季節は冬。
ちょっと時期が遅いですが、紅葉観たいし温泉入りたいしちょっとスリルも味わいたい。
そんな気持ちになったので、以前から気になっていた「寸又峡温泉」へ行ってみることにしました。

ちょっと時期が遅いですが、紅葉観たいし温泉入りたいしちょっとスリルも味わいたい。
そんな気持ちになったので、以前から気になっていた「寸又峡温泉」へ行ってみることにしました。

「寸又峡温泉」は、静岡県榛原郡河根本町にある温泉郷です。
地図でみてみると、この辺りにあります。

静岡県でも内陸部に位置しており、山々に囲まれた温泉郷です。
今回の目的である「温泉」やスリルを味わうためのアトラクション「夢の吊橋」の他に、大間ダムや大井川のきれいな水と紅葉を楽しむこともできます。
グーグルマップ先生によると横須賀からだと、大体3時間半くらい。
今回は東名高速の厚木IC→静岡SAスマートIC区間を利用、そのあとは下道で移動です。
それではさっそく出発です。
12/04 02:40
闇夜に紛れて出発です。
なぜこんな真夜中に出かけるのかというと、理由は2つです。
”高速道路の深夜割引を使用したかった”のと、”誰もいない吊り橋に行ってみたかった”です。
それに夕方までにはちょっと横須賀に戻りたかったというのありますが…。
家を出ると、スーパームーンが明るく輝いています。
ホント明るい。
アクセラに乗り込みマツダコネクトナビをセットしたんですが、まったく頓珍漢なルート設定。
マツコネナビはスマートICに対応していませんでしたっけ?
ルート編集からでも変更できず、仕方がないのでガン無視で行きましょう。

こんな時間に出かけるのは久々です。
誰もいない道路を想像したんですが、意外と車や人をみかけました。
こんな夜にも人知れず誰かが働いているんですねぇ。
そんな事を考えながら走っていると、マツコネナビさんが突然「この先、渋滞があります。」と言い始めました。
え?こんなド深夜に渋滞!?
しかも、昼でも空いてるこの道が?
深夜なのかマツコネさんも寝ぼけているようです。
案の定、渋滞など存在せず道はガラガラ。
普段は1時間半かかる道も50分くらいで着いてしまいました。
あっという間に、厚木ICに到着です。
3時45分くらいにETCレーンを通過したので、深夜割引が発生。
なんと1,000円近く割引されるんですね。
いやーお得お得。
アクセラを名古屋方面へ走らせていきます。
深夜の東名高速は、トラックがかなり多く走っているんですね。
昼間とあまり変わらないんじゃないかってくらいです。
私はそのトラックに紛れながら、ゆっくりと走らせていきます。
飛ばすクルマとそうじゃないクルマの差が大きすぎて、ちょっとしたレースゲームみたいになってます。
私はなるべく関わらないようにしよ…。
順調に神奈川県を抜けて静岡県へ。
ちょっと眠くなってきたので、小休憩をはさみましょう。
最寄りの「駿河湾沼津SA」で休憩です。

深夜のサービスエリアって意外と人が多いんですね。びっくりしました。
トラックの運転手や車中泊している人で結構駐車場が埋まっています。
さらにサービスエリアの一部店舗は、営業していたりするんですねぇ。
眠らない国、日本ですね。
トイレを済ませて、クルマで休憩。

気温は2℃。
寒すぎて辛いです…。
車内に常備してある毛布に包まっていますが、寒い。
寝袋が欲しいですなぁ。
休憩が終わったので、出発です。
SAを出て走らせていくと、深夜なのに富士山が見えてきました。
今日はスーパームーンで月明かりがとても明るく、富士山の輪郭がぼやっと浮かび上がってました。
とても幻想的で思わず声が出てしまいました。
運転中なので、注視もできないし撮影ができませんでしたが、あの光景は忘れられません。
さらに進んでいくと、山々に霧が立ち込め、それを月明かりが照らしています。
こちらも魔女か狼男がでてきそうなファンタジー感あふれる雰囲気でした。
あー写真撮りたかった~。

