本編はこちら→デミオと行く!1泊2日青森旅行(大湊→大間→三沢編)

開館時間までちょっと早いけど、「北洋館」に到着。
意外なことに門が開いていました。
開館時間まで駐車させてもらいましょうか。
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ちょっと駐車場にクルマだけでも駐車させてもらおうと入ってみると、雪かきをしている方を発見。
おもむろに声を掛けられました。
雪かきの人「観光の方?」
私「そうです。開館までちょっと早いですよね?くるまだけd…」
雪かきの人「あーそれなら入っていいよ、今から開館するから!」
私「え?いいんでs」
雪かきの人「中は行って記帳簿に名前書いてくれれば中を勝手に見学OK!」
私「えっあ、ありがとうございます!」
というわけで、ラッキーなことに時間はまだまだ早いですが、すぐに見学できることに。
お礼をいって、早速見学することにしました。
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北洋館は、大湊地方隊の史料展示室で、広く一般に公開されております。
 展示室は、海軍・自衛隊室、歴史室に区分されており、明治35年の帝国海軍大湊水雷団開庁から現在までの、「北方の海上防衛」をテーマとした、貴重な史料約1000点を展示しております。
 使用している建物は、大正5年に海軍大湊要港部の水交支社(海軍士官の社交場)として建てられたもので、外装は釜臥山から採石された安山岩を用いた、当時としては珍しい洋風の由緒ある建物です。この建物は、昭和54年に日本建築学会から大正・昭和期の名建築620件の一つとして、全国2万件候補建築から選ばれております。
 この由緒ある建物と全国から集まった貴重な資料を将来まで保存し、日本のために日夜訓練に励んでいる海上自衛隊員が我が国の歴史を学び、先人の偉業をしのび、輝かしい伝統を継承することにより、一層立派な隊風を育成することを目的として昭和56年5月9日に開館しました。
防衛省ホームページより引用(外部リンク)

この施設の建物自体、歴史的な建造物で海軍の水交支社として使われていたそうです。
とってもモダンな造りで立派な建物です。
建物の向かいにも機雷やら錨やらと展示物がありました。2017-11-28-08-47-32
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この錨は「ねむろ」の錨だそうです。
雪かきの最中に来てしまったので、みえないだけで本来はしっかり雪かきされているはずです。
(早く来過ぎてすみませんorz)
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「北洋館」の文字が立派です。
さっそく中へ入っていきましょう。
まず初めに、記帳簿に記入します。
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記帳簿をみるかぎり、来訪者はほとんど来てない様子…。
ちょっと寂しい。
記帳を終えて、振り向くとさっそく展示物がゴロゴロ置いてあります。
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入口から私を興奮させる92式77ミリ機関銃が置いてありました。
他には海軍志願兵募集のポスターなどなど、これまた粋なものを飾ってくれます。
さらに奥へ進んでいくと、所狭しと展示物が置いてあり全て撮影自由でだそうです。
あまりに興奮してしまったため、全体写真を撮らなかったのが無念…。
凄まじい展示数に驚きを隠せませんでした。
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陸奥湾だけに戦艦「陸奥」が大湊入港時の写真が展示されていました。
戦艦「陸奥」は横須賀とも大変縁のある艦です。
最近では、陸奥の4番主砲がヴェルニー公園に展示されています。
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こちらは戦艦陸奥のアーマー取付ボルト。
あのヴィッカース社製らしいです。
他にも本当に様々な展示品があります。
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ご覧の通り旧海軍時代だけでなく、現在の海上自衛隊の貴重なものがたくさん展示されています。
宝の山ですねぇ。
他の資料館では見る事の出来ないものもたくさんありました。
こういった資料は、多くの遺族の方々から寄贈されたりしているそうです。
意外と残っているものなんですねぇ。
展示物で一番興味を持ったのが、こちら。
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この長い板は戦艦「三笠」のだそうです。
まさか三笠をこんなところで拝むことができるとは!
どこかの倉庫会社の方が保有してくださったそうです。
ありがたやありがたや。
さらにここでは、大湊基地の全貌を知ることができます。
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大湊基地は、北の海を護る最前線基地です。
日本の北側には危険な場所がいっぱいありますからねぇ…。
さらには自然との闘いにもなります。
護衛艦すら凍り付く厳しい環境の中で、海を護るというのは本当に頭が下がります。
この大湊基地には海自唯一のドライドックがあるそうです。
これは意外でした。
横須賀にあるドライドックは米軍が使用しているものですね。
大湊基地のドライドックはもちろん現在でも実際に使用しており、修理などを行っているそうです。
そのことを教えてくれたのは、北洋館を管理されている自衛官。
私が見学中に話しかけてきてくれました。
去年まで護衛艦「ゆうだち」に乗っていたそうで、来年には定年退職なんですって。
とても気さくな方で、付きっ切りで案内してもらっちゃいました。
密かに○○させてくれたり、サービス精神が凄まじい。
もう、興奮しっぱなしでした。
さらにこのお方は、機関科の人だそうで、田浦にある第2術科学校にいたことがあるそうです。
まさかの大湊で横須賀トークに花が咲きました。
しかも展示物のひとつひとつをつきっきりで解説してくれました。
いやーなんて最高な場所なんだ。
さらに、大湊基地に停泊している護衛艦の撮影スポットまで教えてもらいました。
もう至れり尽くせり。
大湊大好き。
ゆうだち大好き。
ひとしきり内部の見学が終わり、話しながら外へ。
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この北洋館の外壁で、出っ張っている部分は昔は煙突があったそうです。
今は暖房機器があるので必要ないので、ただの壁となっているそうです。
さらには、何気なく生えている木。
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昭和天皇が皇太子時代に御召艦「鹿島」に乗って、御手植された木だそうです。
こんなものもあるんですねぇ。
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さらに駐車場横には、殉職した海上自衛隊員のための慰霊碑が。
下北半島最高峰「釜臥山」を一望できる素晴らしい所に静かに鎮座してあります。
手を合わせて参拝しました。
日本の防衛の為にありがとうございます。
この慰霊碑は呉にある第1術科学校の御影石を敷石としてつくられたそうです。
こんなところにもこだわりを感じますねぇ。
こういうこだわりがとっても好きです。
そんな充実した時間を過ごしてきましたが、そろそろ出発の時間。
愛しい自衛官さんとお別れです。
深々とお礼をして感謝の意を伝えます。
本当にありがとうございました。
さて、出発です。
が、その前に教えてもらった護衛艦撮影スポットへ。
海上自衛隊大湊基地東門のすぐ近くです。
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大湊基地の内部が少しだけ見えます。
そして、お目当ての護衛艦が目の前に!
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155護衛艦「はまぎり」
103護衛艦「ゆうだち」
112護衛艦「まきなみ」
以上3隻が停泊していました。
写真では伝わりませんが、本当に目の前です。
さらに撮影場所が海面ギリギリなので、下から見る護衛艦の迫力に圧倒!
いやーこんな素晴らしい所で撮影できるなんて本当に感激です。
ひたすら写真を撮った後は、ずーっと見つめていました。
北洋館の自衛官さんに聞いた話ですが、護衛艦にも寒冷地仕様があるらしいですね。
手すりの部分とかはチェーンではなく、ビニール製のロープだとか。
船体の何パーセントかが凍結してしまうと沈んでしまうそうです。
本当に北国は厳しい環境ですねぇ。
改めて自然の恐ろしさを知りました。
護衛艦に満足したので、出発です。
ありがとう大湊、ありがとう元ゆうだち乗りの自衛官さん!

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