩き疲れたのもあったのでバスターミナルで休憩。
青森空港行きのバスが来たので、乗車。
いざ青森空港へ。
バスも通常運航で問題なく青森空港へ到着。


空港も積雪がすごい。

搭乗便を確認して待機です。
空港内は異様に中国人学生が多く、なにやら不穏な空気。
え、まさかこの団体と一緒の便?
うわーうるさそうで嫌だなぁと思ったら、案の定同じ便orz
1時間堪えないと…。
そして、搭乗便がやってきたました。

ありがとう青森、楽しかった。
こうして、青森空港を飛び立ちました。

飛行機は離陸すると、雲の上へ。
相変わらず、日本列島は雲に覆われていますね。

懸念していた学生達は、みんな眠りについていたため静かでした。
よかった。
私も眠ってしまい、気づくと飛行機は関東地方上空へ。

茨城か栃木周辺の空。
おぉ関東地方も雪が積もっていますねぇ。
帰りの電車遅れてないか心配。
そして飛行機は、あっという間に羽田空港へ。
こうして無事に青森旅行リターンズは終了しました。
☆まとめ
2度目の青森旅行でしたが、とても満足できる旅でした。
私自身が旅に慣れてきたということもありますが、自分が納得できる行動をとることができました。また、死ぬ前に一度は行ってみたかった八甲田・酸ヶ湯温泉に行くことができたのは嬉しかったです。酸ヶ湯温泉の泉質は、どこの温泉とも違うかなり特徴的でした。
”お湯”ではなくあれこそが”温泉”と、再認識させられましたね。
また八甲田山の景色も最高でした。
日常では味わえない絶景を見れたことは、一生の思い出です。
青森に行く前は、正直あまり良い印象も持っていませんでしたが、現在は180度変わりました。
素晴らしいところですね。
今度は冬以外の季節に行きたいですね。
特に弘前には…。
旅は本当に良いものです。
これだからやめられない。
☆費用
飛行機+宿泊代:¥20,900
レンタカー代:¥12,798
ガソリン代:¥1,143
バス代(弘前→青森空港):¥1,000
八甲田ロープウェー(往復):¥1,850
酸ヶ湯温泉入湯料:¥1,000
酸ヶ湯温泉ロッカー代:¥200
八甲田山雪中行軍遭難資料館:¥260
酸ヶ湯そば+おにぎり:¥650 +¥150
甘酒代:¥100
味噌バター牛乳ラーメン:¥830
コンビニ夜食:¥389
スターバックス:¥453
弘前昼食代:¥1,620
合計:¥43,343-