順調にアクセラは走り続けて、静岡SAに到着です。
中間地点ですね。
ここからスマートICで降りて下道ですが、ここでもちょっと休憩です。
やはり睡魔には勝てません。
これから山道も走りますから、安心安全にいきましょう。
駐車場にとめて、毛布に包まり目を瞑ります。
少しでも睡眠時間を確保しないと…。
(意外だったのが、こんな時間にTwitterで反応が結構あったのには驚きました。)
…数十分後。
寒すぎて目が覚めました。
仕方ないので出発です。
スマートICの出口をでて、下道へ。
ここから以下のマップのように進んでいきます。

1時間にわたる山道です。
なかなかハードそうですね。
現在時刻は、5時半過ぎでまだまだ辺りは真っ暗です。
慎重に運転していきましょう。
序盤はまだ普通の道です。
ただ、意外とこの時間でも交通量が多い…。
静岡県民の朝は早いなぁ。
しばらく進んでいくと、あたりが少しずつ明るくなってきました。

そろそろ日の出ですね。
空の色が美しい。
ここからはノンストップです。
道もどんどん狭くなり、車一台がやっと通れるくらいの道を進んでいきます。
また木がうっそうと生い茂っており、道は真っ暗。
ハイビームにしてやっと道がわかるくらいです。
慎重に、冷静にアクセラを走らせます。
色んなところを走ったおかげで、こういう山道もだいぶ慣れたためすんなり。
慣れって怖い。
ただ、時たま対向車がくると焦りますね。
こんな時間なんですけど、結構来るのが怖い。
道はドンドン急勾配の坂道へとなっていきます。
途中、茶畑があったりと静岡らしいですね。

日が大分昇ってきました。
うわぁとっても綺麗…。
映画「君の名は。」に出てきたシーンみたいですねぇ。
ついでにここまで頑張っているアクセラも撮影。

道のりはまだまだ、頑張りましょう。
ここから先はまた林の中を走っていきます。
あれだけ明るくなったのに、林の中は真っ暗。
まるで天然のトンネルですねぇ。
坂を下ったり、橋を渡ったり、トンネルくぐったりと1時間…やっと到着です。

「寸又峡温泉郷」の駐車場にアクセラを停めました。
普段は無料駐車場らしいんですが、ハイシーズン中は有料(普通車¥500、バイク¥200)だそうです。
こんな早い時間なので、係員さんがいないので駐車料金を入れる箱にお金を入れときました。
これ、入れない人とかいそうですねぇ。
ここの人達は、ヒトの善意を信じてるんですねぇ。
駐車場で丁度いい感じの紅葉があったので、アクセラと一緒に撮影。




一度、こういう写真撮ってみたかったんですよ。
オリジナリティもなにもないですが、自分のアクセラで撮ることに意味があります。
イイ感じに写真を撮れたんで、本来の目的である「夢の吊り橋」へ行きましょう。

駐車場から「夢の吊り橋」まで30分くらい歩くそうです。
え…そんなに遠いの?
ここまで来たから仕方ありませんので、歩きだします。
駐車場付近は、温泉宿がちらほらありどこも静まり返ってます。
そりゃそうだ、まだ朝の7時ですからね。
人っ子一人いない道を歩いています。

途中、廃校?になった小学校の校舎を発見。
今では駐車場&レクリエーションルームになっているようです。
オシャレな改築ですねぇ。

寸又峡のオブジェを発見。

それにしても山々に囲まれてますねぇ。
どこをみても山。
一回でいいから、こういう所に住んでみたいです。
一回だけでいいですけどね。

「夢の吊り橋」入口に到着。
最初は閉まってる?と思いましたが、横に歩行者用の入り口がありました。
あーびっくりした。

この「夢の吊り橋」はかなり有名らしく、ハイシーズンの休日などはかなりの人が押し寄せるそうです。
某夢の国よろしく、〇時間待ちの看板がありました。(こんなところにも「いらすとや」が…)
凄い人気なんですねぇ。
今日は、平日&早朝ということもあり人影はありません。
入口を抜けると、一本道が延々と続いています。

