前回はこちら→アクセラと行く!西日本旅行4日目②[江田島編]

6/29 12:30頃
江田島 海上自衛隊第一術科学校を出発。
呉市街へ戻ります。
走行中、ふとマツダコネクトの気になっていたことを思い出しテストしてみました。
気になっていた点とは、「FM・TV受信感度」です。
横須賀では、山やトンネルが多いからかまともに使えないことが多いのです・・・。
江田島や呉ではどうでしょうか?
さっそく試します。
FM感度よし!
テレビ感度よし!
テレビに関しては、地デジ受信をしていました!!
なんと羨ましい・・・!
やはりマツダは広島の会社ですね。
そりゃここでテストしてれば、不良品とは言えませんね。
うーん複雑な気持ち。
マツコネテストに満足し、走っていると行きに気になったコンビニに立ち寄ることに。
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そのコンビニは、とっても見晴らしが良かったです。
記念にアクセラと一枚。
奥に見えるのが、江田島?です。
横須賀在住のアクセラこんなところにいるとは、感慨深い。
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コンビニ駐車場向かいには、木造の古い学校?のようなものがありました。
歴史を感じますね。

コンビニを出発して、これからの遠距離走行を踏まえて、そろそろ給油したい感じなってきました。
行きに見かけたガソリンスタンドが安かったので、そこで入れることに。
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給油時の総走行距離とAトリップです。
前回給油したのは旅行の前々日だったので、Aトリップがほぼ旅行中の走行距離です。
もう500kmも走っていたんですね。
しかし、まだまだこれからです。
こんな走行距離は準備運動に過ぎないのです。
ガソリンを満タンにして、再出発。
アクセラはすこぶる快調です。
途中、アレイからすこじまに寄って行きましたが、いずもはお出かけ中でした。
残念。

車を走らせること約40分。
「長迫公園(呉海軍墓地)」に到着です。
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この場所は、一度どうしても訪れてみたかった場所です。
ただ、面白そうだからという理由ではありません。
旧日本海軍の船は殆どが沈没し、多く方が亡くなれています。
今の日本があるのは、彼ら(船、ヒト)のおかげでもあります。
ここで一度、お礼をしたかったというのが一番の理由です。
このような墓地があるということも知りませんでした。
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墓地は艦ごと、もしくは艦隊ごとになって形成されています。
それぞれの墓には、在りし頃の艦の姿と亡くなった方々の名前が記されています。
とても厳粛な雰囲気です。
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また墓地はこのような高台にあり、呉を一望できます。
自分たちの守った街を見守りながら、静かに眠りについているんですね。
それでは、各艦のお墓を見てまいりましょう。
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戦艦「大和」
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軽巡「天龍」遭難死者紀念碑
巡洋艦「阿賀野」
特務艦「間宮」
軍艦「廣丙」
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戦艦「扶桑」
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重巡「鈴谷」
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駆逐艦「陽炎」
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呉鎮守府潜水艦戦没者之碑
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駆逐艦「初風」
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駆逐艦「白雪」
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駆逐艦「磯波」
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重巡「衣笠」
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空母「信濃」
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戦艦「日向」
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駆逐艦「綾波」
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第十五駆逐隊慰霊碑
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満州・上海事変戦死者之碑
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駆逐艦「島風」
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軽巡「矢矧
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軽巡「神通」
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重巡「青葉」
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重巡「加古」

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軽巡「鬼怒」
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駆逐艦「浜風」
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第十七駆逐隊之碑
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軽空母「隼鷹」
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重巡「熊野」
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工作艦「明石」
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駆逐艦「天津風」
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駆逐艦「叢雲」
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重巡「三隈」
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軽巡「球磨」
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軽巡「大井」

以上です。
時間が許す限り、手を合わせてきました。
周りきれない碑と写真に収められない碑がありましたが、ご了承ください。
こういった歴史は、人が大勢亡くなっている悲しい過去があります。
しかし現在では艦が擬人化され、萌え要素が追加され、人気を呼んでいます。
賛否両論あるかもしれませんが、個人的にはそれでもいいのではないかと思っています。
何より怖いのは、人々の記憶から忘れられる事です。
こうして何かをきっかけに知り、それを調べて思い出してくれるだけでも、
いなくなってしまった人達への弔いになるのではと、考えています。
何が正しいのかはわかりませんが・・・。
とあるゲームのセリフを思い出します。

いなくなってしまった人たちのこと、時々でいいから思い出してください。

とても深い言葉だと私は思っています。
また、墓地には小さな公園が隣接されています。
子供たちの楽しそうな声を聴いていると平和を実感します。

管理棟では、様々な資料が閲覧できます。
こちらの資料も大変貴重なものばかりで驚き。
当時の新聞のコピーや実際の本などがあります。
さらには艦の写真が飾られているので必見です。
また、探し人の一覧も。
戦後70年でも、まだ探している人がこんなにいるんですね。

置いてあった一枚の紙が気になりました。

「臼淵大尉の最後(戦艦大和の最後より)」
進歩ない者は決して勝てない
負けて目覚めることが最上の途だ
日本は進歩ということを軽んじすぎた
私的な潔癖や徳義にこだわって、真の進歩を忘れていた
敗れて目覚める
それ以外にどうして日本が救われるか
今目覚めずしていつ救われるか
俺たちはその先導となるのだ
日本の新生にさきがけて散る
まさに本望じゃないか
(原文のまま)

自分にはとてもこの言葉が響きました。
とても考えされる文章です。

そして時間が迫ってきたので、車に戻ります。
次の目的地は「出雲」です。

4日目③はこちら→アクセラと行く!西日本旅行 4日目③[広島→島根移動編]