今、最も話題になっている映画「この世界の片隅に」を鑑賞してきました。
初めは小規模の上映だったらしいですが、ネット上の口コミで広まり、大ヒットした異例の作品です。
ついに私が住む横須賀でも上映が決定したので、さっそくいってみました。
上映場所は、横須賀HUMAXCINEMAさん。
京浜急行汐入駅もしくはJR横須賀駅のそばにある、イオンモール内にあります。
すぐそばには、横須賀の観光名所の一つ、「ヴェルニー公園」や「軍港巡り」などがある、横須賀一の観光地ですね。
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 横須賀HUMAXCINEMEさんでは「この世界の片隅に」の特別展示がありました。
この一枚一枚見てるだけで、泣きそうです。
この映画のあらすじは、昭和19年に故郷の広島市江波から20km離れた呉に18歳で嫁いできた女性すずの戦争時の日常を描いた作品です。
戦争の戦闘描写や誰かが活躍する映画ではないんです。
これまた新鮮ですね。
さっそく感想を。
とにかく感動します。
号泣できる映画と違い、ジワーッと来る感動です。
心に染みわたって暖かくなりました。
呉に嫁いだすずさんは、弱音も吐くし、怒ったりもする至って普通の18歳です。
現代とは違い、恋愛結婚ではないので若い人はかなり違和感があることでしょう。
見知らぬ土地でほとんど知らない人々と生活して、家事や人間関係に奮闘してく。
正直すずさん、尊敬します。
また、当時の生活ぶりなどが勉強になりました。
ガスコンロもなく釜で調理し、水は井戸。
我々では経験できないシーンばかりです。
背景や町並みなども非常に緻密に描かれており魅入られました。
特に私が一番好きなシーンは瀬戸内海に浮かぶ軍艦を眺めるところ。
一度、肉眼で戦艦「大和」をあの高台から見てみたいものです。
この映画、意外にも軍艦や戦闘機などが多く出てきます。
空襲のシーンは見ていると辛いですが、戦闘機や焼夷弾などが緻密に描かれておりびっくり。
防空壕でのシーンもとても勉強になりました。
また、この映画は様々な人間模様も見どころです。
特に主役のすずさんだけでなく、周りの人間のストーリー性もあり楽しめます。
一番のお気に入りは、径子さん(義姉)ですね。
初めはすずさんにきつく当たりますが、様々の事に直面しそれを受け止めて乗り越えていく強さがジーンと来ました。
終戦後、米国の配給を二人で食べているシーンは最高に心が温まりました。
そして、玉音放送を聞いてすずさんが泣きながら怒るシーン。
私は、正直「戦争終わってよかったじゃん」と思ってしまいましたが、それは今を生きているからこその考えなんですね。
その当時を生きた人にとっては、全く違う。
あの激動の時代を生き抜いてきた人にしかわからないものですね。
自分の浅はかな考えが恥ずかしくなりました。
私たちが、偉そうに言える事ではないなと痛感。

この映画は、最高です。
とりあえず見てほしい作品。
1,800円以上の価値があります。
ただ、予備知識なしで観ると話が少し追いつけない場面がちらほらあります。
ぜひ、原作(漫画版)を一読ください。
もう一回感動できます。
モヤモヤしていた出来事も読めばすべてすっきり!
大満足の映画です!