道に白線が引いてありました。
これがもしかして順番待ちの待機列?
そうだったら、相当すごいんですねぇ。


日も大分高くなって、あたりを照らし始めています。
朝の山は、本当に気持ちいいですね。
たまらない。

何やら橋がありますね。
はじめはこれが夢の吊り橋かと思ったら、違うみたいです。
こちらの橋もいってみたかったんですが、行き方がわからず断念。
一本道を歩いていると、ちらほら終わりかけの紅葉の姿が。


鮮やかですねぇ。
季節はすっかり冬ですが、少しだけ秋を感じることができました。

ひたすら歩き続けること数十分。
やっと次なる看板を発見。
ここを降りていくと吊り橋に到着するようです。

下りていく最中にトロッコ電車?を発見しました。
これ、乗ってみたい。

下に降りていくと、大間ダムが見えてきました。
夢の吊り橋は、この大間ダム湖の上に架かっています。
階段を下りて道なりに進んでいくと、ついにその姿をみせました。

これが夢の吊り橋です。

近づけば近づくほど、え?これヤバそうという感じが伝わってきます。


吊り橋を渡れる定員は10名だそうです。
これは確かに順番待ちしそうですねぇ。


ご覧の通り、板2枚分の狭さです。
板1枚にちょうど片足乗せられる位ですので、人一人がやっと立てるんです。
見てるだけで、ちょっと怖いです…。
ですが、行くしかありません。
意を決して、一歩を踏み出します。
すごい揺れる…!
想像以上の揺れと手すりがなく細いワイヤーがあるだけなので、恐怖感マックスです。

自分の歩みで揺れを生み、戦々恐々としながら進んでいきます。
怖いんですが、左右の景色を見ると絶景でした。



吊り橋からみる大間ダムと山々は美しいですね。
この湖の美しい青とても幻想的です。
反対側をみると、もう一つの橋「飛龍橋」が少し見えます。

この夢の吊り橋を渡った後は、山道をひたすら歩いてあの飛龍橋を通って元来た道に戻るらしいです。
遠い…。
景色を堪能したので、橋を渡ります。
渡ってる一場面を動画で撮影してみました。
いや、本当に怖い。
なんとか渡り終えて次に進もうとおもったらまさかの通行止め。

せっかくハイキングを楽しもうと思ったんですけど・・・・。

仕方ないので、再び吊り橋を渡ります。
帰りは手すりを触らないで帰ろうと努力しましたが、恐怖に負けて触ってしまいました。
無念…。
若い頃の私なら恐らくできたと思いますが、年をとると恐怖を感じやすくなったためダメになりました。
歳をとりたくないですねぇ…。
さて、元来た道を歩いて戻ろうかと思ったんですが、せっかくなので「飛龍橋」へ行ってみることに。

飛龍橋へ向かう途中、夢の吊り橋がみえました。
カップルが渡ってたんですけど、とても簡単そうに渡ってました。
若いっていいなぁ。
クネクネ道をひたすらあるいていると、見えてきました飛龍橋。

こちらの橋は、吊り橋とかではなく車も通れる普通の橋です。


うん、普通の橋ですね。

下を覗くと、川が流れています。
川のせせらぎが心地よいです。
橋からの景色はこんな感じ。

空、山、川!
三拍子そろった素敵な風景ですね。
やっぱり山最高。
さて、これぐらいで見るものもなくなったので戻ります。
駐車場付近へもどるって案内板を見てみます。
せっかくなので、温泉に入っていきたいですねぇ。
どこか良いところないかなぁ?と探したんですが、大体営業時間は11時から。
現在時刻は9時。
2時間も待っている余裕はありません。
諦めかけたその時、案内板に「露天風呂」という文字を発見。
店名なども一切書いておらず、もしかしてほったらかし温泉的な奴でしょうか?
最後のチャンスとばかりに行ってみます。
駐車場付近から歩いて数分。
目的地に到着しました。

