まず初めに向かった場所は「田谷の洞窟」
正式名称は、田谷山瑜伽洞（たやさんゆかどう）と言われています。
横浜市の登録地域文化財だそうです。
瑜伽洞は定泉寺内にあり、大昔からお坊さんの修行に使用されていたとか。
現在でも実際に修行に使用されているそうです。
内部には鎌倉時代に手彫りで掘られた仏などの彫刻が刻まれています。
洞窟好きな私にはたまらないスポットです。

寺内に入ると、とても静かです。
本堂があり、その横に洞窟に入るための受付があります。
まず本堂で参拝します。
そして受付で拝観志納料400円を払いました。
引き換えにパンフレットと小さな蝋燭がもらえます。
この蝋燭に火を灯して洞窟内を進んでいきます。

このように蝋燭をたてる台が置いてあるので、蝋燭を設置します。
種火は洞窟内入口付近にあるので、そこで火を灯します。
残念ながら洞窟内は撮影禁止の為、写真はありません。
洞窟内は真っ暗という訳ではなく、ちゃんとしたライトが要所要所にあるので安心して歩けます。
ただ天井が低かったり狭かったりするので、頭など体を打ちますので気を付けましょう。
肝心の内容ですが、素晴らしいの一言です。
至る所に仏様が彫られていたり、龍や鳳凰、干支や梵文字などを見ることができます。
まるで、ゲームの世界のダンジョンです。
確かにここで修行すれば、巫力があがりそうな気がします。
仏様達にはちゃんと名札が付けられており、どこの仏かが分かるようになっています。
四国八十八か所の仏様達もいました。
ここへ来れば、八十八か所と同じ効果があるんでしょうか？
他には、湧水がでているところがあり、この湧き水を右手の人差し指で受け、自分の悪い部分にあてるとたちまち治るそうです。
洞窟内探索は意外と長く、30分くらいかかりました。
どうやら入口でもらった蝋燭は、手元を照らす目的ではなく、火を消さないようにゆっくりと動作することが目的じゃないかなと思いました。
この蝋燭のおかげで、いかに自分が雑な動き方をしているのかというのが良くわかりました。

洞窟見学が終了すると、今度は本堂へ。
本堂内に、21回叩くと厄除ができる木魚を叩きに行くことに。
かなり大きな木魚で、音はドンドンと行った低い音でしたが叩きかいはありました。
どうか厄が払えますように・・・。
そして、仏様にもお参りして退散。
いやぁここは凄いスポットでした。
ありがたい、ありがたい。


帰りにお隣にあった御霊神社へ。
こちらも静かな場所にあり、良い所でした。
手を合わせてお参り。

続いて向かったのは、「王子神社」
何故ここに来たかというと、なんとなくです。
前に通りかかった時に、ちょっと気になったので来てみました。

周りは木々に囲まれており、雰囲気がとてもいいです。
車の騒音などが一切聞こえず、聞こえるのはセミと鳥の声だけ。
すばらしい。
とりあえず参拝して、周りを見学。

ちいさな祠がたくさんありました。
色々な神様が祭られていますね。

なんとなくそれっぽい写真を。
もっと色々写真を撮ろうかなと思っていたら、ハイキングの団体客が来て一気に騒がしく・・・。
仕方ないので、退散。
せっかくいい雰囲気だったのに。
近所にかっぱ寿司があるんですが、その駐車場に謎の建物が。

駐車場真ん中にポツンとある廃墟。
随分古い建物のようです。
窓も全開・・・。
なぜこれだけ壊されていないのか、不思議な場所です。