町営の露天風呂だそうです。
営業時間が9:30~で大人¥400で入れます。
これはラッキーということで、開店時間まで待つとしましょう。
…数分後。
管理人?のおじさんが現れました。
挨拶をして入れるか聞いてみたら、OK。
ということで全力で入りましょう。
チケットを購入して、早速中へ。
簡易な脱衣所があるだけで、すぐに露天風呂があります。
しかしこの露天風呂、すごいんです。
源泉かけ流しです。
しかも、ちょうどいい温度に設定してあるため暑すぎず冷たすぎず。
素晴らしい。
しかも我々が一番風呂なので貸し切り状態です。
温泉に入ると、肌がヌルヌルするというかなんというか皮膚が溶けていく感じ。
さらには体の芯までじんわりと暖かくなります。
いやぁ最高、来てよかった。
さっきまでの歩き疲れもどこかへ吹っ飛んでいきました。
さらには昨日から左手首が痛かったんですが、この温泉に入ったらあら不思議!治ってしまいました。
こんなこともあるもんなんですねぇ。
この温泉は本当に最高です。
出ては入り、入っては出てを繰り返して温泉を満喫。
次のお客さんも入ってきたことだし、退散することに。
出ていく時に、管理人のおじさんにお礼をいっておきました。
いいお風呂をありがとう。

駐車場に戻り掛け、二宮金次郎を見かけたのでパシャリ。
今は本当に珍しくなってしまいましたよね。
さて、寸又峡を堪能したんで帰りましょう。
クルマに乗ってナビをセット。
ここでもマツコさん、来た道と違う謎ルートを推奨。
仕方ないので、自分の記録を頼りに戻ることにしましょう。
…頼りない。
帰りの山道は時間がお昼前ということもあり、結構対向車が来て何度もバックする羽目に。
ここ、本当に交通量が多い…。

行きはまだ日が昇ってなかったので、あまりよく見えなかった茶畑。
これをみると静岡に来たって感じがしますね。
スルスルと山道を降りて行き、あっという間に静岡SAに到着。
せっかくなんで、静岡SAでご飯食べて行こうかと思ったら、スマートICからだとSAに寄れないんですね…。
残念。
気を取り直して、次の清水PAでお昼ご飯を食べることに。
お昼の時間ということもあり、駐車場はほぼ満車。

中に入るといきなり飛び込んできたのが…



なんとマツダのアクセラです。
こんなところで展示されているとは!
奇遇ですねぇ。

展示されている車両は、15SのLEDpkg&360°ビューモニター搭載車でした。
ディーゼルでプロアクティブじゃないのって珍しいですね。
15SだからADDとかついてないし。
ついでに、360°ビューモニターのフロントカメラを見てきましょう。


すんごい目立つ場所にありますね。
なんか外付け品みたいです。
さらに横から見ると大分はみ出てます。
これはうーんですね。
CX-8のように隠れているといいですねぇ。
アクセラはいいとして、お昼ご飯です。
ラーメンを食べましょう。

せっかくなんで、アクセラを眺めながら食事です。
イイですね、これ。
室内で座りながら愛車と同じ車を眺めながら食べる。
至福の時間です。
ご飯を食べ終え、出発。
この時間になってくると睡魔が襲ってきます。
なんとかこらえながら、駿河湾沼津SAへ。


駿河湾が綺麗ですねぇ。

2Fトイレ前にこんなのが展示されてました。
ここはラブライブを推してますねぇ。
前も何かイベントやっていたような?
眠気覚ましのお菓子を購入して再出発。
そして、何事もなく終了。
無事にアクセラとともに戻ってくることができました。
初めて寸又峡温泉に行きましたが、行って良かったです。
峠道も車の通りが少なければ、非常に楽しいですね。
ただ道幅がせまいので、5ナンバー(デミオ)でいくと楽しそうです。
今回はいけなかったもう一つの吊り橋も今度行った時は渡ってみたいですね。
[費用]
交通費:¥1,590
(内訳)
厚木IC→静岡SA ¥2,410(深夜割引適用)
静岡SA→厚木IC ¥3,440
マイレージポイントを4,260ポイント使用した。
温泉使用料:¥400
清水ラーメン:¥690
抹茶アイス:¥280
コーヒー:¥158
お菓子:¥130
洗車代;¥500
合計:¥3,748-
地図でみてみると、この辺りにあります。

静岡県でも内陸部に位置しており、山々に囲まれた温泉郷です。
今回の目的である「温泉」やスリルを味わうためのアトラクション「夢の吊橋」の他に、大間ダムや大井川のきれいな水と紅葉を楽しむこともできます。
グーグルマップ先生によると横須賀からだと、大体3時間半くらい。
今回は東名高速の厚木IC→静岡SAスマートIC区間を利用、そのあとは下道で移動です。
それではさっそく出発です。
12/04 02:40
闇夜に紛れて出発です。
なぜこんな真夜中に出かけるのかというと、理由は2つです。
”高速道路の深夜割引を使用したかった”のと、”誰もいない吊り橋に行ってみたかった”です。
それに夕方までにはちょっと横須賀に戻りたかったというのありますが…。
家を出ると、スーパームーンが明るく輝いています。
ホント明るい。
アクセラに乗り込みマツダコネクトナビをセットしたんですが、まったく頓珍漢なルート設定。
マツコネナビはスマートICに対応していませんでしたっけ?
ルート編集からでも変更できず、仕方がないのでガン無視で行きましょう。

こんな時間に出かけるのは久々です。
誰もいない道路を想像したんですが、意外と車や人をみかけました。
こんな夜にも人知れず誰かが働いているんですねぇ。
そんな事を考えながら走っていると、マツコネナビさんが突然「この先、渋滞があります。」と言い始めました。
え?こんなド深夜に渋滞!?
しかも、昼でも空いてるこの道が?
深夜なのかマツコネさんも寝ぼけているようです。
案の定、渋滞など存在せず道はガラガラ。
普段は1時間半かかる道も50分くらいで着いてしまいました。
あっという間に、厚木ICに到着です。
3時45分くらいにETCレーンを通過したので、深夜割引が発生。
なんと1,000円近く割引されるんですね。
いやーお得お得。
アクセラを名古屋方面へ走らせていきます。
深夜の東名高速は、トラックがかなり多く走っているんですね。
昼間とあまり変わらないんじゃないかってくらいです。
私はそのトラックに紛れながら、ゆっくりと走らせていきます。
飛ばすクルマとそうじゃないクルマの差が大きすぎて、ちょっとしたレースゲームみたいになってます。
私はなるべく関わらないようにしよ…。
順調に神奈川県を抜けて静岡県へ。
ちょっと眠くなってきたので、小休憩をはさみましょう。
最寄りの「駿河湾沼津SA」で休憩です。

深夜のサービスエリアって意外と人が多いんですね。びっくりしました。
トラックの運転手や車中泊している人で結構駐車場が埋まっています。
さらにサービスエリアの一部店舗は、営業していたりするんですねぇ。
眠らない国、日本ですね。
トイレを済ませて、クルマで休憩。

気温は2℃。
寒すぎて辛いです…。
車内に常備してある毛布に包まっていますが、寒い。
寝袋が欲しいですなぁ。
休憩が終わったので、出発です。
SAを出て走らせていくと、深夜なのに富士山が見えてきました。
今日はスーパームーンで月明かりがとても明るく、富士山の輪郭がぼやっと浮かび上がってました。
とても幻想的で思わず声が出てしまいました。
運転中なので、注視もできないし撮影ができませんでしたが、あの光景は忘れられません。
さらに進んでいくと、山々に霧が立ち込め、それを月明かりが照らしています。
こちらも魔女か狼男がでてきそうなファンタジー感あふれる雰囲気でした。
あー写真撮りたかった~。

順調にアクセラは走り続けて、静岡SAに到着です。
中間地点ですね。
ここからスマートICで降りて下道ですが、ここでもちょっと休憩です。
やはり睡魔には勝てません。
これから山道も走りますから、安心安全にいきましょう。
駐車場にとめて、毛布に包まり目を瞑ります。
少しでも睡眠時間を確保しないと…。
(意外だったのが、こんな時間にTwitterで反応が結構あったのには驚きました。)
…数十分後。
寒すぎて目が覚めました。
仕方ないので出発です。
スマートICの出口をでて、下道へ。
ここから以下のマップのように進んでいきます。

1時間にわたる山道です。
なかなかハードそうですね。
現在時刻は、5時半過ぎでまだまだ辺りは真っ暗です。
慎重に運転していきましょう。
序盤はまだ普通の道です。
ただ、意外とこの時間でも交通量が多い…。
静岡県民の朝は早いなぁ。
しばらく進んでいくと、あたりが少しずつ明るくなってきました。

そろそろ日の出ですね。
空の色が美しい。
ここからはノンストップです。
道もどんどん狭くなり、車一台がやっと通れるくらいの道を進んでいきます。
また木がうっそうと生い茂っており、道は真っ暗。
ハイビームにしてやっと道がわかるくらいです。
慎重に、冷静にアクセラを走らせます。
色んなところを走ったおかげで、こういう山道もだいぶ慣れたためすんなり。
慣れって怖い。
ただ、時たま対向車がくると焦りますね。
こんな時間なんですけど、結構来るのが怖い。
道はドンドン急勾配の坂道へとなっていきます。
途中、茶畑があったりと静岡らしいですね。

日が大分昇ってきました。
うわぁとっても綺麗…。
映画「君の名は。」に出てきたシーンみたいですねぇ。
ついでにここまで頑張っているアクセラも撮影。

道のりはまだまだ、頑張りましょう。
ここから先はまた林の中を走っていきます。
あれだけ明るくなったのに、林の中は真っ暗。
まるで天然のトンネルですねぇ。
坂を下ったり、橋を渡ったり、トンネルくぐったりと1時間…やっと到着です。

「寸又峡温泉郷」の駐車場にアクセラを停めました。
普段は無料駐車場らしいんですが、ハイシーズン中は有料(普通車¥500、バイク¥200)だそうです。
こんな早い時間なので、係員さんがいないので駐車料金を入れる箱にお金を入れときました。
これ、入れない人とかいそうですねぇ。
ここの人達は、ヒトの善意を信じてるんですねぇ。
駐車場で丁度いい感じの紅葉があったので、アクセラと一緒に撮影。




一度、こういう写真撮ってみたかったんですよ。
オリジナリティもなにもないですが、自分のアクセラで撮ることに意味があります。
イイ感じに写真を撮れたんで、本来の目的である「夢の吊り橋」へ行きましょう。

駐車場から「夢の吊り橋」まで30分くらい歩くそうです。
え…そんなに遠いの?
ここまで来たから仕方ありませんので、歩きだします。
駐車場付近は、温泉宿がちらほらありどこも静まり返ってます。
そりゃそうだ、まだ朝の7時ですからね。
人っ子一人いない道を歩いています。

途中、廃校?になった小学校の校舎を発見。
今では駐車場&レクリエーションルームになっているようです。
オシャレな改築ですねぇ。

寸又峡のオブジェを発見。

それにしても山々に囲まれてますねぇ。
どこをみても山。
一回でいいから、こういう所に住んでみたいです。
一回だけでいいですけどね。

「夢の吊り橋」入口に到着。
最初は閉まってる?と思いましたが、横に歩行者用の入り口がありました。
あーびっくりした。

この「夢の吊り橋」はかなり有名らしく、ハイシーズンの休日などはかなりの人が押し寄せるそうです。
某夢の国よろしく、〇時間待ちの看板がありました。(こんなところにも「いらすとや」が…)
凄い人気なんですねぇ。
今日は、平日&早朝ということもあり人影はありません。
入口を抜けると、一本道が延々と続いています。

道に白線が引いてありました。
これがもしかして順番待ちの待機列?
そうだったら、相当すごいんですねぇ。


日も大分高くなって、あたりを照らし始めています。
朝の山は、本当に気持ちいいですね。
たまらない。

何やら橋がありますね。
はじめはこれが夢の吊り橋かと思ったら、違うみたいです。
こちらの橋もいってみたかったんですが、行き方がわからず断念。
一本道を歩いていると、ちらほら終わりかけの紅葉の姿が。


鮮やかですねぇ。
季節はすっかり冬ですが、少しだけ秋を感じることができました。

ひたすら歩き続けること数十分。
やっと次なる看板を発見。
ここを降りていくと吊り橋に到着するようです。

下りていく最中にトロッコ電車?を発見しました。
これ、乗ってみたい。

下に降りていくと、大間ダムが見えてきました。
夢の吊り橋は、この大間ダム湖の上に架かっています。
階段を下りて道なりに進んでいくと、ついにその姿をみせました。

これが夢の吊り橋です。

近づけば近づくほど、え?これヤバそうという感じが伝わってきます。


吊り橋を渡れる定員は10名だそうです。
これは確かに順番待ちしそうですねぇ。


ご覧の通り、板2枚分の狭さです。
板1枚にちょうど片足乗せられる位ですので、人一人がやっと立てるんです。
見てるだけで、ちょっと怖いです…。
ですが、行くしかありません。
意を決して、一歩を踏み出します。
すごい揺れる…!
想像以上の揺れと手すりがなく細いワイヤーがあるだけなので、恐怖感マックスです。

自分の歩みで揺れを生み、戦々恐々としながら進んでいきます。
怖いんですが、左右の景色を見ると絶景でした。



吊り橋からみる大間ダムと山々は美しいですね。
この湖の美しい青とても幻想的です。
反対側をみると、もう一つの橋「飛龍橋」が少し見えます。

この夢の吊り橋を渡った後は、山道をひたすら歩いてあの飛龍橋を通って元来た道に戻るらしいです。
遠い…。
景色を堪能したので、橋を渡ります。
渡ってる一場面を動画で撮影してみました。
揺れがなかなか伝わらないと思いますが、結構揺れてます。K-hon@khonda_sdk
あっあっあ… https://t.co/fabuVBBk5y
2017/12/04 08:22:50
いや、本当に怖い。
なんとか渡り終えて次に進もうとおもったらまさかの通行止め。

せっかくハイキングを楽しもうと思ったんですけど・・・・。

仕方ないので、再び吊り橋を渡ります。
帰りは手すりを触らないで帰ろうと努力しましたが、恐怖に負けて触ってしまいました。
無念…。
若い頃の私なら恐らくできたと思いますが、年をとると恐怖を感じやすくなったためダメになりました。
歳をとりたくないですねぇ…。
さて、元来た道を歩いて戻ろうかと思ったんですが、せっかくなので「飛龍橋」へ行ってみることに。

飛龍橋へ向かう途中、夢の吊り橋がみえました。
カップルが渡ってたんですけど、とても簡単そうに渡ってました。
若いっていいなぁ。
クネクネ道をひたすらあるいていると、見えてきました飛龍橋。

こちらの橋は、吊り橋とかではなく車も通れる普通の橋です。


うん、普通の橋ですね。

下を覗くと、川が流れています。
川のせせらぎが心地よいです。
橋からの景色はこんな感じ。

空、山、川!
三拍子そろった素敵な風景ですね。
やっぱり山最高。
さて、これぐらいで見るものもなくなったので戻ります。
駐車場付近へもどるって案内板を見てみます。
せっかくなので、温泉に入っていきたいですねぇ。
どこか良いところないかなぁ?と探したんですが、大体営業時間は11時から。
現在時刻は9時。
2時間も待っている余裕はありません。
諦めかけたその時、案内板に「露天風呂」という文字を発見。
店名なども一切書いておらず、もしかしてほったらかし温泉的な奴でしょうか?
最後のチャンスとばかりに行ってみます。
駐車場付近から歩いて数分。
目的地に到着しました。

町営の露天風呂だそうです。
営業時間が9:30~で大人¥400で入れます。
これはラッキーということで、開店時間まで待つとしましょう。
…数分後。
管理人?のおじさんが現れました。
挨拶をして入れるか聞いてみたら、OK。
ということで全力で入りましょう。
チケットを購入して、早速中へ。
簡易な脱衣所があるだけで、すぐに露天風呂があります。
しかしこの露天風呂、すごいんです。
源泉かけ流しです。
しかも、ちょうどいい温度に設定してあるため暑すぎず冷たすぎず。
素晴らしい。
しかも我々が一番風呂なので貸し切り状態です。
温泉に入ると、肌がヌルヌルするというかなんというか皮膚が溶けていく感じ。
さらには体の芯までじんわりと暖かくなります。
いやぁ最高、来てよかった。
さっきまでの歩き疲れもどこかへ吹っ飛んでいきました。
さらには昨日から左手首が痛かったんですが、この温泉に入ったらあら不思議!治ってしまいました。
こんなこともあるもんなんですねぇ。
この温泉は本当に最高です。
出ては入り、入っては出てを繰り返して温泉を満喫。
次のお客さんも入ってきたことだし、退散することに。
出ていく時に、管理人のおじさんにお礼をいっておきました。
いいお風呂をありがとう。

駐車場に戻り掛け、二宮金次郎を見かけたのでパシャリ。
今は本当に珍しくなってしまいましたよね。
さて、寸又峡を堪能したんで帰りましょう。
クルマに乗ってナビをセット。
ここでもマツコさん、来た道と違う謎ルートを推奨。
仕方ないので、自分の記録を頼りに戻ることにしましょう。
…頼りない。
帰りの山道は時間がお昼前ということもあり、結構対向車が来て何度もバックする羽目に。
ここ、本当に交通量が多い…。

行きはまだ日が昇ってなかったので、あまりよく見えなかった茶畑。
これをみると静岡に来たって感じがしますね。
スルスルと山道を降りて行き、あっという間に静岡SAに到着。
せっかくなんで、静岡SAでご飯食べて行こうかと思ったら、スマートICからだとSAに寄れないんですね…。
残念。
気を取り直して、次の清水PAでお昼ご飯を食べることに。
お昼の時間ということもあり、駐車場はほぼ満車。

中に入るといきなり飛び込んできたのが…



なんとマツダのアクセラです。
こんなところで展示されているとは!
奇遇ですねぇ。

展示されている車両は、15SのLEDpkg&360°ビューモニター搭載車でした。
ディーゼルでプロアクティブじゃないのって珍しいですね。
15SだからADDとかついてないし。
ついでに、360°ビューモニターのフロントカメラを見てきましょう。


すんごい目立つ場所にありますね。
なんか外付け品みたいです。
さらに横から見ると大分はみ出てます。
これはうーんですね。
CX-8のように隠れているといいですねぇ。
アクセラはいいとして、お昼ご飯です。
ラーメンを食べましょう。

せっかくなんで、アクセラを眺めながら食事です。
イイですね、これ。
室内で座りながら愛車と同じ車を眺めながら食べる。
至福の時間です。
ご飯を食べ終え、出発。
この時間になってくると睡魔が襲ってきます。
なんとかこらえながら、駿河湾沼津SAへ。


駿河湾が綺麗ですねぇ。

2Fトイレ前にこんなのが展示されてました。
ここはラブライブを推してますねぇ。
前も何かイベントやっていたような?
眠気覚ましのお菓子を購入して再出発。
そして、何事もなく終了。
無事にアクセラとともに戻ってくることができました。
初めて寸又峡温泉に行きましたが、行って良かったです。
峠道も車の通りが少なければ、非常に楽しいですね。
ただ道幅がせまいので、5ナンバー(デミオ)でいくと楽しそうです。
今回はいけなかったもう一つの吊り橋も今度行った時は渡ってみたいですね。
[費用]
交通費:¥1,590
(内訳)
厚木IC→静岡SA ¥2,410(深夜割引適用)
静岡SA→厚木IC ¥3,440
マイレージポイントを4,260ポイント使用した。
温泉使用料:¥400
清水ラーメン:¥690
抹茶アイス:¥280
コーヒー:¥158
お菓子:¥130
洗車代;¥500
合計:¥3,748-
私の実家が静岡にありますので、帰省する際は新東名の静岡SAをいつも利用しています。
数年前に362号線を通るルートで寸又峡まで行きましたが、実家の5ナンバーのクルマでも道が狭いと感じたので、3ナンバーのアクセラだと結構厳しい場所もありますよね。